「アクセス権限管理システム及び方法、アクセス権限情報管理装置、携帯電話機、情報提供装置、並びにプログラム」のライセンシングパートナーを募集します!
【発明の名称】アクセス権限管理システム及び方法、アクセス権限情報管理装置、携帯電話機、情報提供装置、並びに プログラム
【出願日】2002年4月17日
【出願番号】特願2002-115132
【公開番号】特許公開2003-308299
【出願人】フォーカスワン株式会社
【発明者】本田 季伸・鵜川太郎
【要約】
【課題】 非公式サイトにおいても公式サイトと実質的な差異が生じないように携帯電話機からのアクセス権限を管理する。
【解決手段】 携帯電話機7では、ソフト提供サイト2から提供された専用ソフトが動作しており、専用ソフト毎に付与されたIDがユーザ情報と共に認証局3に登録されている。この専用ソフトを用いてサービス提供サイト4(公式か非公式かを問わない)に会員登録する場合、専用ソフトの機能によりIDがサービス提供サイト4に送られる。サービス提供サイト4は、IDの認証を認証局3に依頼し、認証された場合に会員登録する。携帯電話機7から専用ソフトを用いてコードデータが要求された場合、サービス提供サイト4は、専用ソフトの機能により送られてくるIDにより真正な会員であると判断されれば、コードデータを送信する。ユーザは、携帯電話機7から店舗端末6にコードデータを出力させて、店舗でのサービスを受けることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作する携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置と、前記専用ソフトウェアの識別情報を認証する認証装置とを備え、前記携帯電話機、前記情報提供装置及び前記認証装置は、互いにネットワークを介して接続することが可能なアクセス権限管理システムであって、前記携帯電話機は、前記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報を通知して、前記ネットワークを介して前記情報提供装置に会員登録を要求する会員登録要求手段と、前記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報を通知して、前記ネットワークを介して前記会員登録要求手段からの要求に従って会員登録をした情報提供装置に、情報の提供を要求する情報提供要求手段と、前記情報提供要求手段からの要求に従って前記ネットワークを介して前記情報提供装置から送られてくる情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信装置が受信した情報を出力する情報出力手段とを備え、前記情報提供装置は、前記会員登録要求手段からの会員登録の要求を受信する会員登録要求受信手段と、前記会員登録要求受信手段が会員登録の要求と共に受信した識別情報と共に、該識別情報の認証を前記認証装置に要求する認証要求手段と、前記認証要求手段からの要求に対する前記認証装置による認証結果を受信する認証結果受信手段と、前記認証結果受信手段が認証された旨の認証結果を受け取った場合に、前記会員登録要求受信手段が受信した要求に応じた会員登録を、該要求と共に受信した識別情報と関連付けて行う会員登録手段と、前記情報提供要求手段からの情報提供の要求を受信する情報提供要求受信手段と、前記情報提供要求受信手段が情報提供の要求と共に受信した識別情報が、前記会員登録手段により登録されているかどうかを判別する会員登録判別手段と、前記会員登録判別手段が当該識別情報が登録されていると判別した場合に、前記情報提供の要求に基づく情報を前記ネットワークを介して要求元の携帯電話機に提供し、前記情報受信手段に受信させる情報提供手段とを備え、前記認証装置は、前記携帯電話機毎の専用ソフトウェアに結合された識別情報を登録した識別情報登録手段と、前記認証要求手段からの認証の要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情報が、前記識別情報登録手段に登録されているかどうかを判別する識別情報登録判別手段と、前記識別情報登録判別手段が当該識別情報が登録されていると判別した場合に、当該識別情報を認証する旨の認証結果を前記ネットワークを介して前記情報提供装置に送信し、前記認証結果受信手段に受信させる認証結果送信手段とを備えることを特徴とするアクセス権限管理システム。
【請求項2】前記認証装置は、前記携帯電話機からの要求により、当該携帯電話機上で動作する専用ソフトウェアに結合される識別情報を発行する識別情報発行手段をさらに備え、前記識別情報登録手段は、前記識別情報発行手段が発行した識別情報を登録したものであることを特徴とする請求項1に記載のアクセス権限管理システム。
【請求項3】店舗に設置され、前記ネットワークを介して前記情報提供装置に接続可能に構成された店舗端末装置をさらに備え、前記情報提供装置が提供する情報は、前記携帯電話機のユーザが前記店舗で受け得るサービスの内容に対応したコードデータであり、前記店舗端末装置は、前記情報出力手段から出力された情報としてのコードデータを入力する情報入力手段と、前記情報入力手段から入力されたコードデータを前記ネットワークを介して前記情報提供装置に送信するコードデータ送信手段と、前記コードデータ送信手段が送信したコードデータに対する前記情報提供装置からのサービス内容を受信するサービス内容受信手段と、前記サービス内容受信手段が受信したサービス内容を出力するサービス内容出力手段とを備え、前記情報提供装置は、前記コードデータ送信手段から送信されたコードデータを受信するコードデータ受信手段と、前記コードデータ受信手段が受信したコードデータに対応したサービス内容を抽出するサービス内容抽出手段と、前記サービス内容抽出手段が抽出したサービス内容を前記ネットワークを介して前記店舗端末装置に送信し、前記サービス内容受信手段に受信させるサービス内容送信手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のアクセス権限管理システム。
【請求項4】固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作する携帯電話機と、前記専用ソフトウェアの識別情報を認証する認証装置とに、ネットワークを介して接続することが可能なコンピュータ装置において実行される方法であって、前記携帯電話機からの会員登録の要求を、前記専用ソフトウェアの識別情報と共に受信するステップと、前記会員登録の要求と共に受信した識別情報と共に、該識別情報の認証を前記認証装置に要求するステップと、前記認証の要求に対する前記認証装置による認証結果を受信するステップと、前記認証された旨の認証結果を受信した場合に、前記会員登録の要求と共に受信した識別情報と関連付けて会員登録を行うステップと、前記携帯電話機からの情報提供の要求を、前記専用ソフトウェアの識別情報と共に受信するステップと、前記情報提供の要求と共に受信した識別情報に関連付けた会員登録がされているかどうかを判別するステップと、当該識別情報に関連付けた会員登録がされていると判別した場合に、前記情報提供の要求に基づく情報を前記ネットワークを介して要求元の携帯電話機に提供するステップとを含むことを特徴とするアクセス権限管理方法。
【請求項5】固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作する携帯電話機と、前記専用ソフトウェアの識別情報を認証する認証装置とに、ネットワークを介して接続することが可能な情報提供装置であって、前記携帯電話機からの会員登録の要求を、前記専用ソフトウェアの識別情報と共に受信する会員登録要求受信手段と、前記会員登録要求受信手段が会員登録の要求と共に受信した識別情報と共に、該識別情報の認証を前記認証装置に要求する認証要求手段と、前記認証要求手段からの要求に対する前記認証装置による認証結果を受信する認証結果受信手段と、前記認証結果受信手段が認証された旨の認証結果を受け取った場合に、前記会員登録要求受信手段が受信した要求に応じた会員登録を、該要求と共に受信した識別情報と関連付けて行う会員登録手段と、前記携帯電話機からの情報提供の要求を、前記専用ソフトウェアの識別情報と共に受信する情報提供要求受信手段と、前記情報提供要求受信手段が情報提供の要求と共に受信した識別情報が、前記会員登録手段により登録されているかどうかを判別する会員登録判別手段と、前記会員登録判別手段が当該識別情報が登録されていると判別した場合に、前記情報提供の要求に基づく情報を前記ネットワークを介して要求元の携帯電話機に提供する情報提供手段とを備えることを特徴とする情報提供装置。
【請求項6】前記情報提供装置は、前記携帯電話機の個体情報が携帯電話局から通知されないものであることを特徴とする請求項5に記載の情報提供装置。
【請求項7】識別情報を結合可能な専用ソフトウェアが動作する携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置とに、ネットワークを介して接続することが可能なアクセス権限情報管理装置であって、前記専用ソフトウェアを有する携帯電話機からの要求により、固有の識別情報を発行する識別情報発行装置と、前記識別情報発行装置が発行した識別情報を、前記ネットワークを介して要求元の携帯電話機に送信し、該携帯電話機が有する専用ソフトウェアに結合させる識別情報送信手段とを備え、前記携帯電話機から前記情報提供装置に情報の提供を要求する場合は、当該携帯電話機上で動作する専用ソフトウェアに結合された識別情報が通知され、該通知された識別情報に従って前記情報提供装置へのアクセス権限が判断されることを特徴とするアクセス権限情報管理装置。
【請求項8】識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作可能な携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置とに、ネットワークを介して接続することが可能なアクセス権限情報管理装置であって、前記携帯電話機からの要求により、固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアを前記ネットワークを介して送信し、該携帯電話機上で動作させるソフトウェア送信手段を備え、前記携帯電話機から前記情報提供装置に情報の提供を要求する場合は、当該携帯電話機上で動作する専用ソフトウェアに結合された識別情報が通知され、該通知された識別情報に従って前記情報提供装置へのアクセス権限が判断されることを特徴とするアクセス権限情報管理装置。
【請求項9】前記携帯電話機毎の専用ソフトウェアに結合された識別情報を登録した識別情報登録手段と、前記情報提供装置にアクセスしようとする携帯電話機の認証の要求を、該アクセスしようとする携帯電話機の専用ソフトウェアに結合された識別情報と共に受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情報が、前記識別情報登録手段に登録されているかどうかを判別する識別情報登録判別手段と、前記識別情報登録判別手段が当該識別情報が登録されていると判別した場合に、当該携帯電話機を認証する旨の認証結果を前記ネットワークを介して前記情報提供装置に送信する認証結果送信手段とをさらに備えることを特徴とする請求項7または8に記載のアクセス権限情報管理装置。
【請求項10】前記専用ソフトウェアの識別情報に対応した数値を互いに異なる複数の演算式で演算した演算結果に応じた記憶位置に、対応する携帯電話機に関連付けるための関連付け情報を登録した複数のテーブルと、前記情報提供装置にアクセスしようとする携帯電話機の認証の要求を、該アクセスしようとする携帯電話機の専用ソフトウェアに結合された識別情報と共に受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情報について、前記複数のテーブルの全てにおいて、前記複数の演算式による各演算結果にそれぞれ対応する記憶位置に、同一の関連付け情報が共通して登録されているかどうかを判定する関連付け登録判定手段と、前記関連付け登録判定手段が同一の関連付け情報が共通して登録されていると判定した場合に、当該携帯電話機を認証する旨の認証結果を前記ネットワークを介して前記情報提供装置に送信する認証結果送信手段とをさらに備えることを特徴とする請求項7または8に記載のアクセス権限情報管理装置。
【請求項11】固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作可能であると共に、要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置と、前記専用ソフトウェアの識別情報に基づいて認証を行う認証装置に、ネットワークを介して接続することが可能な携帯電話機であって、前記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報を通知して、前記ネットワークを介して前記情報提供装置に、情報の提供を要求する情報提供要求手段と、前記情報提供要求手段からの要求に従って前記ネットワークを介して前記情報提供装置から送られてくる情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段が受信した情報を出力する情報出力手段とを備え、前記情報提供要求手段による情報提供の要求は、前記専用ソフトウェアに結合された識別情報に基づいて前記認証装置が認証した結果により、受け付けられるかどうかが判断されることを特徴とする携帯電話機。
【請求項12】前記専用ソフトウェアは、前記携帯電話機からの要求に従って前記認証装置において発行された識別情報を前記認証装置から前記ネットワークを介して受信して、該識別情報を結合したものであることを特徴とする請求項11に記載の携帯電話機。
【請求項13】前記専用ソフトウェアは、前記携帯電話機からの要求に従って固有の識別情報が付されたものを前記認証装置から前記ネットワークを介して受信したものであることを特徴とする請求項11に記載の携帯電話機。
【請求項14】前記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報を通知して、前記ネットワークを介して前記情報提供装置に会員登録を要求する会員登録要求手段をさらに備え、前記会員登録要求手段による会員登録要求に従って、該会員登録要求と共に受信した識別情報が前記認証装置において認証された場合に、前記情報提供装置に該識別情報について会員登録がなされ、前記情報提供要求手段の情報提供の要求は、前記専用ソフトウェアに結合された識別情報について会員登録がなされているかどうかにより、受け入れられるかどうかが判断されることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の携帯電話機。
【請求項15】前記情報出力手段は、複数の形式のうちのいずれか1以上の形式で情報を出力することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の携帯電話機。
【請求項16】前記情報提供要求手段は、前記情報出力手段からの情報の出力形式を指示して情報提供を要求するものであり、前記情報受信手段は、前記指示した出力形式の情報を受信することを特徴とする請求項15に記載の携帯電話機。
【請求項17】固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作可能であると共に、要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置と、前記専用ソフトウェアの識別情報に基づいて認証を行う認証装置に、ネットワークを介して接続することが可能な携帯電話機を、前記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報を通知して、前記ネットワークを介して前記情報提供装置に、情報の提供を要求する情報提供要求手段、前記情報提供要求手段からの要求に従って前記ネットワークを介して前記情報提供装置から送られてくる情報を受信する情報受信手段、及び、前記情報受信手段が受信した情報を出力する情報出力手段として機能させ、前記情報提供要求手段による情報提供の要求は、前記専用ソフトウェアに結合された識別情報に基づいて前記認証装置が認証した結果により、受け付けられるかどうかが判断されることを特徴とするプログラム。
【請求項18】固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作する携帯電話機と、前記専用ソフトウェアの識別情報を認証する認証装置とに、ネットワークを介して接続することが可能なコンピュータ装置を、前記携帯電話機からの会員登録の要求を、前記専用ソフトウェアの識別情報と共に受信する会員登録要求受信手段、前記会員登録要求受信手段が会員登録の要求と共に受信した識別情報と共に、該識別情報の認証を前記認証装置に要求する認証要求手段、前記認証要求手段からの要求に対する前記認証装置による認証結果を受信する認証結果受信手段、前記認証結果受信手段が認証された旨の認証結果を受け取った場合に、前記会員登録要求受信手段が受信した要求に応じた会員登録を、該要求と共に受信した識別情報と関連付けて行う会員登録手段、前記携帯電話機からの情報提供の要求を、前記専用ソフトウェアの識別情報と共に受信する情報提供要求受信手段、前記情報提供要求受信手段が情報提供の要求と共に受信した識別情報が、前記会員登録手段により登録されているかどうかを判別する会員登録判別手段、及び、前記会員登録判別手段が当該識別情報が登録されていると判別した場合に、前記情報提供の要求に基づく情報を前記ネットワークを介して要求元の携帯電話機に提供する情報提供手段として機能させることを特徴とするプログラム。
【請求項19】識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作可能な携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置とに、ネットワークを介して接続することが可能なコンピュータ装置を、前記携帯電話機毎の専用ソフトウェアに結合された識別情報を登録した識別情報登録手段、前記情報提供装置にアクセスしようとする携帯電話機の認証の要求を、該アクセスしようとする携帯電話機の専用ソフトウェアに結合された識別情報と共に受信する認証要求受信手段、前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情報について、前記識別情報登録手段に登録されているかどうかを判別する識別情報登録判別手段、及び、前記識別情報登録判別手段が当該識別情報が登録されていると判別した場合に、当該携帯電話機を認証する旨の認証結果を前記ネットワークを介して前記情報提供装置に送信する認証結果送信手段として機能させることを特徴とするプログラム。
【請求項20】識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作可能な携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置とに、ネットワークを介して接続することが可能なコンピュータ装置を、前記専用ソフトウェアの識別情報に対応した数値を互いに異なる複数の演算式で演算した演算結果に応じた記憶位置に、対応する携帯電話機に関連付けるための関連付け情報を複数のテーブルにそれぞれ登録するテーブル登録手段、前記情報提供装置にアクセスしようとする携帯電話機の認証の要求を、該アクセスしようとする携帯電話機の専用ソフトウェアに結合された識別情報と共に受信する認証要求受信手段、前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情報について、前記複数のテーブルの全てにおいて、前記複数の演算式による各演算結果にそれぞれ対応する記憶位置に、同一の関連付け情報が共通して登録されているかどうかを判定する関連付け登録判定手段、及び、前記関連付け登録判定手段が同一の関連付け情報が共通して登録されていると判定した場合に、当該携帯電話機を認証する旨の認証結果を前記ネットワークを介して前記情報提供装置に送信する認証結果送信手段として機能させることを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機からネット上でサービスを提供するサイトへのアクセス権限を管理するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の携帯電話機は、インターネット接続機能を有するものが主流になってきており、様々なサイトが携帯電話機の画面上で閲覧されるコンテンツを提供している。携帯電話機で閲覧されるコンテンツを提供するサイトには、携帯電話会社との間の所定の契約で事業を行っている公式サイトと、そうでない非公式サイトとがある。また、予め登録された会員にのみサービス提供を行う会員制サイトもある。会員制サイトとしては、会員毎に異なるページを用意し、ページ毎に個別のURLでアクセス可能としたものがある。
【0003】ところで、公式サイトが非公式サイトと異なる特徴の1つとして、公式サイトでは実際にアクセスを行ってきた携帯電話機の個体IDが携帯電話会社から入手可能であるのに対して、非公式サイトでは入手不可能なことが挙げられる。従って、各会員のページに応じたURLを以てアクセスされた場合に、公式サイトでは携帯電話会社から入手した個体IDを以て、会員本人の携帯電話機からアクセスされたかどうかを知ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、非公式サイトにおいては、各会員のページに応じたURLを以てアクセスされた場合に、それだけでは会員本人の携帯電話機からアクセスされたかどうかを知ることができない。従って、各会員のページに応じたURLを携帯電話機から入力してアクセスすれば、会員本人以外の者が他人のページを閲覧できることとなってしまう。パスワード等によって本人認証を行うことはできるが、パスワードが他人に漏れてしまえば、それも意味がなくなる。
【0005】このような公式サイトと非公式サイトの違いは、特に非公式サイトが提供するサービスにおいて次のような問題を生じさせることとなる。例えば、会員毎にクーポンなどのコードデータを提供するサイトでは、会員本人以外からのアクセスによって、全く同じコードデータが複数の者に配布されてしまう場合が発生する。当該サイトと提携する店舗などにおいてそのコードデータが使用されても、本当に会員本人が使用しているのかどうかをチェックする仕組みはなかった。
【0006】本発明は、非公式サイトにおいても公式サイトと実質的な差異が生じないように携帯電話機からのアクセス権限を管理することができるアクセス権限管理システム等を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかるアクセス権限管理システムは、固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作する携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置と、前記専用ソフトウェアの識別情報を認証する認証装置とを備え、前記携帯電話機、前記情報提供装置及び前記認証装置は、互いにネットワークを介して接続することが可能なアクセス権限管理システムであって、前記携帯電話機は、前記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報を通知して、前記ネットワークを介して前記情報提供装置に会員登録を要求する会員登録要求手段と、前記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報を通知して、前記ネットワークを介して前記会員登録要求手段からの要求に従って会員登録をした情報提供装置に、情報の提供を要求する情報提供要求手段と、前記情報提供要求手段からの要求に従って前記ネットワークを介して前記情報提供装置から送られてくる情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信装置が受信した情報を出力する情報出力手段とを備え、前記情報提供装置は、前記会員登録要求手段からの会員登録の要求を受信する会員登録要求受信手段と、前記会員登録要求受信手段が会員登録の要求と共に受信した識別情報と共に、該識別情報の認証を前記認証装置に要求する認証要求手段と、前記認証要求手段からの要求に対する前記認証装置による認証結果を受信する認証結果受信手段と、前記認証結果受信手段が認証された旨の認証結果を受け取った場合に、前記会員登録要求受信手段が受信した要求に応じた会員登録を、該要求と共に受信した識別情報と関連付けて行う会員登録手段と、前記情報提供要求手段からの情報提供の要求を受信する情報提供要求受信手段と、前記情報提供要求受信手段が情報提供の要求と共に受信した識別情報が、前記会員登録手段により登録されているかどうかを判別する会員登録判別手段と、前記会員登録判別手段が当該識別情報が登録されていると判別した場合に、前記情報提供の要求に基づく情報を前記ネットワークを介して要求元の携帯電話機に提供し、前記情報受信手段に受信させる情報提供手段とを備え、前記認証装置は、前記携帯電話機毎の専用ソフトウェアに結合された識別情報を登録した識別情報登録手段と、前記認証要求手段からの認証の要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情報について、前記識別情報登録手段に登録されているかどうかを判別する識別情報登録判別手段と、前記識別情報登録判別手段が当該識別情報が登録されていると判別した場合に、当該識別情報を認証する旨の認証結果を前記ネットワークを介して前記情報提供装置に送信し、前記認証結果受信手段に受信させる認証結果送信手段とを備えることを特徴とする。
【0008】上記アクセス権限管理システムでは、携帯電話機毎に固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作している。つまり、異なる携帯電話機から同じ識別情報が通知されることがなく、情報提供装置は、専用ソフトウェアの機能により通知された識別情報に基づいて、個々の携帯電話機を一義的に識別することができる。情報提供装置が携帯電話機の個体番号が通知されない非公式サイトであったとしても、個々の携帯電話機を一義的に識別することが可能となるので、公式サイトと実質的に変わりがなくアクセス権限を制御することができるようになる。
【0009】また、携帯電話機が情報提供装置から情報の提供を受けるためには、予め会員登録をしておかなければならないが、会員登録のためには、専用ソフトウェアの機能により通知された識別情報に基づく認証がされていなければならない。このため、識別情報の登録のない携帯電話機から不正に会員登録を行って、情報提供装置から情報の提供を受けるということがない。
【0010】上記アクセス権限管理システムにおいて、前記認証装置は、前記携帯電話機からの要求により、当該携帯電話機上で動作する専用ソフトウェアに結合される識別情報を発行する識別情報発行手段をさらに備えていてもよい。この場合において、前記識別情報登録手段は、前記識別情報発行手段が発行した識別情報を登録したものとなる。
【0011】上記アクセス権限管理システムは、店舗に設置され、前記ネットワークを介して前記情報提供装置に接続可能に構成された店舗端末装置をさらに備えていてもよい。この場合、前記情報提供装置が提供する情報は、前記携帯電話機のユーザが前記店舗で受け得るサービスの内容に対応したコードデータとすることができ、前記店舗端末装置は、前記情報出力手段から出力された情報としてのコードデータを入力する情報入力手段と、前記情報入力手段から入力されたコードデータを前記ネットワークを介して前記情報提供装置に送信するコードデータ送信手段と、前記コードデータ送信手段が送信したコードデータに対する前記情報提供装置からのサービス内容を受信するサービス内容受信手段と、前記サービス内容受信手段が受信したサービス内容を出力するサービス内容出力手段とを備え、前記情報提供装置は、前記コードデータ送信手段から送信されたコードデータを受信するコードデータ受信手段と、前記コードデータ受信手段が受信したコードデータに対応したサービス内容を抽出するサービス内容抽出手段と、前記サービス内容抽出手段が抽出したサービス内容を前記ネットワークを介して前記店舗端末装置に送信し、前記サービス内容受信手段に受信させるサービス内容送信手段とをさらに備えるものとすることができる。
【0012】このように情報提供装置からの情報として、店舗でのサービスの内容に応じたコードデータが携帯電話機に提供され、店舗端末装置では、携帯電話機から出力されたコードデータに対応したサービス内容を情報提供装置に受け取ることができる。これにより、携帯電話機を所持していれば、店舗でのサービスを受けることが可能となる。
【0013】上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかるアクセス権限管理方法は、固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作する携帯電話機と、前記専用ソフトウェアの識別情報を認証する認証装置とに、ネットワークを介して接続することが可能なコンピュータ装置において実行される方法であって、前記携帯電話機からの会員登録の要求を、前記専用ソフトウェアの識別情報と共に受信するステップと、前記会員登録の要求と共に受信した識別情報と共に、該識別情報の認証を前記認証装置に要求するステップと、前記認証の要求に対する前記認証装置による認証結果を受信するステップと、前記認証された旨の認証結果を受信した場合に、前記会員登録の要求と共に受信した識別情報と関連付けて会員登録を行うステップと、前記携帯電話機からの情報提供の要求を、前記専用ソフトウェアの識別情報と共に受信するステップと、前記情報提供の要求と共に受信した識別情報に関連付けた会員登録がされているかどうかを判別するステップと、当該識別情報に関連付けた会員登録がされていると判別した場合に、前記情報提供の要求に基づく情報を前記ネットワークを介して要求元の携帯電話機に提供するステップとを含むことを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第3の観点にかかる情報提供装置は、固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作する携帯電話機と、前記専用ソフトウェアの識別情報を認証する認証装置とに、ネットワークを介して接続することが可能な情報提供装置であって、前記携帯電話機からの会員登録の要求を、前記専用ソフトウェアの識別情報と共に受信する会員登録要求受信手段と、前記会員登録要求受信手段が会員登録の要求と共に受信した識別情報と共に、該識別情報の認証を前記認証装置に要求する認証要求手段と、前記認証要求手段からの要求に対する前記認証装置による認証結果を受信する認証結果受信手段と、前記認証結果受信手段が認証された旨の認証結果を受け取った場合に、前記会員登録要求受信手段が受信した要求に応じた会員登録を、該要求と共に受信した識別情報と関連付けて行う会員登録手段と、前記携帯電話機からの情報提供の要求を、前記専用ソフトウェアの識別情報と共に受信する情報提供要求受信手段と、前記情報提供要求受信手段が情報提供の要求と共に受信した識別情報が、前記会員登録手段により登録されているかどうかを判別する会員登録判別手段と、前記会員登録判別手段が当該識別情報が登録されていると判別した場合に、前記情報提供の要求に基づく情報を前記ネットワークを介して要求元の携帯電話機に提供する情報提供手段とを備えることを特徴とする。
【0015】前記情報提供装置は、前記携帯電話機の個体情報が携帯電話局から通知されないものであっても構わない。
【0016】上記目的を達成するため、本発明の第4の観点にかかるアクセス権限情報管理装置は、識別情報を結合可能な専用ソフトウェアが動作する携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置とに、ネットワークを介して接続することが可能なアクセス権限情報管理装置であって、前記専用ソフトウェアを有する携帯電話機からの要求により、固有の識別情報を発行する識別情報発行装置と、前記識別情報発行装置が発行した識別情報を、前記ネットワークを介して要求元の携帯電話機に送信し、該携帯電話機が有する専用ソフトウェアに結合させる識別情報送信手段とを備え、前記携帯電話機から前記情報提供装置に情報の提供を要求する場合は、当該携帯電話機上で動作する専用ソフトウェアに結合された識別情報が通知され、該通知された識別情報に従って前記情報提供装置へのアクセス権限が判断されることを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、本発明の第5の観点にかかるアクセス権限情報管理装置は、識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作可能な携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置とに、ネットワークを介して接続することが可能なアクセス権限情報管理装置であって、前記携帯電話機からの要求により、固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアを前記ネットワークを介して送信し、該携帯電話機上で動作させるソフトウェア送信手段を備え、前記携帯電話機から前記情報提供装置に情報の提供を要求する場合は、当該携帯電話機上で動作する専用ソフトウェアに結合された識別情報が通知され、該通知された識別情報に従って前記情報提供装置へのアクセス権限が判断されることを特徴とする。
【0018】上記第4、第5の観点にかかるアクセス権限情報管理装置は、前記携帯電話機毎の専用ソフトウェアに結合された識別情報を登録した識別情報登録手段と、前記情報提供装置にアクセスしようとする携帯電話機の認証の要求を、該アクセスしようとする携帯電話機の専用ソフトウェアに結合された識別情報と共に受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情報について、前記識別情報登録手段に登録されているかどうかを判別する識別情報登録判別手段と、前記識別情報登録判別手段が当該識別情報が登録されていると判別した場合に、当該携帯電話機を認証する旨の認証結果を前記ネットワークを介して前記情報提供装置に送信する認証結果送信手段とをさらに備えるものとしてもよい。
【0019】上記第4、第5の観点にかかるアクセス権限情報管理装置は、また、前記専用ソフトウェアの識別情報に対応した数値を互いに異なる複数の演算式で演算した演算結果に応じた記憶位置に、対応する携帯電話機に関連付けるための関連付け情報を登録した複数のテーブルと、前記情報提供装置にアクセスしようとする携帯電話機の認証の要求を、該アクセスしようとする携帯電話機の専用ソフトウェアに結合された識別情報と共に受信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情報について、前記複数のテーブルの全てにおいて、前記複数の演算式による各演算結果にそれぞれ対応する記憶位置に、同一の関連付け情報が共通して登録されているかどうかを判定する関連付け登録判定手段と、前記関連付け登録判定手段が同一の関連付け情報が共通して登録されていると判定した場合に、当該携帯電話機を認証する旨の認証結果を前記ネットワークを介して前記情報提供装置に送信する認証結果送信手段とをさらに備えるものとしてもよい。
【0020】上記目的を達成するため、本発明の第6の観点にかかる携帯電話機は、固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作可能であると共に、要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置と、前記専用ソフトウェアの識別情報に基づいて認証を行う認証装置に、ネットワークを介して接続することが可能な携帯電話機であって、前記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報を通知して、前記ネットワークを介して前記情報提供装置に、情報の提供を要求する情報提供要求手段と、前記情報提供要求手段からの要求に従って前記ネットワークを介して前記情報提供装置から送られてくる情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段が受信した情報を出力する情報出力手段とを備え、前記情報提供要求手段による情報提供の要求は、前記専用ソフトウェアに結合された識別情報に基づいて前記認証装置が認証した結果により、受け付けられるかどうかが判断されることを特徴とする。
【0021】上記携帯電話機において、前記専用ソフトウェアは、前記携帯電話機からの要求に従って前記認証装置において発行された識別情報を前記認証装置から前記ネットワークを介して受信して、該識別情報を結合したものとすることができる。前記専用ソフトウェアは、前記携帯電話機からの要求に従って固有の識別情報が付されたものを前記認証装置から前記ネットワークを介して受信したものとすることもできる。
【0022】上記携帯電話機は、前記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報を通知して、前記ネットワークを介して前記情報提供装置に会員登録を要求する会員登録要求手段をさらに備えるものであってもよい。この場合、前記会員登録要求手段による会員登録要求に従って、該会員登録要求と共に受信した識別情報が前記認証装置において認証された場合に、前記情報提供装置に該識別情報について会員登録がなされ、前記情報提供要求手段の情報提供の要求は、前記専用ソフトウェアに結合された識別情報について会員登録がなされているかどうかにより、受け入れられるかどうかが判断されるものとすることができる。
【0023】上記携帯電話機において、前記情報出力手段は、複数の形式のうちのいずれか1以上の形式で情報を出力するものとすることができる。
【0024】この場合において、前記情報提供要求手段は、前記情報出力手段からの情報の出力形式を指示して情報提供を要求するものとすることができ、前記情報受信手段は、前記指示した出力形式の情報を受信することができる。
【0025】上記目的を達成するため、本発明の第7の観点にかかるプログラムは、固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作可能であると共に、要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置と、前記専用ソフトウェアの識別情報に基づいて認証を行う認証装置に、ネットワークを介して接続することが可能な携帯電話機を、前記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報を通知して、前記ネットワークを介して前記情報提供装置に、情報の提供を要求する情報提供要求手段、前記情報提供要求手段からの要求に従って前記ネットワークを介して前記情報提供装置から送られてくる情報を受信する情報受信手段、及び、前記情報受信手段が受信した情報を出力する情報出力手段として機能させ、前記情報提供要求手段による情報提供の要求は、前記専用ソフトウェアに結合された識別情報に基づいて前記認証装置が認証した結果により、受け付けられるかどうかが判断されることを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、本発明の第8の観点にかかるプログラムは、固有の識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作する携帯電話機と、前記専用ソフトウェアの識別情報を認証する認証装置とに、ネットワークを介して接続することが可能なコンピュータ装置を、前記携帯電話機からの会員登録の要求を、前記専用ソフトウェアの識別情報と共に受信する会員登録要求受信手段、前記会員登録要求受信手段が会員登録の要求と共に受信した識別情報と共に、該識別情報の認証を前記認証装置に要求する認証要求手段、前記認証要求手段からの要求に対する前記認証装置による認証結果を受信する認証結果受信手段、前記認証結果受信手段が認証された旨の認証結果を受け取った場合に、前記会員登録要求受信手段が受信した要求に応じた会員登録を、該要求と共に受信した識別情報と関連付けて行う会員登録手段、前記携帯電話機からの情報提供の要求を、前記専用ソフトウェアの識別情報と共に受信する情報提供要求受信手段、前記情報提供要求受信手段が情報提供の要求と共に受信した識別情報が、前記会員登録手段により登録されているかどうかを判別する会員登録判別手段、及び、前記会員登録判別手段が当該識別情報が登録されていると判別した場合に、前記情報提供の要求に基づく情報を前記ネットワークを介して要求元の携帯電話機に提供する情報提供手段として機能させることを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、本発明の第9の観点にかかるプログラムは、識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作可能な携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置とに、ネットワークを介して接続することが可能なコンピュータ装置を、前記携帯電話機毎の専用ソフトウェアに結合された識別情報を登録した識別情報登録手段、前記情報提供装置にアクセスしようとする携帯電話機の認証の要求を、該アクセスしようとする携帯電話機の専用ソフトウェアに結合された識別情報と共に受信する認証要求受信手段、前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情報について、前記識別情報登録手段に登録されているかどうかを判別する識別情報登録判別手段、及び、前記識別情報登録判別手段が当該識別情報が登録されていると判別した場合に、当該携帯電話機を認証する旨の認証結果を前記ネットワークを介して前記情報提供装置に送信する認証結果送信手段として機能させることを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、本発明の第10の観点にかかるプログラムは、識別情報が結合された専用ソフトウェアが動作可能な携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置とに、ネットワークを介して接続することが可能なコンピュータ装置を、前記専用ソフトウェアの識別情報に対応した数値を互いに異なる複数の演算式で演算した演算結果に応じた記憶位置に、対応する携帯電話機に関連付けるための関連付け情報を複数のテーブルにそれぞれ登録するテーブル登録手段、前記情報提供装置にアクセスしようとする携帯電話機の認証の要求を、該アクセスしようとする携帯電話機の専用ソフトウェアに結合された識別情報と共に受信する認証要求受信手段、前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情報について、前記複数のテーブルの全てにおいて、前記複数の演算式による各演算結果にそれぞれ対応する記憶位置に、同一の関連付け情報が共通して登録されているかどうかを判定する関連付け登録判定手段、及び、前記関連付け登録判定手段が同一の関連付け情報が共通して登録されていると判定した場合に、当該携帯電話機を認証する旨の認証結果を前記ネットワークを介して前記情報提供装置に送信する認証結果送信手段として機能させることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0030】図1は、この実施の形態に適用されるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。図示するように、このネットワークシステムでは、インターネット1上にソフト提供サイト2と、認証局3と、複数のサービス提供サイト4(4A〜4F)と、ライセンス管理サーバ5と、複数の店舗端末6(6A〜6C)とが存在する。インターネット接続機能を有する携帯電話機7(7A〜7C)は、携帯電話網8及び携帯電話局9を介してインターネット1に接続される。
【0031】ソフト提供サイト2は、サービス提供サイト4からコードデータを取得するための携帯電話機7上で動作する専用ソフトウェアを、携帯電話機7からの要求に従って提供する。この専用ソフトウェアの詳細については後述する。認証局3は、携帯電話機7上で動作する専用ソフトウェアに固有のIDを付与すると共に、サービス提供サイト4からの要求に応じて、サービス提供サイト4に会員登録しようとするユーザを専用ソフトウェアのIDに基づいて認証する。
【0032】図2は、認証局3の構成を示すブロック図である。図示するように、認証局3は、CPU(Central Processing Unit)31と、記憶装置32と、通信装置33と、ソフト登録データベース34とを備えている。CPU31は、記憶装置32に記憶されたプログラムを実行し、専用ソフトウェアへのIDの付与、専用ソフトウェアのIDに基づくユーザの認証などの処理を行う。記憶装置32は、CPU31のプログラムを記憶すると共に、データの記憶領域として用いられる。通信装置33は、インターネット1に接続し、サービス提供サイト4や携帯電話機7との間の通信処理を行う。
【0033】ソフト登録データベース34は、専用ソフトウェアの登録を行ったユーザについて、付与した専用ソフトウェアのIDと当該ユーザのユーザ情報とを対応付けて登録したデータベースである。携帯電話機7のユーザからの要求に従って専用ソフトウェアのIDが発行される度に、新たなレコードが作成されてユーザ情報と共に登録されることとなる。ソフト登録データベース34は、また、サービス提供サイト4からの認証要求に従って参照される。
【0034】図1に示す複数のサービス提供サイト4は、それぞれ会員登録されたユーザにクーポンなどのコードデータを提供するものであり、コードデータの提供を受けたユーザが店舗端末6の設置された店舗でコードデータを使用してサービスを受けようとするとき、そのコードデータに対応したサービスの内容を店舗端末6に通知するものである。なお、異なるサービス提供サイト4が同じ店舗で使用されるコードデータを発行することができ、1つのサービス提供サイト4が異なる店舗で使用されるコードデータを発行することができるようになっている。コードデータは、後述するように店舗端末6に応じた種類のものが発行される。
【0035】複数のサービス提供サイト4としては、携帯電話事業者との間の契約によってサービスを提供している公式サイト4A〜4Cと、それ以外の非公式サイト4D〜4Fが存在する。公式サイト4A〜4Cでは、アクセスしてきた携帯電話機7の個体IDが契約している携帯電話事業者の携帯電話局9から通知されるものとなっているが、非公式サイト4D〜4Fでは、このような個体IDが通知されないというところに大きな違いがある。
【0036】図3は、サービス提供サイト4の構成を示すブロック図である。図示するように、サービス提供サイト4は、CPU41と、記憶装置42と、通信装置43と、会員ページデータベース44とを備えている。CPU41は、記憶装置42に記憶されたプログラムを実行し、携帯電話機7のユーザの会員登録、会員登録されたユーザに対するコードデータの発行などの処理を行う。記憶装置42は、CPU41のプログラムを記憶すると共に、データの記憶領域として用いられる。通信装置43は、インターネット1に接続し、認証局3、店舗端末6或いは携帯電話機7との間の通信処理を行う。
【0037】会員ページデータベース44は、当該サービス提供サイト4において会員登録されたユーザについて、会員ユーザ毎に設けられるページに関する情報を登録したデータベースである。会員ユーザのページ毎にURLが付されており、各ページは、このURLに基づいてアクセスされる。また、各ページには、会員登録の際に専用ソフトウェアのIDが登録されており、専用ソフトウェアのIDが異なれば、アクセスが拒否されることとなる。なお、各会員ユーザのページには、どの店舗のどのコードデータをユーザが取得し、実際に店舗で使用したかということに関する情報が登録されることとなる。
【0038】図1に示すライセンス管理サーバ5は、複数のサービス提供サイト4のそれぞれが発行しようとするコードデータにライセンスを付与し、各サービス提供サイト4が発行するコードデータに重複が生じないように管理を行う。コードデータへのライセンスの付与は、サービス提供サイト4が公式サイト4A〜4Cであるか非公式サイト4D〜4Fであるかとは無関係に行う。
【0039】携帯電話機7は、ソフト提供サイト2から専用ソフトウェアを取得し、認証局3に登録を行うことで付与されるIDを該専用ソフトウェアに結合させる。携帯電話機7は、IDが結合された専用ソフトウェアが動作することによって、サービス提供サイト4に会員登録してそこからコードデータを取得することができるようになる。取得したコードデータは、店舗でのサービスを受けようとするときに店舗端末6に出力される。
【0040】図4(a)は、携帯電話機7の構成を示すブロック図である。この図では、本発明に関わる部分だけを示しており、通話機能などに関する構成を省略している。図示するように、携帯電話機7は、CPU71と、ROM(Read Only Memory)72と、RAM(Random Access Memory)73と、キー入力装置74と、表示装置75と、赤外線送信ポート76と、内蔵IC77と、通信装置78とを備えている。なお、ここでいう携帯電話機7とは、PDA(Personal Digital Assistant)などの端末装置に携帯電話接続カードを取り付けたようなもので、図4(a)に示す構成(表示装置75、赤外線通信ポート76及び内蔵IC77については、いずれか1つ以上があれば可)を有するものも含む概念である。
【0041】CPU71は、ROM72またはRAM73に記憶されたプログラムを実行し、専用ソフトウェアの取得及び登録、サービス提供サイト4への会員登録及びコードデータの要求、或いはサービス提供サイト4から取得したコードデータの出力などの処理を行う。ROM72は、CPU71のプログラムや固定的なデータを記憶する。RAM73は、CPU71のプログラムや一時的なデータを記憶する。ソフト提供サイト2から提供される専用ソフトウェアの記憶領域は、RAM73に設けられる。RAM73は、バッテリバックアップされており、携帯電話機7の電源をOFFしたときでも、その記憶内容を保持できるようになっている。
【0042】キー入力装置74は、ユーザの操作に従ってユーザ情報や種々の処理のための指示を入力するものである。表示装置75は、液晶表示装置などによって構成され、例えば専用ソフトウェアに従って分類される情報(後述するコードデータとしての二次元バーコードを含む)を表示する。赤外線送信ポート76は、サービス提供サイト4から取得したコードデータを赤外線信号で送信する。内蔵IC77は、サービス提供サイト4から取得したコードデータを保持し、店舗端末6により自動応答で出力する。通信装置78は、携帯電話網8に接続し、ソフト提供サイト2、認証局3或いはサービス提供サイト4との間の通信処理を行う。
【0043】図4(b)は、携帯電話機7上で動作する専用ソフトウェアの詳細を説明する図である。図の破線で示すように、この専用ソフトウェアは、認証局3において付与されるIDが結合されることで使用することが可能となる。IDが結合された専用ソフトウェアを用いてサービス提供サイト4へアクセスした場合、その機能によって結合されているIDがサービス提供サイト4へ通知されるものとなる。この専用ソフトは、ブラウザとしての機能も有し、サービス提供サイト4が提供する会員毎のページを表示することができる。
【0044】サービス提供ソフト4が提供する会員毎のページからコードデータを取得することができるが、この専用ソフトウェアは、図に示すような階層的な構造で、取得したコードデータを分類し、仕分けする機能を有している。ユーザは、サービス提供サイト4から取得したコードデータのうちから、分類に従って所望のコードデータを取り出し、店舗端末6に対して出力することとなる。コードデータが出力される形式としては、赤外線信号による送信、内蔵IC77の応答、表示装置75への二次元バーコードの表示というものがあり、どの形式で出力するかも専用ソフトウェアによって選択できるようになっている。
【0045】図1に示す店舗端末6は、携帯電話機7からコードデータを入力し、そのコードデータに従ってサービス提供サイト4から示されるサービスを表示して、店舗端末6が設置された店舗でユーザがサービスを受けるようにするものである。図5(a)〜(c)は、店舗端末6の構成を示すブロック図であり、店舗端末6は、これらのいずれかの構成を採るものとしている。図5(a)〜(c)のいずれの構成でも、店舗端末6は、CPU61と、記憶装置62と、表示装置63と、キーボード64と、通信装置66とを備えている。
【0046】CPU61は、記憶装置62に記憶されたプログラムを実行し、携帯電話機7からのコードデータに従ってサービス提供サイト4からサービス内容を取得するための処理などを行う。記憶装置62は、CPU61のプログラムを記憶すると共に、データの記憶領域として用いられる。表示装置63は、サービス提供サイト4から提示されたサービスの内容などを表示する。キーボード64は、当該店舗の店員が必要な情報を入力するために用いられる。通信装置66は、インターネット1に接続し、サービス提供サイト4との間の通信処理を行う。
【0047】店舗端末6は、携帯電話機7からコードデータを入力するための装置を備えているが、このような装置として図5(a)〜(c)のそれぞれにおいて、赤外線受信ポート65a、ICリーダ65b、或いはバーコードリーダ65cが設けられているものを示している。店舗端末6は、赤外線受信ポート65a、ICリーダ65b及びバーコードリーダ65cのうちの2つ以上を有する構成とすることも可能である。
【0048】赤外線受信ポート65aは、携帯電話機7の赤外線送信ポート76から赤外線信号で送信されたコードデータを受信する。ICリーダ65bは、携帯電話機7の内蔵IC77に保持されたコードデータを、当該内蔵IC77に自動応答させることで読み取る。バーコードリーダ65cは、携帯電話機7の表示装置75に表示されたコードデータとしての二次元バーコードを読み取る。
【0049】以下、この実施の形態のネットワークシステムで実行される処理について説明する。この実施の形態において、携帯電話機7のユーザがサービス提供サイト4からコードデータを取得し、取得したコードデータに基づいて店舗でサービスを受けるまでに必要な処理としては、(1)認証局3への専用ソフトウェアの登録(2)サービス提供サイト4への会員登録(3)サービス提供サイト4からコードデータを取得し、店舗でサービスを利用の3つに大きく分けられる。以下、それぞれについて詳しく説明する。
2007年08月22日
アクセス権限管理システム及び方法、アクセス権限情報管理装置、携帯電話機、情報提供装置、並びにプログラムNo.2
【0050】図6は、携帯電話機7のユーザが認証局3へ専用ソフトウェアの登録を行うための処理を示すフローチャートである。
【0051】まず、携帯電話機7が標準で有するインターネット接続機能を用いてソフト提供サイト2に接続し、表示装置75に表示されるソフト提供サイト2のページに従ってキー入力装置74を操作して、専用ソフトウェアのダウンロードを要求する(ステップS101)。ソフト提供サイト2は、このダウンロード要求を受信すると(ステップS121)、専用ソフトウェアを要求元の携帯電話機7に送信する(ステップS122)。
【0052】携帯電話機7の通信装置78が専用ソフトウェアを受信すると、RAM73の所定の領域に格納される(ステップS102)。ユーザは、キー入力装置74を操作してRAM73に格納された専用ソフトウェアを起動し、表示装置75に表示される画面に従って、自己の氏名、年齢、性別などのユーザ情報をキー入力装置74から入力する(ステップS103)。ユーザがキー入力装置74から専用ソフトウェアの登録を指示すると、ステップS103で入力したユーザ情報と共に、専用ソフトウェアの登録要求が通信装置78から認証局3に送られる(ステップS104)。
【0053】認証局3では、通信装置33が専用ソフトウェアの登録要求を受信すると(ステップS141)、CPU31は、当該専用ソフトウェアのIDをランダムに発行する。ここでランダムに生成されたIDを既にソフト登録データベース34に登録されているIDと照合し、既に登録されていたならば、さらに別のIDを生成して、当該専用ソフトウェアのIDとして発行することとなる(ステップS142)。
【0054】CPU31は、ソフト登録データベース34に新たなレコードを作成し、ステップS143で発行したIDをステップS141で登録要求と共に受信したIDと対応付けて登録する(ステップS143)。ソフト登録データベース34への登録が完了すると、ステップS143で発行したIDを通信装置33から要求元の携帯電話機7に送信する(ステップS144)。
【0055】携帯電話機7の通信装置が専用ソフトウェアのIDを受信すると(ステップS105)、CPU71は、専用ソフトウェアの機能により受信したIDを専用ソフトウェアに結合する(ステップS106)。こうしてIDが結合されることにより、RAM73に格納された専用ソフトウェアを用いてサービス提供サイト4にアクセスすることが可能となり、これで専用ソフトウェアの登録が全て完了する。なお、専用ソフトウェアへのIDの結合は、上記した専用ソフトウェアの登録要求からの一連の処理で認証局3からIDが送られてきた場合以外は行えないものとなっている。
【0056】図7は、携帯電話機7のユーザがサービス提供サイト4へ会員登録をするための処理を示すフローチャートである。
【0057】まず、携帯電話機7のユーザは、キー入力装置74を操作してRAM73に格納された専用ソフトウェアを起動し、所望のサービス提供サイト4に接続した後、表示装置75に表示される画面に従ってキー入力装置74から会員登録の指示する。この指示に従って、会員登録要求が通信装置78からサービス提供サイト4に送られる。このときに、専用ソフトウェアに結合されているIDもサービス提供サイト4に送られる(ステップS201)。
【0058】サービス提供サイト4では、通信装置43が会員登録要求を受信すると(ステップS221)、CPU41は、会員登録要求と共に受信した専用ソフトウェアのIDを抽出する(ステップS222)。専用ソフトウェアのIDが抽出されると、このIDによるユーザ認証の要求が通信装置43から認証局3に送られる(ステップS223)。
【0059】認証局3では、通信装置33が会員登録要求を受信すると(ステップS241)、CPU31は、会員登録要求と共に受信した専用ソフトウェアのIDをソフト登録データベース34に登録されているIDと照合し、一致するものがある場合には、そのIDに対応するユーザを認証する(ステップS242)。そして、認証されたユーザのユーザ情報が通信装置33からサービス提供サイト4に返送される(ステップS243)。なお、一致するIDがなかった場合には、ユーザを認証できない旨のメッセージがサービス提供サイト4に返される。
【0060】サービス提供サイト4では、通信装置43がユーザ認証結果としてユーザ情報を受信すると(ステップS224)、CPU41は、会員ページデータベース44に新たなユーザのページを作成し、そのページに関連付けてステップS222で抽出した専用ソフトウェアのIDとステップS224で受信したユーザ情報とを登録して、当該ユーザを会員登録する(ステップS225)。こうして会員登録が完了すると、会員登録完了通知が通信装置43から要求元の携帯電話機7に送信される(ステップS226)。
【0061】携帯電話機7では、通信装置78が会員登録完了通知を受信すると(ステップS202)、会員登録したサービス提供サイト4に関する情報を分類・仕分けをして専用ソフトウェアに組み込む(ステップS203)。こうして会員登録したサービス提供サイト4に関する情報が組み込まれることにより、専用ソフトウェアを用いてサービス提供サイト4からコードデータを取得することが可能となり、これで会員登録が完了する。
【0062】図8は、携帯電話機7のユーザがサービス提供サイト4からコードデータを取得し、店舗端末6が置かれた店舗でサービスを利用するための処理を示すフローチャートである。
【0063】店舗においてサービスを受けようとする携帯電話機7のユーザは、キー入力装置74を操作してRAM73に格納された専用ソフトウェアを起動し、会員登録したサービス提供サイト4の自分のページに接続した後、表示装置75に表示される画面に従ってキー入力装置74からコードデータの取得を指示する。この指示としては、クーポンの種別や出力形式などの指定が含まれることとなる。この指示に従って、コードデータの送信要求がサービス提供サイト4に送られる。このときに、専用ソフトウェアに結合されているIDもサービス提供サイト4に送られる(ステップS301)。
【0064】サービス提供サイト4では、通信装置43がコードデータの送信要求を受信すると(ステップS321)、CPU41は、会員ページデータベース44を参照してこの要求と共に受信したIDが接続されたページのユーザのものであるかを調べ、そうであれば要求されたコードデータを生成する(ステップS322)。生成されたコードデータは、通信装置43から要求元の携帯電話機7に送られる(ステップS323)。
【0065】携帯電話機7では、通信装置78がコードデータを受信すると(ステップS302)、RAM73か内蔵IC77に保存され、ユーザによるキー入力装置74の操作に従ってコードデータを出力する(ステップS303)。コードデータの出力形式は、サービス提供サイト4から送られてきたコードデータの形式に従うこととなるが、店舗端末6が赤外線受信ポート65aを有するものであれば赤外線送信ポート76から赤外線信号で送信され、店舗端末6がICリーダ65bを有するものであれば内蔵IC77の自動応答で出力され、店舗端末6がバーコードリーダ65cを有するものであれば表示装置75に二次元バーコードとして表示されることとなる。
【0066】店舗端末6では、携帯電話機7から出力されたコードデータを、赤外線受信ポート65a、ICリーダ65bまたはバーコードリーダ65cから入力する(ステップS341)。入力されたコードデータは、通信装置66からサービス提供サイト4に送られる(ステップS342)。ここで店舗端末6は、入力されたコードデータを以て、どこのサービス提供サイト4で発行されたものであるかをラインセンス管理サーバ5に問い合わせるものとしてもよい。
【0067】サービス提供サイト4では、通信装置43が店舗端末6からコードデータを受信すると(ステップS324)、CPU41は、会員ページデータベース44を参照して、受信したコードデータに対応するサービスの内容をチェックする(ステップS325)。そして、そのサービスの内容に関する情報が通信装置43からコードデータの送信元の店舗端末6に送られる(ステップS326)。
【0068】店舗端末6では、サービス提供サイト4からサービスの内容に関する情報を受信すると(ステップS343)、CPU61は、これを表示装置63に表示する(ステップS344)。こうして表示装置63に表示されたサービスの内容に関する情報に従って、ユーザは当該店舗でのサービスを受けることができる。ユーザが店舗でのサービスの提供を受けた旨が店舗端末6のキーボード64から入力されると、店舗端末6の通信装置66からサービス提供サイト4にサービス受領済みの通知が送られる(ステップS345)。
【0069】サービス提供サイト4では、通信装置43が店舗端末6からのサービス受領済みの通知を受信すると(ステップS327)、ユーザが受領済みのサービスに関する情報を会員ページデータベース44に登録する(ステップS328)。これでユーザが同じコードデータに基づいて何度も同じサービスを受けることが内容にしている。そして、コードデータに基づくユーザのサービスの利用が完了する。
【0070】以上説明したように、この実施の形態のネットワークシステムでは、携帯電話機7のユーザがサービス提供サイト4からコードデータを取得するためには、認証局3に登録されたIDが結合された専用ソフトウェアが必要となる。IDは、専用ソフトウェア毎に重複しないように固有のものが発行され、IDの結合は、専用ソフトウェアの登録要求をしたときにしか行えない。このため、異なる携帯電話機7で同じIDが結合された専用ソフトウェアが動作することなく、携帯電話機7からアクセスされたサービス提供サイト4は、携帯電話機7のユーザを一義的に識別することができる。
【0071】サービス提供サイト4には、公式サイト4A〜4Cと、非公式サイト4D〜4Fとがあるが、いずれも専用ソフトウェアのIDによって携帯電話機7のユーザが一義的に識別される。つまり、携帯電話機7の個体番号が携帯電話局9から通知されない非公式サイト4D〜4Fでも、携帯電話機7の個体番号が通知される公式サイト4A〜4Cと何ら変わることなく、それぞれの携帯電話機7からのアクセス権限を制御することができる。
【0072】また、サービス提供サイト4からのコードデータの提供は、サービス提供サイト4毎に会員登録をしたユーザしか受けることができない。ここで、サービス提供サイト4に会員登録をする場合には、アクセスしてきた携帯電話機7上で動作する専用ソフトウェアに固有にIDを用いて、認証局3によりユーザ認証がなされる。このため、専用ソフトウェアの登録をしていないユーザは、サービス提供サイト4に会員として登録して、コードデータを不正に取得することはできない。
【0073】店舗端末6にコードデータを入力する装置としては、赤外線受信ポート65a、ICリーダ65b、バーコードリーダ65cなどがあるが、サービス提供サイト4から携帯電話機7には、店舗端末6の形態に合わせたコードデータが取得されることになる。このように様々な店舗端末6の形態に対応できるものとなっているため、各店舗においては、それぞれの事情に適した構成の店舗端末6を導入することができる。
【0074】本発明は、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0075】上記の実施の形態では、サービス提供サイト4から携帯電話機7に提供されたコードデータは、専用ソフトウェアの機能に従って分類、仕分けされて携帯電話機7内に保存されるものとなっていた。ところが、携帯電話機7のRAM73の容量は決して大きいものではない。そこで、コードデータを分類、仕分け及び保管する仕組みは、例えばソフト提供サイト2に移すものとし、ユーザは、専用ソフトウェアを用いてサービス提供サイト4から取得したコードデータを、ソフト提供サイト2に保管させて、必要に応じてここからダウンロードするものとしてもよい。
【0076】上記の実施の形態では、ソフト提供サイト2と、認証局3と、ライセンス管理サーバ5とは、インターネット1上に別々に存在するものとしていた。しかしながら、例えばソフト提供サイト2と認証局3とが同じコンピュータ装置上に構築されていてもよく、さらにライセンス管理サーバ5も同じコンピュータ装置上に構築されたものとしてもよい。
【0077】上記の実施の形態では、サービス提供サイト4から携帯電話機7にコードデータを取得するための専用ソフトウェアは、ソフト提供サイト2から提供され、専用ソフトウェアの機能により認証局3に登録を行った場合に、固有のIDが認証局3から付与されるものとなっていた。これに対して、未だ専用ソフトウェアを取得していない携帯電話機7からの要求を受信することにより、最初から固有のIDが結合されている専用ソフトウェアを、認証局3からインターネット1等を介して要求元の携帯電話機7に提供するものとしてもよい。IDが結合された専用ソフトウェアを携帯電話機7に提供する際には、その専用ソフトウェアに予め結合されたIDと、要求元の携帯電話機7のユーザ情報とが、ソフト登録データベース34に関連付けて登録されるものとすればよい。
【0078】上記の実施の形態では、専用ソフトウェアのIDに基づいて認証局3がユーザ認証を行うのは、携帯電話機7のユーザがサービス提供サイト4に会員登録を行うときだけであり、サービス提供サイト4では、会員登録をした後は、専用ソフトウェアのIDのみに基づいて正規に登録した会員であるかどうかを判断していた。しかしながら、サービス提供サイト4は、携帯電話機7からアクセスされるたびに、専用ソフトウェアのIDによるユーザ認証を認証局3に求めるものとしてもよい。また、携帯電話機7からサービス提供サイト4にアクセスする場合には、必ず認証局3を介在させなければならないものとして、認証局3は、携帯電話機7からサービス提供サイト4にアクセスする際には必ず専用ソフトウェアのIDによるユーザ認証を行って、認証結果をサービス提供サイト4に渡すものとしてもよい。
【0079】上記の実施の形態では、サービス提供サイト4は、携帯電話局9から携帯電話機7の個体IDが通知される公式サイト4A〜4Cと、個体IDが通知されない非公式サイト4D〜4Fとに分かれるものとしていた。そして、公式サイト4A〜4Cと非公式サイト4D〜4Fとで処理に違いは生じていなかった。これに対して、公式サイト4A〜4Cでは、専用ソフトウェアのIDがなくても個体IDによって個々の携帯電話機7を特定することが可能であるため、専用ソフトウェアのIDによってアクセスしてきた携帯電話機7を判断するものとしなくてもよい。
【0080】上記の実施の形態では、携帯電話機7のユーザがサービス提供サイト4から取得したコードデータを用いて店舗でサービスを受けたときに、店舗端末6からサービス提供サイト4に受領済み通知をし、受領済みのサービスを会員ページデータベース44に登録するものとしていた。しかし、上記のシステムでは、異なるサービス提供サイト4が同じ店舗の同じサービスに関するコードデータを発行することも可能である。そこで、ライセンス管理サーバ5のように全てのサービス提供サイト4を統括するサーバを別に設け(ライセンス管理サーバ5でも可)、このサーバで同じ店舗の同じサービスが提供されることのないようにコードデータの使用に関しても管理してもよい。また、このようなサーバでまとめて管理を行うことにより、どのようなユーザがどのような店舗でどのようなサービスを受けるかということについてのマーケティングデータを容易に作成することができるようになる。
【0081】上記の実施の形態では、認証局3は、専用ソフトウェア登録処理において、新たに発行するIDが発行済みのIDと重複していないかどうかをソフト登録データベース34に登録されたIDと照合してチェックしていた。また、会員登録処理においてサービス提供サイト4から専用ソフトウェアのIDに基づくユーザの認証を要求されたときも、ソフト登録データベース34に登録されたIDとの照合によってユーザ認証を行っていた。このようなIDの照合を行わずに、次のような方法を適用することも可能である。
【0082】図9は、専用ソフトウェア登録処理及び会員登録処理に適用可能な変形例を説明する図である。これは、認証局3における処理を説明したものであり、認証局3の記憶装置32には、第1テーブル101と、第2テーブル102と、ユーザテーブル103とが設けられる。また、認証局3では、専用ソフトウェアのIDを数値の重複が生じないように数値化することができるようになっている。認証局3及び他のいずれの装置においても、専用ソフトウェアのIDそのものは保管されない。
【0083】ユーザテーブル103は、専用ソフトウェアの登録をしたユーザのユーザ情報を登録したテーブルである。第1テーブル101は、専用ソフトウェアのIDに対応した数値を除数Aで除算した剰余aに対応したテーブル内の位置に、当該IDに対応したユーザ情報を指し示すポインタを格納している。第2テーブル102は、専用ソフトウェアのIDに対応した数値を除数Bで除算した剰余bに対応したテーブル内の位置に、当該IDに対応したユーザ情報を指し示すポインタを格納している。第1テーブル101及び第2テーブル102の各記憶位置には、2つ以上のポインタを格納することが可能である。
【0084】ここで、除数Aと除数Bとの最小公倍数は、専用ソフトウェアのIDに対応した数値が採りうる最大値と最小値との差よりも大きいという関係がある。この関係を満たす場合、互いに異なる2つのIDに対応した数値をそれぞれ除数Aで除算した剰余aが一致する場合には、当該2つのIDに対応した数値をそれぞれ除数Bで除算した剰余bが一致することはあり得なくなる。なお、除数Aと除数Bとは、互いに素であることが好ましい。
【0085】図9に示すように、一例として専用ソフトウェアのID(X)について、専用ソフトウェアの登録を行う場合とユーザ認証を行う場合とを考える。CPU31は、ランダムに生成した、またはサービス提供サイト4から渡されたID(X)を所定の方法で数値化した数値Xを求める。次に、CPU31は、数値Xを除数Aで除算した剰余aを求める。また、数値Xを除数Bで除算した剰余bを求める。
【0086】CPU31は、除数aに対応した第1テーブル101の記憶位置と除数bに対応した第2テーブル102の記憶位置とから、それぞれユーザテーブル103へのポインタを取り出す。取り出した2つのポインタは、同じユーザ情報を指し示すものとなっている。このような状態であった場合、専用ソフトウェア登録処理で新たなIDを発行しようとする場合には、発行済みのIDということになるので、ID(X)を発行することはない。一方、会員登録処理では、当該ユーザを認証するものとして、2つのポインタの両方から辿り着いたユーザ情報をサービス提供サイト4に返却する。
【0087】他の例として専用ソフトウェアのID(x’)について、専用ソフトウェアの登録を行う場合とユーザ認証を行う場合とを考える。CPU31は、ランダムに生成した、またはサービス提供サイト4から渡されたID(X’)を所定の方法で数値化した数値X’を求める。次に、CPU31は、数値X’を除数Aで除算した剰余a’を求める。また、数値X’を除数Bで除算した剰余b’を求める。
【0088】CPU31は、除数a’に対応した第1テーブル102の記憶位置と除数b’に対応した第2テーブル103の記憶位置と殻、それぞれユーザテーブル103へのポインタを取り出す。取り出した2つのポインタは、同じユーザ情報を指し示さないものとなっている。このような状態であった場合、専用ソフトウェア登録処理で新たなIDを発行しようとする場合には、未だ発行されていないIDであるので、ID(X’)を発行する。一方、会員登録処理では、ユーザ認証が不可能であることを、サービス提供サイト4に返却する。
【0089】この方法では、専用ソフトウェアのIDが既に発行済みのものであるかどうかをチェックするときも、サービス提供サイト4から渡された専用ソフトウェアのIDに基づいてユーザ認証を行う場合も、IDの照合は必要はない。このため、専用ソフトウェア登録処理や会員登録処理が高速化される。除数A及び除数Bの最小公倍数は、専用ソフトウェアのIDに対応した数値の最大値と最小値との差よりも大きいという関係があるため、異なるIDで剰余aと剰余bの両方が一致することがない。このため、専用ソフトウェアのIDに対応したユーザ情報を一義的に特定することができ、正確にユーザ認証を行うことができる。
【0090】また、専用ソフトウェア登録処理においても会員登録処理においても、専用ソフトウェアのIDの照合は一切必要ないので、認証局3や他の装置にも専用ソフトウェアのIDを保管しておく必要がない。このため、専用ソフトウェアのIDとして複雑な体系を使用しても、必要な記憶容量が大きくならないで済む。さらに、専用ソフトウェアのIDを保管しておく必要がないことから、仮に認証局3などがハッキングされても、各ユーザに付与した専用ソフトウェアのIDが盗み出されることはない。このため、各ユーザが専用ソフトウェアの管理を怠らない限り、そのIDが不正に使用されることはなく、安全性が高いものとなる。
【0091】サービス提供サイト4は、認証局3にユーザ認証を求める場合に、専用ソフトウェアのIDそのものを認証局3に渡すのではなく、アクセスしてきた携帯電話機7の専用ソフトウェアのIDを自ら数値化し、その数値を除数Aで除算した剰余aと除数Bで除算した剰余bとを認証局3に渡すものとしてもよい。この場合、認証局3にかかる負荷がさらに分散されることとなる。
【0092】なお、図9に示した方法は、専用ソフトウェアのIDが重複しないかどうかのチェック、及び専用ソフトウェアのIDに基づくユーザ認証を行う場合だけでなく、サービス提供サイト4が発行するコードデータにも適用することができる。コードデータの重複がないように管理しているのは、ライセンス管理サーバ5であるため、第1テーブル101、第2テーブル102及びコードデータテーブル(ユーザテーブル103に対応するもの)がライセンス管理サーバ5に置かれることとなる。
【0093】上記の実施の形態では、認証局3、サービス提供サイト4及び店舗端末6のCPU31、41、61がそれぞれ実行するプログラム(図6〜図8のフローチャートに示すものなど)は、それぞれ記憶装置32、42、62に予め記憶されているものとして説明した。しかしながら、これらのプログラムの全部または一部を、CD−ROMやDVD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して、ハードウェアとは別に配布するものとしてもよい。また、これらのプログラムの全部または一部をインターネット上のWebサーバ装置が有する固定ディスク装置に格納しておき、インターネット1などのネットワークを通じて配信するものとしてもよい。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、非公式サイトにおいても公式サイトと実質的な差異が生じないように携帯電話機からのアクセス権限を管理することが可能となる。
【0051】まず、携帯電話機7が標準で有するインターネット接続機能を用いてソフト提供サイト2に接続し、表示装置75に表示されるソフト提供サイト2のページに従ってキー入力装置74を操作して、専用ソフトウェアのダウンロードを要求する(ステップS101)。ソフト提供サイト2は、このダウンロード要求を受信すると(ステップS121)、専用ソフトウェアを要求元の携帯電話機7に送信する(ステップS122)。
【0052】携帯電話機7の通信装置78が専用ソフトウェアを受信すると、RAM73の所定の領域に格納される(ステップS102)。ユーザは、キー入力装置74を操作してRAM73に格納された専用ソフトウェアを起動し、表示装置75に表示される画面に従って、自己の氏名、年齢、性別などのユーザ情報をキー入力装置74から入力する(ステップS103)。ユーザがキー入力装置74から専用ソフトウェアの登録を指示すると、ステップS103で入力したユーザ情報と共に、専用ソフトウェアの登録要求が通信装置78から認証局3に送られる(ステップS104)。
【0053】認証局3では、通信装置33が専用ソフトウェアの登録要求を受信すると(ステップS141)、CPU31は、当該専用ソフトウェアのIDをランダムに発行する。ここでランダムに生成されたIDを既にソフト登録データベース34に登録されているIDと照合し、既に登録されていたならば、さらに別のIDを生成して、当該専用ソフトウェアのIDとして発行することとなる(ステップS142)。
【0054】CPU31は、ソフト登録データベース34に新たなレコードを作成し、ステップS143で発行したIDをステップS141で登録要求と共に受信したIDと対応付けて登録する(ステップS143)。ソフト登録データベース34への登録が完了すると、ステップS143で発行したIDを通信装置33から要求元の携帯電話機7に送信する(ステップS144)。
【0055】携帯電話機7の通信装置が専用ソフトウェアのIDを受信すると(ステップS105)、CPU71は、専用ソフトウェアの機能により受信したIDを専用ソフトウェアに結合する(ステップS106)。こうしてIDが結合されることにより、RAM73に格納された専用ソフトウェアを用いてサービス提供サイト4にアクセスすることが可能となり、これで専用ソフトウェアの登録が全て完了する。なお、専用ソフトウェアへのIDの結合は、上記した専用ソフトウェアの登録要求からの一連の処理で認証局3からIDが送られてきた場合以外は行えないものとなっている。
【0056】図7は、携帯電話機7のユーザがサービス提供サイト4へ会員登録をするための処理を示すフローチャートである。
【0057】まず、携帯電話機7のユーザは、キー入力装置74を操作してRAM73に格納された専用ソフトウェアを起動し、所望のサービス提供サイト4に接続した後、表示装置75に表示される画面に従ってキー入力装置74から会員登録の指示する。この指示に従って、会員登録要求が通信装置78からサービス提供サイト4に送られる。このときに、専用ソフトウェアに結合されているIDもサービス提供サイト4に送られる(ステップS201)。
【0058】サービス提供サイト4では、通信装置43が会員登録要求を受信すると(ステップS221)、CPU41は、会員登録要求と共に受信した専用ソフトウェアのIDを抽出する(ステップS222)。専用ソフトウェアのIDが抽出されると、このIDによるユーザ認証の要求が通信装置43から認証局3に送られる(ステップS223)。
【0059】認証局3では、通信装置33が会員登録要求を受信すると(ステップS241)、CPU31は、会員登録要求と共に受信した専用ソフトウェアのIDをソフト登録データベース34に登録されているIDと照合し、一致するものがある場合には、そのIDに対応するユーザを認証する(ステップS242)。そして、認証されたユーザのユーザ情報が通信装置33からサービス提供サイト4に返送される(ステップS243)。なお、一致するIDがなかった場合には、ユーザを認証できない旨のメッセージがサービス提供サイト4に返される。
【0060】サービス提供サイト4では、通信装置43がユーザ認証結果としてユーザ情報を受信すると(ステップS224)、CPU41は、会員ページデータベース44に新たなユーザのページを作成し、そのページに関連付けてステップS222で抽出した専用ソフトウェアのIDとステップS224で受信したユーザ情報とを登録して、当該ユーザを会員登録する(ステップS225)。こうして会員登録が完了すると、会員登録完了通知が通信装置43から要求元の携帯電話機7に送信される(ステップS226)。
【0061】携帯電話機7では、通信装置78が会員登録完了通知を受信すると(ステップS202)、会員登録したサービス提供サイト4に関する情報を分類・仕分けをして専用ソフトウェアに組み込む(ステップS203)。こうして会員登録したサービス提供サイト4に関する情報が組み込まれることにより、専用ソフトウェアを用いてサービス提供サイト4からコードデータを取得することが可能となり、これで会員登録が完了する。
【0062】図8は、携帯電話機7のユーザがサービス提供サイト4からコードデータを取得し、店舗端末6が置かれた店舗でサービスを利用するための処理を示すフローチャートである。
【0063】店舗においてサービスを受けようとする携帯電話機7のユーザは、キー入力装置74を操作してRAM73に格納された専用ソフトウェアを起動し、会員登録したサービス提供サイト4の自分のページに接続した後、表示装置75に表示される画面に従ってキー入力装置74からコードデータの取得を指示する。この指示としては、クーポンの種別や出力形式などの指定が含まれることとなる。この指示に従って、コードデータの送信要求がサービス提供サイト4に送られる。このときに、専用ソフトウェアに結合されているIDもサービス提供サイト4に送られる(ステップS301)。
【0064】サービス提供サイト4では、通信装置43がコードデータの送信要求を受信すると(ステップS321)、CPU41は、会員ページデータベース44を参照してこの要求と共に受信したIDが接続されたページのユーザのものであるかを調べ、そうであれば要求されたコードデータを生成する(ステップS322)。生成されたコードデータは、通信装置43から要求元の携帯電話機7に送られる(ステップS323)。
【0065】携帯電話機7では、通信装置78がコードデータを受信すると(ステップS302)、RAM73か内蔵IC77に保存され、ユーザによるキー入力装置74の操作に従ってコードデータを出力する(ステップS303)。コードデータの出力形式は、サービス提供サイト4から送られてきたコードデータの形式に従うこととなるが、店舗端末6が赤外線受信ポート65aを有するものであれば赤外線送信ポート76から赤外線信号で送信され、店舗端末6がICリーダ65bを有するものであれば内蔵IC77の自動応答で出力され、店舗端末6がバーコードリーダ65cを有するものであれば表示装置75に二次元バーコードとして表示されることとなる。
【0066】店舗端末6では、携帯電話機7から出力されたコードデータを、赤外線受信ポート65a、ICリーダ65bまたはバーコードリーダ65cから入力する(ステップS341)。入力されたコードデータは、通信装置66からサービス提供サイト4に送られる(ステップS342)。ここで店舗端末6は、入力されたコードデータを以て、どこのサービス提供サイト4で発行されたものであるかをラインセンス管理サーバ5に問い合わせるものとしてもよい。
【0067】サービス提供サイト4では、通信装置43が店舗端末6からコードデータを受信すると(ステップS324)、CPU41は、会員ページデータベース44を参照して、受信したコードデータに対応するサービスの内容をチェックする(ステップS325)。そして、そのサービスの内容に関する情報が通信装置43からコードデータの送信元の店舗端末6に送られる(ステップS326)。
【0068】店舗端末6では、サービス提供サイト4からサービスの内容に関する情報を受信すると(ステップS343)、CPU61は、これを表示装置63に表示する(ステップS344)。こうして表示装置63に表示されたサービスの内容に関する情報に従って、ユーザは当該店舗でのサービスを受けることができる。ユーザが店舗でのサービスの提供を受けた旨が店舗端末6のキーボード64から入力されると、店舗端末6の通信装置66からサービス提供サイト4にサービス受領済みの通知が送られる(ステップS345)。
【0069】サービス提供サイト4では、通信装置43が店舗端末6からのサービス受領済みの通知を受信すると(ステップS327)、ユーザが受領済みのサービスに関する情報を会員ページデータベース44に登録する(ステップS328)。これでユーザが同じコードデータに基づいて何度も同じサービスを受けることが内容にしている。そして、コードデータに基づくユーザのサービスの利用が完了する。
【0070】以上説明したように、この実施の形態のネットワークシステムでは、携帯電話機7のユーザがサービス提供サイト4からコードデータを取得するためには、認証局3に登録されたIDが結合された専用ソフトウェアが必要となる。IDは、専用ソフトウェア毎に重複しないように固有のものが発行され、IDの結合は、専用ソフトウェアの登録要求をしたときにしか行えない。このため、異なる携帯電話機7で同じIDが結合された専用ソフトウェアが動作することなく、携帯電話機7からアクセスされたサービス提供サイト4は、携帯電話機7のユーザを一義的に識別することができる。
【0071】サービス提供サイト4には、公式サイト4A〜4Cと、非公式サイト4D〜4Fとがあるが、いずれも専用ソフトウェアのIDによって携帯電話機7のユーザが一義的に識別される。つまり、携帯電話機7の個体番号が携帯電話局9から通知されない非公式サイト4D〜4Fでも、携帯電話機7の個体番号が通知される公式サイト4A〜4Cと何ら変わることなく、それぞれの携帯電話機7からのアクセス権限を制御することができる。
【0072】また、サービス提供サイト4からのコードデータの提供は、サービス提供サイト4毎に会員登録をしたユーザしか受けることができない。ここで、サービス提供サイト4に会員登録をする場合には、アクセスしてきた携帯電話機7上で動作する専用ソフトウェアに固有にIDを用いて、認証局3によりユーザ認証がなされる。このため、専用ソフトウェアの登録をしていないユーザは、サービス提供サイト4に会員として登録して、コードデータを不正に取得することはできない。
【0073】店舗端末6にコードデータを入力する装置としては、赤外線受信ポート65a、ICリーダ65b、バーコードリーダ65cなどがあるが、サービス提供サイト4から携帯電話機7には、店舗端末6の形態に合わせたコードデータが取得されることになる。このように様々な店舗端末6の形態に対応できるものとなっているため、各店舗においては、それぞれの事情に適した構成の店舗端末6を導入することができる。
【0074】本発明は、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0075】上記の実施の形態では、サービス提供サイト4から携帯電話機7に提供されたコードデータは、専用ソフトウェアの機能に従って分類、仕分けされて携帯電話機7内に保存されるものとなっていた。ところが、携帯電話機7のRAM73の容量は決して大きいものではない。そこで、コードデータを分類、仕分け及び保管する仕組みは、例えばソフト提供サイト2に移すものとし、ユーザは、専用ソフトウェアを用いてサービス提供サイト4から取得したコードデータを、ソフト提供サイト2に保管させて、必要に応じてここからダウンロードするものとしてもよい。
【0076】上記の実施の形態では、ソフト提供サイト2と、認証局3と、ライセンス管理サーバ5とは、インターネット1上に別々に存在するものとしていた。しかしながら、例えばソフト提供サイト2と認証局3とが同じコンピュータ装置上に構築されていてもよく、さらにライセンス管理サーバ5も同じコンピュータ装置上に構築されたものとしてもよい。
【0077】上記の実施の形態では、サービス提供サイト4から携帯電話機7にコードデータを取得するための専用ソフトウェアは、ソフト提供サイト2から提供され、専用ソフトウェアの機能により認証局3に登録を行った場合に、固有のIDが認証局3から付与されるものとなっていた。これに対して、未だ専用ソフトウェアを取得していない携帯電話機7からの要求を受信することにより、最初から固有のIDが結合されている専用ソフトウェアを、認証局3からインターネット1等を介して要求元の携帯電話機7に提供するものとしてもよい。IDが結合された専用ソフトウェアを携帯電話機7に提供する際には、その専用ソフトウェアに予め結合されたIDと、要求元の携帯電話機7のユーザ情報とが、ソフト登録データベース34に関連付けて登録されるものとすればよい。
【0078】上記の実施の形態では、専用ソフトウェアのIDに基づいて認証局3がユーザ認証を行うのは、携帯電話機7のユーザがサービス提供サイト4に会員登録を行うときだけであり、サービス提供サイト4では、会員登録をした後は、専用ソフトウェアのIDのみに基づいて正規に登録した会員であるかどうかを判断していた。しかしながら、サービス提供サイト4は、携帯電話機7からアクセスされるたびに、専用ソフトウェアのIDによるユーザ認証を認証局3に求めるものとしてもよい。また、携帯電話機7からサービス提供サイト4にアクセスする場合には、必ず認証局3を介在させなければならないものとして、認証局3は、携帯電話機7からサービス提供サイト4にアクセスする際には必ず専用ソフトウェアのIDによるユーザ認証を行って、認証結果をサービス提供サイト4に渡すものとしてもよい。
【0079】上記の実施の形態では、サービス提供サイト4は、携帯電話局9から携帯電話機7の個体IDが通知される公式サイト4A〜4Cと、個体IDが通知されない非公式サイト4D〜4Fとに分かれるものとしていた。そして、公式サイト4A〜4Cと非公式サイト4D〜4Fとで処理に違いは生じていなかった。これに対して、公式サイト4A〜4Cでは、専用ソフトウェアのIDがなくても個体IDによって個々の携帯電話機7を特定することが可能であるため、専用ソフトウェアのIDによってアクセスしてきた携帯電話機7を判断するものとしなくてもよい。
【0080】上記の実施の形態では、携帯電話機7のユーザがサービス提供サイト4から取得したコードデータを用いて店舗でサービスを受けたときに、店舗端末6からサービス提供サイト4に受領済み通知をし、受領済みのサービスを会員ページデータベース44に登録するものとしていた。しかし、上記のシステムでは、異なるサービス提供サイト4が同じ店舗の同じサービスに関するコードデータを発行することも可能である。そこで、ライセンス管理サーバ5のように全てのサービス提供サイト4を統括するサーバを別に設け(ライセンス管理サーバ5でも可)、このサーバで同じ店舗の同じサービスが提供されることのないようにコードデータの使用に関しても管理してもよい。また、このようなサーバでまとめて管理を行うことにより、どのようなユーザがどのような店舗でどのようなサービスを受けるかということについてのマーケティングデータを容易に作成することができるようになる。
【0081】上記の実施の形態では、認証局3は、専用ソフトウェア登録処理において、新たに発行するIDが発行済みのIDと重複していないかどうかをソフト登録データベース34に登録されたIDと照合してチェックしていた。また、会員登録処理においてサービス提供サイト4から専用ソフトウェアのIDに基づくユーザの認証を要求されたときも、ソフト登録データベース34に登録されたIDとの照合によってユーザ認証を行っていた。このようなIDの照合を行わずに、次のような方法を適用することも可能である。
【0082】図9は、専用ソフトウェア登録処理及び会員登録処理に適用可能な変形例を説明する図である。これは、認証局3における処理を説明したものであり、認証局3の記憶装置32には、第1テーブル101と、第2テーブル102と、ユーザテーブル103とが設けられる。また、認証局3では、専用ソフトウェアのIDを数値の重複が生じないように数値化することができるようになっている。認証局3及び他のいずれの装置においても、専用ソフトウェアのIDそのものは保管されない。
【0083】ユーザテーブル103は、専用ソフトウェアの登録をしたユーザのユーザ情報を登録したテーブルである。第1テーブル101は、専用ソフトウェアのIDに対応した数値を除数Aで除算した剰余aに対応したテーブル内の位置に、当該IDに対応したユーザ情報を指し示すポインタを格納している。第2テーブル102は、専用ソフトウェアのIDに対応した数値を除数Bで除算した剰余bに対応したテーブル内の位置に、当該IDに対応したユーザ情報を指し示すポインタを格納している。第1テーブル101及び第2テーブル102の各記憶位置には、2つ以上のポインタを格納することが可能である。
【0084】ここで、除数Aと除数Bとの最小公倍数は、専用ソフトウェアのIDに対応した数値が採りうる最大値と最小値との差よりも大きいという関係がある。この関係を満たす場合、互いに異なる2つのIDに対応した数値をそれぞれ除数Aで除算した剰余aが一致する場合には、当該2つのIDに対応した数値をそれぞれ除数Bで除算した剰余bが一致することはあり得なくなる。なお、除数Aと除数Bとは、互いに素であることが好ましい。
【0085】図9に示すように、一例として専用ソフトウェアのID(X)について、専用ソフトウェアの登録を行う場合とユーザ認証を行う場合とを考える。CPU31は、ランダムに生成した、またはサービス提供サイト4から渡されたID(X)を所定の方法で数値化した数値Xを求める。次に、CPU31は、数値Xを除数Aで除算した剰余aを求める。また、数値Xを除数Bで除算した剰余bを求める。
【0086】CPU31は、除数aに対応した第1テーブル101の記憶位置と除数bに対応した第2テーブル102の記憶位置とから、それぞれユーザテーブル103へのポインタを取り出す。取り出した2つのポインタは、同じユーザ情報を指し示すものとなっている。このような状態であった場合、専用ソフトウェア登録処理で新たなIDを発行しようとする場合には、発行済みのIDということになるので、ID(X)を発行することはない。一方、会員登録処理では、当該ユーザを認証するものとして、2つのポインタの両方から辿り着いたユーザ情報をサービス提供サイト4に返却する。
【0087】他の例として専用ソフトウェアのID(x’)について、専用ソフトウェアの登録を行う場合とユーザ認証を行う場合とを考える。CPU31は、ランダムに生成した、またはサービス提供サイト4から渡されたID(X’)を所定の方法で数値化した数値X’を求める。次に、CPU31は、数値X’を除数Aで除算した剰余a’を求める。また、数値X’を除数Bで除算した剰余b’を求める。
【0088】CPU31は、除数a’に対応した第1テーブル102の記憶位置と除数b’に対応した第2テーブル103の記憶位置と殻、それぞれユーザテーブル103へのポインタを取り出す。取り出した2つのポインタは、同じユーザ情報を指し示さないものとなっている。このような状態であった場合、専用ソフトウェア登録処理で新たなIDを発行しようとする場合には、未だ発行されていないIDであるので、ID(X’)を発行する。一方、会員登録処理では、ユーザ認証が不可能であることを、サービス提供サイト4に返却する。
【0089】この方法では、専用ソフトウェアのIDが既に発行済みのものであるかどうかをチェックするときも、サービス提供サイト4から渡された専用ソフトウェアのIDに基づいてユーザ認証を行う場合も、IDの照合は必要はない。このため、専用ソフトウェア登録処理や会員登録処理が高速化される。除数A及び除数Bの最小公倍数は、専用ソフトウェアのIDに対応した数値の最大値と最小値との差よりも大きいという関係があるため、異なるIDで剰余aと剰余bの両方が一致することがない。このため、専用ソフトウェアのIDに対応したユーザ情報を一義的に特定することができ、正確にユーザ認証を行うことができる。
【0090】また、専用ソフトウェア登録処理においても会員登録処理においても、専用ソフトウェアのIDの照合は一切必要ないので、認証局3や他の装置にも専用ソフトウェアのIDを保管しておく必要がない。このため、専用ソフトウェアのIDとして複雑な体系を使用しても、必要な記憶容量が大きくならないで済む。さらに、専用ソフトウェアのIDを保管しておく必要がないことから、仮に認証局3などがハッキングされても、各ユーザに付与した専用ソフトウェアのIDが盗み出されることはない。このため、各ユーザが専用ソフトウェアの管理を怠らない限り、そのIDが不正に使用されることはなく、安全性が高いものとなる。
【0091】サービス提供サイト4は、認証局3にユーザ認証を求める場合に、専用ソフトウェアのIDそのものを認証局3に渡すのではなく、アクセスしてきた携帯電話機7の専用ソフトウェアのIDを自ら数値化し、その数値を除数Aで除算した剰余aと除数Bで除算した剰余bとを認証局3に渡すものとしてもよい。この場合、認証局3にかかる負荷がさらに分散されることとなる。
【0092】なお、図9に示した方法は、専用ソフトウェアのIDが重複しないかどうかのチェック、及び専用ソフトウェアのIDに基づくユーザ認証を行う場合だけでなく、サービス提供サイト4が発行するコードデータにも適用することができる。コードデータの重複がないように管理しているのは、ライセンス管理サーバ5であるため、第1テーブル101、第2テーブル102及びコードデータテーブル(ユーザテーブル103に対応するもの)がライセンス管理サーバ5に置かれることとなる。
【0093】上記の実施の形態では、認証局3、サービス提供サイト4及び店舗端末6のCPU31、41、61がそれぞれ実行するプログラム(図6〜図8のフローチャートに示すものなど)は、それぞれ記憶装置32、42、62に予め記憶されているものとして説明した。しかしながら、これらのプログラムの全部または一部を、CD−ROMやDVD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して、ハードウェアとは別に配布するものとしてもよい。また、これらのプログラムの全部または一部をインターネット上のWebサーバ装置が有する固定ディスク装置に格納しておき、インターネット1などのネットワークを通じて配信するものとしてもよい。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、非公式サイトにおいても公式サイトと実質的な差異が生じないように携帯電話機からのアクセス権限を管理することが可能となる。
