「販売促進情報提供システム及び方法、サーバ装置、並びにプログラム」のプロジェクトパートナー募集します!
【発明の名称】販売促進情報提供システム及び方法、サーバ装置、並びにプログラム
【出願日】2001年05月28日
【出願番号】特願2001-159240
【公開番号】特許公開2002-352134
【出願人】フォーカスワン株式会社
【発明者】本田 季伸
【要約】
【課題】 消費者がゲーム感覚で販売促進情報を得ていくことができ、これにより販売促進情報の利用度を高める。
【解決手段】 消費者の携帯端末からサーバにアクセスし、キャラクタの取得を要求すると(S201、S251)、クーポン取得画面が携帯端末に送信され(S252、S202)、消費者はこれに従って所望のクーポンを取得し、その情報をサーバ装置における(S203、S204、S253)。取得したクーポンは、他に消費者が商品を購入することで分野別に獲得したポイントなども記憶されている顧客データベースに登録される(S254)。そして、獲得ポイントの合計によって基本キャラクタを生成し(S256)、分野別のポイントに従ってキャラクタを装飾し(S257)、取得したクーポンを所持アイテムとしたキャラクタを生成して(S258)、サーバから携帯端末に送信する(S259、S205)。
【特許請求の範囲】
【請求項1】商品の販売者の利用に供する販売者端末装置と、商品の購入者の利用に供する購入者端末装置と、前記販売者端末装置及び前記購入者端末装置に通信ネットワークを介して接続されたサーバ装置とを備え、前記販売者端末装置は、前記購入者に販売した商品に応じた販売後情報を、当該購入者またはその購入者端末装置の識別情報と共に入力する販売後情報入力手段と、前記販売後情報入力手段から入力された販売後情報及び識別情報を、前記通信ネットワークを介して前記サーバ装置に送信する販売後情報送信手段とを備え、前記購入者端末装置は、前記サーバ装置から送られたキャラクタ情報を受信するキャラクタ情報受信手段と、前記キャラクタ情報受信手段が受信したキャラクタ情報に応じたキャラクタを表示する表示手段とを備え、前記サーバ装置は、前記販売後情報送信手段から送信された販売後情報及び識別情報を受信する販売後情報受信手段と、前記販売後情報受信手段が受信した販売後情報を、識別情報毎に蓄積する販売後情報蓄積手段と、前記販売後情報蓄積手段に蓄積された販売後情報に基づいて、前記表示手段にキャラクタを表示させるためのキャラクタ情報を生成するキャラクタ情報生成手段と、前記キャラクタ情報生成手段が生成したキャラクタ情報を、前記通信ネットワークを介して前記購入者端末装置の対応するものに送信するキャラクタ情報送信手段とを備えることを特徴とする販売促進情報提供システム。
【請求項2】前記販売者端末情報は、前記販売者が販売する商品の購入に有用な販売前情報を入力する販売前情報入力手段と、前記販売前情報入力手段から入力された販売前情報を、前記通信ネットワークを介して前記サーバ装置に送信する販売前情報送信手段とをさらに備え、前記サーバ装置は、前記販売前情報送信手段から送信された販売前情報を受信する販売前情報受信手段と、前記販売前情報受信手段が受信した販売前情報を蓄積する販売前情報蓄積手段と、前記購入者が前記販売前情報に対して行った指定に関する情報を前記購入者端末装置から受信する指定受信手段とをさらに備え、前記購入者端末装置は、前記購入者の指示により、前記販売前情報蓄積手段に蓄積された販売前情報のうちから所望の販売前情報を指定する販売前情報指定手段と、前記販売前情報指定手段による指定に関する情報を、前記通信ネットワークを介してサーバ装置に送信する指定送信手段とをさらに備え、前記キャラクタ情報生成手段は、さらに前記指定受信手段が受信した販売前情報の指定に基づいて、前記キャラクタ情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の販売促進情報提供システム。
【請求項3】商品の販売者の利用に供する販売者端末装置と、商品の購入者の利用に供する購入者端末装置とに通信ネットワークを介して接続されたコンピュータ装置が、前記購入者に販売した商品に応じて入力した販売後情報、及び該購入者またはその購入者端末装置の識別情報を、前記通信ネットワークを介して前記購入者端末装置から受信するステップと、該受信した販売後情報を、識別情報毎に販売後情報データベースに蓄積するステップと、前記販売後情報データベースに蓄積された販売後情報に基づいて、前記購入者端末装置の表示手段にキャラクタを表示させるためのキャラクタ情報を生成するステップと、該生成したキャラクタ情報を、前記通信ネットワークを介して前記購入者端末装置の対応するものに送信するステップとを含むことを特徴とする販売促進情報提供方法。
【請求項4】前記コンピュータ装置が、前記販売者が販売する商品の購入に有用な販売前情報を、販売前情報データベースに蓄積するステップと、前記購入者が前記販売前情報に対して行った指定に関する情報を前記購入者端末装置から受信するステップとをさらに含み、前記キャラクタ情報を生成するステップでは、さらに前記受信した販売前情報の指定に基づいて、前記キャラクタ情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の販売促進情報提供方法。
【請求項5】商品の販売者の利用に供する販売者端末装置と、商品の購入者の利用に供する購入者端末装置とに通信ネットワークを介して接続され、前記購入者に販売した商品に応じて入力した販売後情報、及び該購入者またはその購入者端末装置の識別情報を、前記通信ネットワークを介して前記販売者端末装置から受信する販売後情報受信手段と、前記販売後情報受信手段が受信した販売後情報を、識別情報毎に蓄積する販売後情報蓄積手段と、前記販売後情報蓄積手段に蓄積された販売後情報に基づいて、前記購入者端末装置の表示手段にキャラクタを表示させるためのキャラクタ情報を生成するキャラクタ情報生成手段と、前記キャラクタ情報生成手段が生成したキャラクタ情報を、前記通信ネットワークを介して前記購入者端末装置の対応するものに送信するキャラクタ情報送信手段とを備えることを特徴とするサーバ装置。
【請求項6】前記販売後情報は、前記販売した商品に応じてその購入者毎に付与されるポイントであることを特徴とする請求項5に記載のサーバ装置。
【請求項7】前記ポイントは、前記購入者に販売した商品に応じて定められる複数のグループのいずれか1以上に付与され、前記販売後情報受信手段は、グループ別に付与されたポイントを受信し、前記キャラクタ情報生成手段は、前記グループ別に蓄積されたポイントに従って、前記キャラクタ情報を生成することを特徴とする請求項6に記載のサーバ装置。
【請求項8】前記販売者が販売する商品の購入に有用な販売前情報を蓄積する販売前情報蓄積手段と、前記購入者が前記販売前情報に対して行った指定に関する情報を前記購入者端末装置から受信する指定受信手段とをさらに備え、前記キャラクタ情報生成手段は、さらに前記指定受信手段が受信した販売前情報の指定に基づいて、前記キャラクタ情報を生成することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載のサーバ装置。
【請求項9】前記販売前情報は、前記販売者が販売する商品の商品クーポンであることを特徴とする請求項8に記載のサーバ装置。
【請求項10】前記キャラクタ情報生成手段は、前記指定受信手段が受信した指定の対象となった販売前情報をキャラクタの所持アイテムとしたキャラクタ情報を生成することを特徴とする請求項8または9に記載のサーバ装置。
【請求項11】前記販売前情報蓄積手段に蓄積された販売前情報は、前記販売後情報蓄積手段に蓄積された販売後情報に従って、前記購入者による指定の対象とできるかどうかが決められることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載のサーバ装置。
【請求項12】前記キャラクタ情報は、前記購入者端末装置の表示手段に表示されるキャラクタを構成するのに必要なパラメータを含み、前記キャラクタは、前記キャラクタ情報として前記購入者端末装置が受信したパラメータに基づいて画像が生成され、前記表示手段に表示されることを特徴とする請求項5乃至11のいずれか1項に記載のサーバ装置。
【請求項13】前記キャラクタ情報は、前記購入者端末装置の表示手段に表示されるキャラクタのパラメータを増加または減少させるための更新値を含み、前記キャラクタは、前記キャラクタ情報として前記購入者端末装置が受信した更新値に従ってパラメータが更新され、該更新されたパラメータに基づいて画像が生成され、前記表示手段に表示されることを特徴とする請求項5乃至11のいずれか1項に記載のサーバ装置。
【請求項14】商品の販売者の利用に供する販売者端末装置と、商品の購入者の利用に供する購入者端末装置とに通信ネットワークを介して接続されたコンピュータ装置を、前記購入者に販売した商品に応じて入力した販売後情報、及び該購入者またはその購入者端末装置の識別情報を、前記通信ネットワークを介して前記販売者端末装置から受信する販売後情報受信手段、前記販売後情報受信手段が受信した販売後情報を、識別情報毎に蓄積する販売後情報蓄積手段、前記販売後情報蓄積手段に蓄積された販売後情報に基づいて、前記購入者端末装置の表示手段にキャラクタを表示させるためのキャラクタ情報を生成するキャラクタ情報生成手段、及び、前記キャラクタ情報生成手段が生成したキャラクタ情報を、前記通信ネットワークを介して前記購入者端末装置の対応するものに送信するキャラクタ情報送信手段として機能させるためのプログラム。
【請求項15】前記コンピュータ装置をさらに、前記販売者が販売する商品の購入に有用な販売前情報を蓄積する販売前情報蓄積手段、及び、前記購入者が前記販売前情報に対して行った指定に関する情報を前記購入者端末装置から受信する指定受信手段として機能させ、前記キャラクタ情報生成手段は、さらに前記指定受信手段が受信した販売前情報の指定に基づいて、前記キャラクタ情報を生成する機能を有することを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消費者がゲーム感覚で、販売促進情報を得ていくことができる販売促進情報提供システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】商品(無形のサービスを含む。以下、同じ)の販売(レンタル・リースなどの貸し出しを含む。以下、同じ)を促進するため、従来から様々な販売促進手法が知られている。その代表的なものの1つとして、クーポンが知られている。クーポンは、商品の割引情報などのサービス情報が記載された紙片であり、これを商品を購入(借り入れを含む。以下、同じ)する時に提示することで、記載された内容のサービスを受けられるようにするものである。つまり、クーポンは、顧客の獲得のための手段として用いられている。
【0003】一方、顧客の囲い込みのためのものの代表例として、ポイントカードが知られている。ポイントカードは、顧客毎に発行され、顧客が商品を購入をした金額に応じてポイントが蓄積されていくものであり、顧客は、蓄積したポイントから買い物をすることができたり、蓄積したポイントに応じたプレゼントをもらったりすることができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらのクーポンやポイントカードは、店舗毎に個別に発行される場合もあるが、商店街や企業グループの複数の加盟店で共通して発行される場合もある。しかしながら、いずれの場合においても従来のクーポンは、商品毎に割引情報が印刷された紙片であるに過ぎず、消費者がその1枚1枚を管理しなければならなかった。
【0005】また、従来のポイントカードは、商品を購入した金額に応じたポイントを単に蓄積するだけのものであり、どの程度のポイントが貯まっているかが一見して分かるものではなかった。蓄積したポイントを表示しているものもあるが、カードそのものに変化があるわけではなく、消費者が蓄積されたポイントを忘れてしまい、有効に使用できなくなってしまう場合があった。
【0006】このように、従来のクーポンやポイントカードは、消費者が十分に積極的に利用したいと思うものになっておらず、クーポンやポイントカードの発行に要するコストに見合っただけの十分な販売促進効果を発揮することができなかった。
【0007】本発明は、消費者がゲーム感覚で販売促進情報を得ていくことができ、これにより販売促進情報の利用度を高めることができる販売促進情報提供システム及び方法、このシステムに適用されるサーバ装置、並びにプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる販売促進情報提供システムは、商品の販売者の利用に供する販売者端末装置と、商品の購入者の利用に供する購入者端末装置と、前記販売者端末装置及び前記購入者端末装置に通信ネットワークを介して接続されたサーバ装置とを備え、前記販売者端末装置は、前記購入者に販売した商品に応じた販売後情報を、当該購入者またはその購入者端末装置の識別情報と共に入力する販売後情報入力手段と、前記販売後情報入力手段から入力された販売後情報及び識別情報を、前記通信ネットワークを介して前記サーバ装置に送信する販売後情報送信手段とを備え、前記購入者端末装置は、前記サーバ装置から送られたキャラクタ情報を受信するキャラクタ情報受信手段と、前記キャラクタ情報受信手段が受信したキャラクタ情報に応じたキャラクタを表示する表示手段とを備え、前記サーバ装置は、前記販売後情報送信手段から送信された販売後情報及び識別情報を受信する販売後情報受信手段と、前記販売後情報受信手段が受信した販売後情報を、識別情報毎に蓄積する販売後情報蓄積手段と、前記販売後情報蓄積手段に蓄積された販売後情報に基づいて、前記表示手段にキャラクタを表示させるためのキャラクタ情報を生成するキャラクタ情報生成手段と、前記キャラクタ情報生成手段が生成したキャラクタ情報を、前記通信ネットワークを介して前記購入者端末装置の対応するものに送信するキャラクタ情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0009】上記販売促進情報提供システムでは、購入者が購入した商品に応じて蓄積された販売後情報によってキャラクタ情報が生成される。すなわち、販売後情報を取得していくことで、購入者端末装置に表示されるキャラクタが変化していくこととなるので、商品の購入者は、販売後情報の取得(=商品の購入)をゲーム感覚で行うことができ、商品の販売者は、提供した販売後情報の利用度を向上させ、販売促進効果を高めることができる。
【0010】上記販売促進情報提供システムにおいて、前記販売者端末情報は、前記販売者が販売する商品の購入に有用な販売前情報を入力する販売前情報入力手段と、前記販売前情報入力手段から入力された販売前情報を、前記通信ネットワークを介して前記サーバ装置に送信する販売前情報送信手段とをさらに備えるものとすることができ、前記サーバ装置は、前記販売前情報送信手段から送信された販売前情報を受信する販売前情報受信手段と、前記販売前情報受信手段が受信した販売前情報を蓄積する販売前情報蓄積手段と、前記購入者が前記販売前情報に対して行った指定に関する情報を前記購入者端末装置から受信する指定受信手段とをさらに備えるものとすることができ、前記購入者端末装置は、前記購入者の指示により、前記販売前情報蓄積手段に蓄積された販売前情報のうちから所望の販売前情報を指定する販売前情報指定手段と、前記販売前情報指定手段による指定に関する情報を、前記通信ネットワークを介してサーバ装置に送信する指定送信手段とをさらに備えるものとすることができる。この場合において、前記キャラクタ情報生成手段は、さらに前記指定受信手段が受信した販売前情報の指定に基づいて、前記キャラクタ情報を生成するものとすることができる。
【0011】この場合には、商品購入前に取得する販売前情報によってもキャラクタ情報が生成される。すなわち、商品の購入者は、商品を購入した後に取得する販売後情報だけでなく、その購入前に取得する販売前情報についてもゲーム感覚で取得していくことができる。これにより、販売前情報の利用度を向上させることができ、その販売前情報による販売促進効果を高めることができる。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかる販売促進情報提供方法は、商品の販売者の利用に供する販売者端末装置と、商品の購入者の利用に供する購入者端末装置とに通信ネットワークを介して接続されたコンピュータ装置が、前記購入者に販売した商品に応じて入力した販売後情報、及び該購入者またはその購入者端末装置の識別情報を、前記通信ネットワークを介して前記購入者端末装置から受信するステップと、該受信した販売後情報を、識別情報毎に販売後情報データベースに蓄積するステップと、前記販売後情報データベースに蓄積された販売後情報に基づいて、前記購入者端末装置の表示手段にキャラクタを表示させるためのキャラクタ情報を生成するステップと、該生成したキャラクタ情報を、前記通信ネットワークを介して前記購入者端末装置の対応するものに送信するステップとを含むことを特徴とする。
【0013】上記販売促進情報提供方法は、前記コンピュータ装置が、前記販売者が販売する商品の購入に有用な販売前情報を、販売前情報データベースに蓄積するステップと、前記購入者が前記販売前情報に対して行った指定に関する情報を前記購入者端末装置から受信するステップとをさらに含んでいてもよい。この場合、前記キャラクタ情報を生成するステップでは、さらに前記受信した販売前情報の指定に基づいて、前記キャラクタ情報を生成するものとすることができる。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第3の観点にかかるサーバ装置は、商品の販売者の利用に供する販売者端末装置と、商品の購入者の利用に供する購入者端末装置とに通信ネットワークを介して接続され、前記購入者に販売した商品に応じて入力した販売後情報、及び該購入者またはその購入者端末装置の識別情報を、前記通信ネットワークを介して前記販売者端末装置から受信する販売後情報受信手段と、前記販売後情報受信手段が受信した販売後情報を、識別情報毎に蓄積する販売後情報蓄積手段と、前記販売後情報蓄積手段に蓄積された販売後情報に基づいて、前記購入者端末装置の表示手段にキャラクタを表示させるためのキャラクタ情報を生成するキャラクタ情報生成手段と、前記キャラクタ情報生成手段が生成したキャラクタ情報を、前記通信ネットワークを介して前記購入者端末装置の対応するものに送信するキャラクタ情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0015】上記サーバ装置において、前記販売後情報は、例えば、前記販売した商品に応じてその購入者毎に付与されるポイントとすることができる。
【0016】ここで、前記ポイントは、前記購入者に販売した商品に応じて定められる複数のグループのいずれか1以上に付与されるものとすることができ、前記販売後情報受信手段は、グループ別に付与されたポイントを受信し、前記キャラクタ情報生成手段は、前記グループ別に蓄積されたポイントに従って、前記キャラクタ情報を生成するものとすることができる。
【0017】上記サーバ装置は、前記販売者が販売する商品の購入に有用な販売前情報を蓄積する販売前情報蓄積手段と、前記購入者が前記販売前情報に対して行った指定に関する情報を前記購入者端末装置から受信する指定受信手段とをさらに備えるものとしてもよい。この場合、前記キャラクタ情報生成手段は、さらに前記指定受信手段が受信した販売前情報の指定に基づいて、前記キャラクタ情報を生成するものとすることができる。
【0018】上記サーバ装置において、前記販売前情報は、例えば、前記販売者が販売する商品の商品クーポンとすることができる。
【0019】ここで、前記キャラクタ情報生成手段は、前記指定受信手段が受信した指定の対象となった販売前情報をキャラクタの所持アイテムとしたキャラクタ情報を生成するものとすることができる。
【0020】また、前記販売前情報蓄積手段に蓄積された販売前情報は、前記販売後情報蓄積手段に蓄積された販売後情報に従って、前記購入者による指定の対象とできるかどうかが決められるものであってもよい。
【0021】上記サーバ装置において、前記キャラクタ情報は、前記購入者端末装置の表示手段に表示されるキャラクタを構成するのに必要なパラメータを含むものであってもよい。この場合、前記キャラクタは、前記キャラクタ情報として前記購入者端末装置が受信したパラメータに基づいて画像が生成され、前記表示手段に表示されるものとすることができる。
【0022】また、前記キャラクタ情報は、前記購入者端末装置の表示手段に表示されるキャラクタのパラメータを増加または減少させるための更新値を含むものであってもよい。この場合、前記キャラクタは、前記キャラクタ情報として前記購入者端末装置が受信した更新値に従ってパラメータが更新され、該更新されたパラメータに基づいて画像が生成され、前記表示手段に表示されるものとすることができる。
【0023】上記目的を達成するため、本発明の第4の観点にかかるプログラムは、商品の販売者の利用に供する販売者端末装置と、商品の購入者の利用に供する購入者端末装置とに通信ネットワークを介して接続されたコンピュータ装置を、前記購入者に販売した商品に応じて入力した販売後情報、及び該購入者またはその購入者端末装置の識別情報を、前記通信ネットワークを介して前記販売者端末装置から受信する販売後情報受信手段、前記販売後情報受信手段が受信した販売後情報を、識別情報毎に蓄積する販売後情報蓄積手段、前記販売後情報蓄積手段に蓄積された販売後情報に基づいて、前記購入者端末装置の表示手段にキャラクタを表示させるためのキャラクタ情報を生成するキャラクタ情報生成手段、及び、前記キャラクタ情報生成手段が生成したキャラクタ情報を、前記通信ネットワークを介して前記購入者端末装置の対応するものに送信するキャラクタ情報送信手段として機能させることを特徴とする。
【0024】上記プログラムは、前記コンピュータ装置をさらに、前記販売者が販売する商品の購入に有用な販売前情報を蓄積する販売前情報蓄積手段、及び、前記購入者が前記販売前情報に対して行った指定に関する情報を前記購入者端末装置から受信する指定受信手段として機能させるものであってもよい。この場合において、前記キャラクタ情報生成手段は、さらに前記指定受信手段が受信した販売前情報の指定に基づいて、前記キャラクタ情報を生成する機能を有するものとすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0026】図1は、この実施の形態にかかる販売促進情報提供システムの構成を示すブロック図である。図示するように、このシステムは、インターネット4を介して相互に接続されたサーバ装置1と、複数の店舗端末装置2(2−1〜2−n)と、複数の携帯端末装置3(3−1〜3−n)とから構成されており、消費者が取得したクーポンや商品の購入によって蓄積したポイントをキャラクタの形で携帯端末装置3に表示する。
【0027】サーバ装置1は、消費者が取得したクーポン、商品の購入によって蓄積したポイントの管理などを行い、これに応じたキャラクタを生成して携帯端末装置3に送信する。図2は、サーバ装置1の構成を示すブロック図であり、通信処理部11と、情報管理部12と、キャラクタ生成部13と、データベース記憶部14とを備えている。
【0028】通信処理部11は、インターネット4を介して店舗端末装置2及び携帯端末装置3との間で情報の送受信をする。情報管理部12は、店舗端末装置2の利用者である事業者によるクーポンの登録、消費者による商品の購入に基づくポイントの蓄積などの処理を行う。キャラクタ生成部13は、消費者によるクーポンの選択と顧客データベース17に記憶された情報に基づくキャラクタの生成のための処理を行う。データベース記憶部14には、加盟店データベース15と、クーポンデータベース16と、顧客データベース17とが構築されている。
【0029】図3は、加盟店データベース15の構成を示す図である。加盟店データベース15には、店舗端末装置2の利用者である店舗(このシステムで提供するサービスの加盟店)毎に1レコードのデータが記憶される。各レコードのデータは、加盟店ID、パスワード(PW)、アクティブ、インテリ、ファッション、及びクーポンの項目から成っている。
【0030】加盟店IDは、店舗毎に固有の識別情報であり、店舗端末装置2からサーバ装置1にログインするときや消費者がクーポンを使用する店舗を識別するために用いられる。パスワードは、店舗端末装置2からサーバ装置1にログインするときに、このシステムで提供するサービスの正当な利用者によるログイン要求であるかどうかを認証するために用いられる。
【0031】アクティブ、インテリ及びファッションの項目は、消費者が当該店舗でクーポンを使用せずに商品を購入したときに、その購入金額に応じたポイントを、顧客データベース17のアクティブ、インテリ及びファッションの項目にどのような割合で配分して記憶させるかを示すものである。クーポンの項目は、当該店舗で使用可能なクーポンを示すもので、ここには1以上のクーポンID(後述)が登録される。
【0032】図4は、クーポンデータベース16の構成を示す図である。クーポンデータベース16には、このシステムを利用して消費者に提供可能なクーポン毎に1レコードのデータが記憶される。提供可能なクーポンとしては、複数の店舗で共通して使えるものと、個々の店舗でしか使えないものとがある。また、クーポンデータベース16中の各レコードのデータは、クーポンID、共通フラグ、アクティブ、インテリ、ファッション、レベル、及び内容の項目から成っている。
【0033】クーポンIDは、クーポン毎に固有の識別情報である。共通フラグは、当該レコードのクーポンが複数の店舗で共通して使えるものであるかどうかを示すフラグである。アクティブ、インテリ及びファッションの項目は、消費者が当該クーポンを使用して商品を購入したときに、その購入金額に応じたポイントを、顧客データベース17のアクティブ、インテリ及びファッションの項目にどのような割合で配分して記憶させるかを示すものである。
【0034】レベルは、当該レコードのクーポンを取得することができる消費者のレベル(後述)を示すものである。内容は、クーポンを使用することによって店舗から提供されるサービスを示すものであり、例えば、料金の5%割引とか、付属品のサービスとかいった内容のものが記憶される。
【0035】図5は、顧客データベース17の構成を示す図である。顧客データベース17には、このシステムで提供するサービスの顧客である消費者毎に1レコードのデータが記憶される。各レコードのデータは、顧客ID、パスワード(PW)、性別、年齢、アクティブ、インテリ、ファッション、レベル、クーポン数、及びクーポンの項目から成っている。
【0036】顧客IDは、消費者毎に固有の識別情報であり、携帯端末装置3からサーバ装置1にログインするときや店舗で商品を購入した消費者を識別するために用いられる。パスワードは、携帯端末装置3からサーバ装置1にログインするときに、このシステムで提供するサービスの正当な利用者によるログイン要求であるかどうかを認証するために用いられる。性別及び年齢は、当該レコードの消費者の性別及び年齢を示すものであり、これと後述するレベルに従ってキャラクタの基本形が決められる。
【0037】アクティブ、インテリ及びファッションの項目は、消費者が店舗で商品を購入することによって付与されたポイントを蓄積したものであり、各項目のポイントによって後述するように生成されるキャラクタの形態が変わってくる。例えば、アクティブの項目のポイントがインテリ及びファッションの項目のポイントよりも高い場合には、スポーツをするような活動的な形態のキャラクタが生成されることとなる。
【0038】レベルは、アクティブ、インテリ及びファッションの各項目に蓄積されたポイントの合計によって決められるものであり、この値によって消費者が取得可能なクーポンであるかどうかが判断される。クーポン数は、当該レコードの消費者が1度に取得可能なクーポンの数を示すものであり、レベルに従ってこの数が決められる。クーポンの項目には、当該レコードの消費者が取得したクーポンのクーポンIDが記憶され、生成されるキャラクタは、ここに記憶されたクーポンIDに対応したアイテムを所持するものとなる。
【0039】また、図1に示す店舗端末装置2は、それぞれこのシステムで提供するサービスの加盟店にそれぞれ置かれたもので、クーポンの登録、消費者の買い物金額に応じたポイントの入力などの処理を行う。なお、加盟店には、スーパーマーケット、飲食店、スポーツクラブなどの様々な業種のものがある。図6は、店舗端末装置2の構成を示すブロック図であり、通信処理部21と、入力部22と、表示部23とを備えている。
【0040】通信処理部21は、インターネット4を介してサーバ装置1と情報を送受信するものである。入力部22は、クーポンの登録や消費者に付与するポイントなどを入力するものである。表示部23は、クーポンを登録する場合に必要となる次に示すクーポン登録画面や、商品を購入した消費者に付与したポイントを入力するためのポイント入力画面などを表示する。
【0041】図7は、クーポンの登録の際に表示部23に表示されるクーポン登録画面の例を示す図である。クーポン登録画面は、図の上部に示す共通クーポン選択部分と、図の下部に示す個別クーポン入力部分とに分かれている。
【0042】共通クーポン選択部分は、クーポンデータベース16に登録されたクーポンのうちで共通フラグがセットされているものが一覧表示される。一覧表示された各共通クーポンの横にはチェックボックスが表示されており、事業者は、自己の店舗で使用可能とするクーポンの横のチェックボックスにチェックマークを付する。なお、既に自己の店舗で使用可能としたクーポンは、クーポン登録画面が送られてきたときにチェックマークが付されているが、このチェックマークを消去することで一旦登録したクーポンも使用不可能とすることができる。
【0043】個別クーポン入力部分は、当該店舗で個別に使用可能なクーポンの内容を入力する欄と、アクティブ、インテリ及びファッションの各項目へのポイントの配分比率を入力する欄と、入力したクーポンを提供可能なレベルを入力する欄とが設けられている。なお、図では個別に使用可能なクーポンを一旦登録するとこれを使用不可能とする欄は設けられていないが、例えば、共通部分と同じように当該事業者が登録したクーポンをチェックマーク付きで一覧表示し、チェックマークを消去することで使用不可能とすることができる。
【0044】また、図1に示す携帯端末装置3は、それぞれこのシステムで提供するサービスを利用する消費者の利用に供するもので、取得したクーポン及び商品の購入によって獲得したポイントに応じて態様が変化するキャラクタを表示する。図8は、携帯端末装置3の構成を示すブロック図であり、通信処理部31と、入力部32と、表示部33とを備えている。携帯端末装置3は、Web接続機能を有する携帯電話機であってもよい。
【0045】通信処理部31は、インターネット4を介してサーバ装置1と情報を送受信するものである。入力部32は、クーポンの取得や使用のために必要な入力を行うものである。表示部33は、サーバ装置1で生成されたキャラクタを画像として表示したり、キャラクタの取得に先立ってクーポンを取得する場合に必要となる次に示すクーポン取得画面などを表示する。
【0046】図9は、キャラクタの取得に先立ってクーポンを取得する場合に、表示部33に表示されるクーポン取得画面の例を示す図である。クーポン表示画面では、顧客データベース17に登録されたクーポン数が取得可能なクーポンの数として示され、その数だけクーポンの内容表示欄とクーポン変更ボタンとが表示される。消費者が取得可能なクーポンの数だけクーポンを取得していない場合は、内容表示欄には、例えば「変更ボタンからクーポンを取得してください」と表示される。
【0047】入力部32の操作によって変更ボタンを選択すると、クーポン取得用ウィンドウが開かれる。クーポン取得用ウィンドウには、当該消費者について顧客データベース17に記憶されたレベルで取得可能なクーポンとしてクーポンデータベース16に登録されたクーポンが一覧表示される。消費者は、一覧表示されたクーポンから所望のクーポンを選択することで、新たなクーポンを取得することができる。もっとも、新たなクーポンを取得していた場合には、既に取得していたクーポンを手放すものとなり、顧客データベース17のクーポンの欄も書き換えられる。
【0048】以下、この実施の形態にかかる販売促進情報提供システムにおける処理について説明する。このシステムで提供するサービスを利用するのに必要な処理としては、・店舗端末装置2の利用者である事業者によるクーポンの登録処理・携帯端末装置3の利用者である消費者によるキャラクタの取得処理・消費者の買い物金額に従ったポイントの蓄積処理がある。以下、それぞれについて説明する。
【0049】図10は、クーポン登録処理を示すフローチャートである。この処理は、店舗端末装置2とサーバ装置1との間で行われるもので、ここでは、店舗端末装置2からサーバ装置1へはログイン済みであるものとして説明する。
【0050】まず、事業者は、店舗端末装置2の入力部22を操作し、クーポンの登録要求を入力する。この登録要求は、通信処理部21からインターネット4を介して送信され(ステップS101)、サーバ装置1の通信処理部11がこれを受信する(ステップS151)。すると、図7に示したクーポン登録画面が、通信処理部11からインターネット4を介して送信され(ステップS152)、店舗端末装置2の通信処理部21がこれを受信し、表示部23に表示させる(ステップS102)。
【0051】次に、事業者は、入力部22を操作することによって表示部23に表示されたクーポン登録画面の共通クーポン選択部分にある各共通クーポン横のチェックボックスにチェックマークを付して、自己の店舗で使用可能な共通クーポンを選択する。また、入力部22を操作することでチェックマークを消去して、自己の店舗で共通クーポンを使用不可能とすることを指示する(ステップS103)。
【0052】さらに、事業者は、クーポン登録画面の個別クーポン入力部分の各欄に必要な事項を入力して、自己の店舗で個別に使用可能なクーポンに関する情報を入力する(ステップS104)。なお、新たに選択する共通クーポンや新たに入力する個別クーポンがない場合には、ステップS103、S104の処理は行わなくてもよい。また、ステップS103、S104の実行順序は、逆であっても構わない。
【0053】ステップS103で選択された共通クーポン或いはステップS104で入力された個別クーポンに関する情報は、通信処理部21からインターネット4を介して送信され(ステップS105)、サーバ装置1の通信処理部11がこれを受信する(ステップS153)。これらクーポンに関する情報は、情報管理部12に渡される。
【0054】次に、情報管理部12は、ステップS153で受信した情報に含まれるクーポンのうちで加盟店データベース15の当該事業者のレコード中のクーポンの欄にクーポンIDが登録されていない新たなクーポンがあるかどうか、さらに受信した情報に含まれていないのに加盟店データベース15の当該事業者のレコード中のクーポンの欄にクーポンIDが登録されているものがあるかどうかを判定する(ステップS154)。受信した情報中に加盟店データベース15に登録されていない新たなクーポンがなく、しかも受信した情報に含まれるクーポンが既に加盟店データベース15に登録されている場合には、これでクーポン登録処理が終了となる。
【0055】一方、受信した情報中に加盟店データベース15に登録されていない新たなクーポンがある場合には、当該クーポンのクーポンIDを加盟店データベース15の当該事業者のレコード中のクーポンの欄に登録する。ここで、新たなクーポンが個別クーポンであった場合には、新たなクーポンIDを発行してクーポンデータベース16に新たなレコードとして登録してから、加盟店データベース15への登録を行う。また、受信した情報に含まれていないのに加盟店データベース15の当該事業者のレコード中のクーポンの欄に登録されているクーポンIDを消去する(ステップS155)。そして、クーポン登録処理が終了となる。
【0056】図11は、キャラクタ取得処理を示すフローチャートである。この処理は、携帯端末装置2とサーバ装置1との間で行われるもので、ここでは、携帯端末装置3からサーバ装置1へはログイン済みであるものとして説明する。
【0057】まず、消費者は、携帯端末装置3の入力部32を操作し、クーポンの取得要求を入力する。この取得要求は、通信処理部31からインターネット4を介して送信され(ステップS201)、サーバ装置1の通信処理部11がこれを受信する(ステップS251)。すると、図9に示したクーポン取得画面が、通信処理部11からインターネット4を介して送信され(ステップS252)、携帯端末装置3の通信処理部31がこれを受信し、表示部33に表示させる(ステップS202)。
【0058】次に、消費者は、既に取得しているクーポンと変更したいクーポンがある場合には、入力部32の操作によって変更ボタンを選択し、これによって表示部33に表示されたクーポン取得用ウィンドウから所望のクーポンを選択する(ステップS203)。選択されたクーポンに関する情報は、通信処理部31からインターネット4を介して送信され(ステップS204)、サーバ装置1の通信処理部11がこれを受信する(ステップS253)。この選択されたクーポンに関する情報は、情報管理部12に渡される。
【0059】次に、情報管理部12は、受信した情報に含まれるクーポンのクーポンIDを顧客データベース17の当該消費者のレコード中のクーポンの欄に登録する(ステップS254)。このクーポンIDの登録が終了すると、情報管理部12は、その旨をキャラクタ生成部13に通知する。
【0060】キャラクタ生成部13は、顧客データベース17の当該消費者のレコード中の性別、年齢及びレベルに応じた基本パラメータを有するキャラクタを生成する(ステップS256)。次に当該レコード中のアクティブ、インテリ及びファッションの項目にそれぞれ蓄積されたポイントのそれぞれをキャラクタの装飾品パラメータとする(ステップS257)。さらに当該レコード中のクーポン数をキャラクタの所持アイテム数のパラメータとし、クーポンの欄に登録されたクーポンIDに対応したクーポンを示す情報を各アイテムにパラメータとして付加する(ステップS258)。
【0061】こうして生成されたキャラクタは、キャラクタ生成部13から通信処理部11に渡され、インターネット4を介して携帯端末装置3に送信される(ステップS259)。携帯端末装置3の通信処理部11は、サーバ装置1から送信されたキャラクタを受信し、これを表示部33に表示させる(ステップS259)。以上でキャラクタ取得処理が終了となる。
【0062】なお、クーポンの選択とキャラクタそのものの取得とは、別々に行うものとすることができる。クーポンの選択を行わずにキャラクタを取得する場合には、携帯端末装置3においてステップS202〜S204の処理を行わないものとし、サーバ装置1においてステップS252〜S254の処理を行わないものとすればよい。
【0063】図12は、ポイント蓄積処理を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、消費者がクーポンを使用して商品を購入する場合を例とするもので、携帯端末装置3とサーバ装置1と店舗端末装置2とのそれぞれが協働することで処理が行われるものである。また、携帯端末装置3からサーバ装置1へはログイン済みであるものとして説明する。
【0064】まず、消費者は、携帯端末装置3の入力部32を操作することによって、キャラクタがアイテムとして所持しているクーポンのうちから所望のクーポンを選択する。そして、商品を購入しようとしている店舗の加盟店IDと共に、選択したクーポンの使用要求を入力部32から入力する。このクーポンの使用要求は、通信処理部31からインターネット4を介して送信され(ステップS301)、サーバ装置1の通信処理部11がこれを受信する(ステップS331)。この使用要求は、情報管理部12に渡される。
【0065】情報管理部12は、使用要求がされたクーポンのクーポンIDが、加盟店データベース15の使用要求中の加盟店IDを有するレコードのクーポンの欄に登録されているかどうかをチェックする(ステップS332)。ここで、そのクーポンIDが登録されていたものとすると、情報管理部12は、当該クーポンの使用可能通知を携帯端末装置3と、使用要求中の加盟店IDが示す店舗端末装置2との双方にインターネット4を介して送信する(ステップS333)。この使用可能通知には、当該消費者の顧客IDと使用しようとするクーポンのクーポンIDとが含まれる。
【0066】携帯端末装置3では、通信処理部31がこの使用可能通知を受信すると(ステップS302)、その使用可能通知が示すクーポンに対応したキャラクタのアイテムを消去する(ステップS303)。
【0067】一方、店舗端末装置2では、通信処理部21がこの使用可能通知を受信すると、使用可能通知で送られてきた顧客ID及びクーポンIDと対応付けて、入力部22から商品の購入金額に応じたポイントを入力する(ステップS362)。そして、これらを商品購入情報として通信処理部21からインターネット4を介して送信し(ステップS363)、サーバ装置1の通信処理部11がこれを受信する(ステップS334)。この商品購入情報は、情報管理部12に渡される。
【0068】情報管理部12は、商品購入情報に含まれるクーポンIDに従ってクーポンデータベース16を検索し、対応するレコード中のアクティブ、インテリ及びファッションのポイント配分比率を読み出す。この比率に従って商品購入情報中のポイントを各項目に配分し、配分した各項目のポイントを顧客データベース17中の当該顧客IDのレコードのアクティブ、インテリ及びファッションの各項目のポイントに加算する。また、アクティブ、インテリ及びファッションの各項目のポイントの合計が所定の値に達すると、顧客データベース17中の当該レコードのレベルを増加させ、アイテム数を増加させる(ステップS335)。以上でポイント蓄積処理が終了となる。
【0069】なお、消費者がクーポンを使用せずに商品を購入する場合には、携帯端末装置3における処理はなく、店舗端末装置2におけるステップS362、S363の処理と、サーバ装置1におけるステップS334、S335の処理が行われる。もっとも、ステップS362では、事業者が入力部22から商品を購入した消費者の顧客IDと商品購入金額に応じたポイントを入力し、これらが商品購入情報としてサーバ装置1に送信される。また、ステップS335では、商品を販売した事業者の加盟店IDに従って加盟店データベース15からアクティブ、インテリ及びファッションの各項目の配分比率が読み出される。
【0070】また、ステップS332での加盟店データベース15のチェックの結果、消費者が使用しようとするクーポンが使用不可能であった場合には、使用不能通知が携帯端末装置3と店舗端末装置2とに送信される。使用不能通知が送信された場合には、消費者が最初からクーポンを使用しなかった場合と同様にして、以降の処理を行えばよい。但し、顧客IDは使用不能通知に含ませて送ることができるので、入力部22からは商品購入金額に応じたポイントだけを入力すればよい。
【0071】以下、この実施の形態にかかる販売促進情報提供システムにおけるキャラクタの変化を、具体的な例に基づいて説明する。図13は、キャラクタの変化の例を説明する図である。
【0072】図13(a)に示すように、顧客データベース17にポイントが蓄積されていない状況では、キャラクタは赤ちゃんの状態となっている。ここで、消費者は、食事券、パソコン、バッグ、ゴルフクラブ及び英会話のクーポンを取得しており、これがキャラクタの所持アイテムとして登録されている。ここで、消費者は、クーポンを使用して200,000円でパソコンを購入したものとする。
【0073】パソコンのクーポンについてのポイントが全てインテリの項目に配分されるものとすると、例えば購入金額の1割である20,000ポイントがインテリの項目に配分される。この後取得したキャラクタは、図13(b)に示すように、蓄積された20,000ポイントによってレベルが上がって大人のキャラクタに成長し、また、インテリの項目のポイントが多いので、インテリっぽいキャラクタに装飾される。また、レベルの上昇に伴って所持可能なアイテムも5つから6つに増えている。
【0074】また、図13(c)に示すように、キャラクタが赤ちゃんの状態となっていて、食事券、パソコン、バッグ、ゴルフクラブ及び英会話のクーポンが所持アイテムとして登録されている状態で、消費者がクーポンを使用して40,000円でバッグを購入したものとする。
【0075】バッグのクーポンについてのポイントが全てファッションの項目に配分されるものとすると、例えば購入金額の1割である4,000ポイントがファッションの項目に配分される。この後取得したキャラクタは、蓄積された4,000ポイントによってレベルが上がるが、図13(b)の場合ほどのレベルの上昇はない。ここではのレベルの上昇により、図13(d)に示すように少女のキャラクタに成長し、また、ファッションのポイントが多いので、おしゃれな服装をしているように装飾される。ここでのレベルの上昇は、所持可能なアイテムを増加させる程のものではなく、アイテム所持数は5つのままとなっている。
【0076】以上説明したように、この実施の形態では、消費者が商品を購入することによって蓄積したポイントによってレベルが上がってキャラクタが成長していく。また、消費者が取得したクーポンは、キャラクタの所持アイテムとなる。つまり、ショッピングポイントの蓄積やクーポンの取得によって消費者がゲームを行っているようにキャラクタの態様を変化させていくことができるので、ショッピングポイントやクーポンの利用度を高めさせるものとなり、ショッピングポイントやクーポンによる販売促進効果を高めることができる。
【0077】しかも、キャラクタの基本パラメータは、ショッピングポイントの合計だけでなく消費者の年齢や性別によっても決定されるため、消費者の属性に応じたキャラクタを携帯端末装置3の表示部33に表示させることができる。さらに、アクティブ、インテリ及びファッションという項目別にポイントが蓄積され、各項目のポイントに従ってキャラクタの装飾パラメータが決まるため、消費者の購買活動に応じた状態のキャラクタを表示部33に表示させることができる。つまり、消費者は、自分の特性に応じたキャラクタでポイントの蓄積状況を見ることができる。
【0078】さらに、クーポンデータベース16に登録される各クーポンにはレベルが設定されており、消費者が取得するためには、蓄積されたポイントの合計によって決められるレベルがクーポンのレベルまで達していなければならない。これにより、より多くの商品を購入した消費者が、より有利なクーポンを得られるようにする仕組みが実現されている。
【0079】本発明は、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0080】上記の実施の形態では、クーポン取得用ウィンドウには、当該消費者について顧客データベース17に記憶されたレベルで取得可能なクーポンとしてクーポンデータベース16に登録されたクーポンが一覧表示されるものとしていた。これに対して、クーポン取得ウィンドウにクーポンデータベース16に登録された全てのクーポンを一覧表示するものとし、そのうちで消費者のレベルで取得可能なクーポンのみを有効表示するものとしてもよい。
【0081】上記の実施の形態では、消費者が商品を購入することによって蓄積したポイントは、取得できるクーポンの種類を増やすというサービスを消費者に付与するものであった。しかしながら、蓄積したポイントそのものを金銭価値に換算して、消費者が商品を購入できるようにしてもよい。商品の購入代金をポイントから支払った場合には蓄積されたポイントが減少することとなるが、この場合には、生成されるキャラクタも減少したポイントに応じたものとすることができ、キャラクタの態様によって消費者が残りポイントを判断しやすくすることができる。
【0082】上記の実施の形態では、消費者が取得したクーポンは、キャラクタの所持アイテムとなるだけであった。これに対して、消費者がクーポンを取得することによっても、商品を購入した場合と同様にポイントが蓄積されるものとしてもよい。つまり、クーポンの取得によってもキャラクタの態様を変化させるものとしてもよい。なお、クーポンの取得によって蓄積されるポイントは、商品の購入によって蓄積されるポイントよりも少ないものとすることができる。また、クーポンを使用せずに商品を購入した場合には、ポイントの蓄積がないものとし、クーポンを使用して商品を購入した場合にのみ、ポイントが蓄積されるものとしてもよい。
【0083】上記の実施の形態では、携帯端末装置3の表示部33に表示されるキャラクタの各種パラメータは、顧客データベース17に登録されたデータに基づいて全てサーバ装置1で計算されるものとしていた。これに対して、クーポンの取得や商品の購入によるポイントの付与など、キャラクタのパラメータを変化させる要因が生じた場合に、その変化分の値だけをサーバ装置1から携帯端末装置3に送り、携帯端末装置3内で各種パラメータを計算してキャラクタの画像を生成するものとしてもよい。
【0084】上記の実施の形態では、ステップS332でのチェックの結果に応じて、クーポンの使用可能通知(或いは使用不能通知)を携帯端末装置3及び店舗端末装置2に送信するものとしていた。この使用可能通知(或いは使用不能通知)には、消費者のキャラクタが店舗毎に予め登録されたキャラクタと闘う場面の画像を用いてもよい。ここで、消費者のキャラクタが勝てば使用可能通知であることを、店舗のキャラクタが勝てば使用不能通知であることを示すものとすることができる。
【0085】上記の実施の形態では、消費者が商品を購入する前、すなわち事業者が商品を販売する前に消費者が取得する販売促進情報はクーポンであり、商品を購入した後、すなわち事業者が商品を販売した後に消費者が取得する販売促進情報はポイントであった。しかしながら、商品の販売前、販売後共に消費者が取得する販売促進情報は、これら以外の情報(例えば、単なる広告やアフターサービスの案内)であってもよい。
【0086】上記の実施の形態では、図10〜図12のフローチャートに示した処理は、サーバ装置1、店舗端末装置2、或いは携帯端末装置3において実行されるものとしていた。このような処理を汎用コンピュータ装置に実行させるためのプログラムを、CD−ROMやDVD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布するものとしてもよい。また、このようなプログラムをWebサーバ装置が有する固定ディスク装置内に格納しておき、インターネットに接続された汎用コンピュータ装置にダウンロードするものとしてもよい。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、販売促進情報の取得によってキャラクタが変化していくため、販売促進情報をゲーム感覚で取得することができるようになり、その利用度を高めることができる。
2007年08月22日
