2007年08月22日

広告分類システム、方法、装置及びプログラム

「広告分類システム、方法、装置及びプログラム」のアライアンスパートナーを募集します!

 
【発明の名称】広告分類システム、方法、装置及びプログラム


【出願日】2001年1月12日

【出願番号】特願2001-5221


【公開番号】特許公開2002-207820


【出願人】フォーカスワン株式会社

【発明者】本田 季伸


【要約】
【課題】 地域毎に広告をまとめて頒布可能にして、頒布した広告による広告効果を高めると共に、広告の頒布にかかるコストを低減させる。
【解決手段】 チラシ広告の配布希望者は、サーバ装置から広告募集のためのコンテンツを受け取り(S101、S201、S202、S102)、このコンテンツに従って配布を希望するチラシ広告に関する情報及び配布希望地域(複数可)を入力し、サーバ装置に返送する(S103、S203)。サーバ装置では、このチラシ広告情報をデータベースに記憶すると共に(S204)、地域毎の配布希望数を暫定集計し(S205)、チラシ広告の配布に対する料金を暫定決定する(S206)。そして、チラシ広告の募集締め切り期限となると(S207)、チラシ広告を地域別に分類するためのデータを作成し(S208)、出力する(S210)。出力されたデータに基づいて、地域毎にチラシ広告を仕分けして、戸別配布する。


【特許請求の範囲】
【請求項1】サーバ装置と、該サーバ装置にネットワークを介して接続された複数の端末装置とから構成される広告分類システムであって、前記複数の端末装置はそれぞれ、頒布を希望する広告に関して、複数の対象地域から所望の頒布希望地域を選択する地域選択手段と、前記地域選択手段が選択した頒布希望地域の情報を、前記頒布を希望する広告に関する情報と共に、前記ネットワークを介して前記サーバ装置に送信する広告情報送信手段とを備え、前記サーバ装置は、前記広告情報送信手段から送信された広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報を受信する広告情報受信手段と、前記広告情報受信手段が受信した広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報を対応付けて記憶する広告情報記憶手段と、前記広告情報記憶手段に記憶された広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報に基づいて、前記複数の対象地域毎に、前記頒布を希望する広告を分類するためのデータを作成する地域広告データ作成手段とを備えることを特徴とする広告分類システム。
【請求項2】頒布を希望する広告に関して、頒布希望者が複数の対象地域から選択した頒布希望地域の情報と、該頒布を希望する広告の情報とを収集し、収集した広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報を対応付けて記憶しておき、記憶しておいた広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報に基づいて、前記複数の対象地域毎に、前記頒布を希望する広告を分類するためのデータを作成することを特徴とする広告分類方法。
【請求項3】頒布を希望する広告に関して、頒布希望者が複数の対象地域から選択した頒布希望地域の情報と、該頒布を希望する広告の情報とを収集する広告情報収集手段と、前記広告情報収集手段が収集した広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報を対応付けて記憶する広告情報記憶手段と、前記広告情報記憶手段に記憶された広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報に基づいて、前記複数の対象地域毎に、前記頒布を希望する広告を分類するためのデータを作成する地域広告データ作成手段とを備えることを特徴とする広告分類装置。
【請求項4】前記地域広告データ作成手段が作成した対象地域毎のデータに従って、各対象地域において広告を頒布するための料金を決定する広告料金決定手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の広告分類装置。
【請求項5】前記広告料金決定手段は、各対象地域において頒布を希望する広告の数が多くなるほど料金が安くなっていくように、広告を頒布するための料金を決定することを特徴とする請求項4に記載の広告分類装置。
【請求項6】前記広告情報収集手段によって新たな情報が収集される度に、各対象地域における広告の頒布希望数を集計する希望数集計手段をさらに備え、前記広告料金決定手段は、前記希望数集計手段の集計結果に基づいて、各対象地域において広告を頒布するための料金を暫定的に決定し、前記広告分類装置は、前記広告料金決定手段が決定した各対象地域における暫定的な料金を提示する暫定料金提示手段をさらに備えることを特徴とする請求項4または5に記載の広告分類装置。
【請求項7】前記広告情報収集手段は、頒布を希望する広告に関して、頒布希望者が指定した広告の類別に関する情報も合わせて収集し、前記広告情報記憶手段は、さらに広告の類別に関する情報を、広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報に対応付けて記憶し、前記地域広告データ作成手段は、前記広告情報記憶手段に記憶された広告の類別に関する情報を認識可能なように、前記頒布を希望する広告を分類するためのデータを作成することを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の広告分類装置。
【請求項8】前記広告情報収集手段によって情報が収集された、頒布を希望する広告をストックする広告ストック手段と、前記地域広告データ作成手段が作成したデータに従って、前記広告ストック手段にストックされた広告を取り出して、対象地域毎に頒布すべき広告を仕分けする広告仕分け手段をさらに備えることを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の広告分類装置。
【請求項9】頒布を希望する広告に関して、頒布希望者が複数の対象地域から選択した頒布希望地域の情報と、該頒布を希望する広告の情報とを収集する広告情報収集手段、前記広告情報収集手段が収集した広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報を対応付けて記憶する広告情報記憶手段、及び、前記広告情報記憶手段に記憶された広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報に基づいて、前記複数の対象地域毎に、前記頒布を希望する広告を分類するためのデータを作成する地域広告データ作成手段としてコンピュータ装置を機能させるためのプログラム。


【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にチラシ広告を地域毎にまとめて配布するのに好適な広告分類システム、方法及び装置、並びにそのためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】とりわけ細かな地域をターゲットとして頒布する広告媒体として、チラシ広告が知られている。チラシ広告の配布方法としては幾つかの方法が行われているが、その中の1つとして、配布すべきチラシ広告を、対象地域の家庭のポストに投函して、配布することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は、各商店などが独自に、各チラシ広告を単位として、対象となる地域内の家庭に対して配布していた。このため、次のような問題点を生じていた。
【0004】チラシ広告を受け取る方の側から見ると、たくさんのチラシ広告がバラバラに配布されてきて、しかもその内容が玉石混合であると、1つ1つのチラシ広告の内容に目を通して整理するのは、容易なことではない。このため、消費者にとって有用な情報を掲載したチラシ広告であっても、そうでないチラシ広告と一緒に、内容が検討されることなく捨てられてしまうことがあった。このように配布したチラシ広告が消費者によって十分に活用されないため、チラシ広告の配布によって十分な広告効果を得ることができなかった。
【0005】また、各チラシ広告を単位として配布を行うだけでも、その配布コストは決して低いものとはならないが、上記のようにチラシが捨てられてしまうことが予測されるならば、チラシ広告の配布回数を増やさざるを得ない。このことがさらに一層、チラシ広告の配布コストを押し上げてしまう原因となってしまっていた。
【0006】本発明は、地域毎に広告をまとめて頒布可能にすると共に、頒布した広告による広告効果を高めることを目的とする。
【0007】本発明は、また、地域毎に広告をまとめて頒布可能にすることで、広告の頒布にかかるコストを低減させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる広告分類システムは、サーバ装置と、該サーバ装置にネットワークを介して接続された複数の端末装置とから構成され、前記複数の端末装置はそれぞれ、頒布を希望する広告に関して、複数の対象地域から所望の頒布希望地域を選択する地域選択手段と、前記地域選択手段が選択した頒布希望地域の情報を、前記頒布を希望する広告に関する情報と共に、前記ネットワークを介して前記サーバ装置に送信する広告情報送信手段とを備え、前記サーバ装置は、前記広告情報送信手段から送信された広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報を受信する広告情報受信手段と、前記広告情報受信手段が受信した広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報を対応付けて記憶する広告情報記憶手段と、前記広告情報記憶手段に記憶された広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報に基づいて、前記複数の対象地域毎に、前記頒布を希望する広告を分類するためのデータを作成する地域広告データ作成手段とを備えることを特徴とする。
【0009】上記広告分類システムでは、広告頒布希望者がそれぞれ自己の広告を頒布する地域を選択し、頒布を希望する広告に関する情報と共にサーバ装置に送信すると、対象地域毎に、頒布希望の広告を分類するためのデータが作成される。そして、頒布希望の広告を集めておいて、作成されたデータに従って分類すると、頒布希望のあった広告を地域毎に容易に分類して仕分けすることが可能となる。このため、各対象地域において複数の広告をまとめて頒布することが可能となるので、広告の頒布にかかるコストを低減させることができる。また、広告を受け取る側にしても、有用な広告がまとめて頒布されることから、広告の整理が容易であり、頒布された広告が活用しやすくなる。これにより、頒布した広告による広告効果が高いものとなる。
【0010】上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかる広告分類方法は、頒布を希望する広告に関して、頒布希望者が複数の対象地域から選択した頒布希望地域の情報と、該頒布を希望する広告の情報とを収集し、収集した広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報を対応付けて記憶しておき、記憶しておいた広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報に基づいて、前記複数の対象地域毎に、前記頒布を希望する広告を分類するためのデータを作成することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、本発明の第3の観点にかかる広告分類装置は、頒布を希望する広告に関して、頒布希望者が複数の対象地域から選択した頒布希望地域の情報と、該頒布を希望する広告の情報とを収集する広告情報収集手段と、前記広告情報収集手段が収集した広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報を対応付けて記憶する広告情報記憶手段と、前記広告情報記憶手段に記憶された広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報に基づいて、前記複数の対象地域毎に、前記頒布を希望する広告を分類するためのデータを作成する地域広告データ作成手段とを備えることを特徴とする。
【0012】上記広告分類装置は、前記地域広告データ作成手段が作成した対象地域毎のデータに従って、各対象地域において広告を頒布するための料金を決定する広告料金決定手段をさらに備えるものであってもよい。この場合、前記広告料金決定手段は、各対象地域において頒布を希望する広告の数が多くなるほど料金が安くなっていくように、広告を頒布するための料金を決定するものすることができる。
【0013】ここでさらに、上記広告分類装置は、前記広告情報収集手段によって新たな情報が収集される度に、各対象地域における広告の頒布希望数を集計する希望数集計手段をさらに備えるものとしてもよい。この場合、前記広告料金決定手段は、前記希望数集計手段の集計結果に基づいて、各対象地域において広告を頒布するための料金を暫定的に決定するものとすることができ、上記広告分類装置は、前記広告料金決定手段が決定した各対象地域における暫定的な料金を提示する暫定料金提示手段をさらに備えるものとすることができる。
【0014】上記広告分類装置において、前記広告情報収集手段は、頒布を希望する広告に関して、頒布希望者が指定した広告の類別に関する情報も合わせて収集してもよい。この場合、前記広告情報記憶手段は、さらに広告の類別に関する情報を、広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報に対応付けて記憶し、前記地域広告データ作成手段は、前記広告情報記憶手段に記憶された広告の類別に関する情報を認識可能なように、前記頒布を希望する広告を分類するためのデータを作成することができる。
【0015】また、上記広告分類装置は、前記広告情報収集手段によって情報が収集された、頒布を希望する広告をストックする広告ストック手段と、前記地域広告データ作成手段が作成したデータに従って、前記広告ストック手段にストックされた広告を取り出して、対象地域毎に頒布すべき広告を仕分けする広告仕分け手段をさらに備えるものであってもよい。
【0016】上記目的を達成するため、本発明の第4の観点にかかるプログラムは、頒布を希望する広告に関して、頒布希望者が複数の対象地域から選択した頒布希望地域の情報と、該頒布を希望する広告の情報とを収集する広告情報収集手段、前記広告情報収集手段が収集した広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報を対応付けて記憶する広告情報記憶手段、及び、前記広告情報記憶手段に記憶された広告に関する情報及びその頒布希望地域の情報に基づいて、前記複数の対象地域毎に、前記頒布を希望する広告を分類するためのデータを作成する地域広告データ作成手段としてコンピュータ装置を機能させることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0018】図1は、この実施の形態に適用されるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。図示するように、このネットワークシステムは、配布を希望するチラシ広告に関する情報を募り、募った情報から地域毎にチラシを分類するためのデータを作成すべく構成されたものであり、サーバ装置1と、サーバ装置1にインターネット3を介して接続された複数の端末装置2とから構成されている。
【0019】サーバ装置1は、CPU、メモリ、通信装置などを有する汎用コンピュータなどによって構成され、期限管理部11と、チラシ広告募集部12と、チラシ情報収集部13と、チラシ情報データベース14と、地域別チラシ分類データ作成部15と、料金決定部16と、出力部17と、通信処理部18とから構成されている。
【0020】期限管理部11は、チラシ広告の募集締め切り期限(例えば、1週間毎)を管理する。この期限は、チラシが実際に配布される日の所定日だけ前の日である。チラシ広告募集部12は、企業や商店などが配布を希望する広告を地域毎に募集するためのコンテンツを、端末装置2に対して提供するものであり、期限管理部11で管理している期限毎にチラシ広告の募集を行う。チラシ広告募集部12が提供するコンテンツは、料金決定部16が決定した料金を含むものであり、その構成を、図2に示す。ここでは、後述する端末装置2の表示部21に表示されている状態で示すものとする。
【0021】図2に示すように、チラシ広告募集部12が提供するコンテンツは、チラシ広告配布希望日入力欄、配布希望地域選択欄、広告コード入力欄、広告データファイル挿入欄、広告主情報入力欄、送信欄からなる。また、図示しないが、配達地域選択欄の選択に従って表示されるポップアップウィンドウなどにより地域別料金表示欄を設けている。ここで、広告コード入力欄は、配布を希望する広告が、飲食店のメニューなどの保存用チラシ広告であるか、それとも商店の売り出し広告などの期間限定チラシ広告であるかの種別を入力する欄を含む。また、「個別」の欄は、個々の広告を識別するコードを入力する。
【0022】広告データファイル挿入欄には、チラシ広告をデジタルデータとして作成している場合には、端末装置2からサーバ装置1に送り、チラシ情報収集部13が収集する情報に添付するチラシ広告のデータファイルを指定する。もっとも、チラシ広告がデジタルデータとして作成していない場合には、広告コード入力欄に入力した識別情報と共に、配布すべきチラシ広告を郵送などで、チラシ広告配布の代行業者(多くの場合は、サーバ装置1の所有者)に送るものとしてもよい。
【0023】また、チラシ情報収集部13は、図2のコンテンツにおいて入力された情報から抽出されて送られてきた情報(以下、チラシ広告情報)を収集する。チラシ情報収集部13が収集するチラシ広告情報のフォーマットを図3に示す。図示するように、チラシ広告情報は、広告主情報、広告配布希望日、配布希望地域、広告コード、広告データファイル(添付ファイル)からなる。但し、チラシ広告の配布希望地域として複数の地域が選択された場合には、チラシ情報収集部13は、送られてきた情報を地域毎に1レコードとして分けて、チラシ情報データベース14に記憶させる。
【0024】チラシ情報データベース14は、チラシ情報収集部13が端末装置2から収集した配布希望のチラシ広告に関する情報をそれぞれ1レコードとして、蓄積記憶するデータベースである。チラシ情報データベース14に蓄積記憶される配布希望のチラシ広告に関する情報は、期限管理部11によって管理されている期限毎に分けられている。
【0025】地域別チラシ分類データ作成部15は、チラシ情報収集部13が新たなチラシ広告情報を収集し、チラシ情報データベース14に記憶させる度に、地域毎のチラシ配布希望数を集計し、これを料金決定部16に渡す。地域別チラシ分類データ作成部15は、また、期限管理部11によって管理されている募集期限となる度に、その募集期限に対応する配布希望日に配布すべきチラシ広告を地域別に分類するためのデータ(以下、地域別チラシ分類データ)を作成する。
【0026】地域別チラシ分類データの例を、図4に示す。図4に示すように、地域別チラシ分類データは、地域毎に作成され、各地域において配布が希望されたチラシ広告に対応するコードと広告主名称とが一覧で示されている。また、広告コードによるソートがなされており、保存用チラシ広告のコード(図中、最上位桁が“A”)が期間限定チラシ広告の広告コード(図中、最上位桁が“B”)よりも先に示されている。また、チラシ広告のデータファイルがある場合には、チラシ広告を縮小表示している。
【0027】料金決定部16は、地域別チラシ分類データ作成部15が集計した配布希望数に従って、チラシ広告の配布に対して課する地域毎の料金を暫定決定する。また、地域別チラシ分類データ作成部15が期限毎に作成した地域別チラシ分類データに従って、チラシ広告の配布に対して課する地域毎の料金を最終決定する。ここで、料金決定部16が決定する料金は、各地域においてチラシの配布希望数が多くなれば多くなるほど、低くなるように設定されている。
【0028】出力部17は、地域別チラシ分類データ作成部15が作成した地域別チラシデータを、所定の用紙上に印刷して出力する。通信処理部18は、端末装置2からの要求に従って、チラシ広告募集部12がチラシ広告募集のために提供したコンテンツを、インターネット3を介して要求元の端末装置2に送信する。通信処理部18は、また、端末装置2からインターネット3を介して送られてきた配布希望のチラシ広告に関する情報を受信し、チラシ情報収集部13に渡す。
【0029】端末装置2は、企業、商店などのチラシ配布希望者の利用に供するものであって、CPU、メモリ、表示装置、入力装置、通信装置などを備え、インターネット接続が可能なパーソナルコンピュータなどによって構成され、表示部21と、入力部22と、通信処理部23とから構成される。
【0030】表示部21は、チラシ広告募集部12が提供したコンテンツなどの、サーバ装置1から送られてきた情報を表示する。入力部22は、表示部21に表示されたチラシ広告募集のためのコンテンツに従って、企業或いは商店名などのチラシ配布希望者に関する情報、配布を希望するチラシ広告の識別コード、チラシ配布希望者がチラシ配布を希望する地域、チラシを配布する時期を入力する。入力部22は、また、チラシ広告募集部12にコンテンツを提供させるための要求を入力する。
【0031】通信処理部23は、チラシ広告募集部12から提供され、通信処理部18からインターネット3を介して送られてきたコンテンツを受信し、表示部21に渡す。通信処理部23は、また、入力部22から入力された情報、要求を、インターネット3を介してサーバ装置1に送信する。
【0032】以下、この実施の形態にかかるネットワークシステムにおいて、チラシ広告の配布希望を募り、地域別チラシ分類データを作成すると共に、地域毎のチラシ配布料金を決定するための処理について説明する。図5R>5は、この間において、図1のネットワークシステムで実行される処理を示すフローチャートである。
【0033】まず、企業、商店などのチラシ配布希望者は、端末装置2の入力部22からチラシ広告募集のためのコンテンツの送信要求を入力し、通信処理部23からインターネット3を介してサーバ装置1に送信する(ステップS101)。この要求は、サーバ装置1の通信処理部18によって受信され、チラシ広告募集部12に渡される(ステップS201)。
【0034】チラシ広告募集部12は、端末装置2からの要求を受け取ると、料金決定部16が地域毎に決定している、現時点でのチラシ広告に対する料金と共に、チラシ広告募集のためのコンテンツを提供し、宛先として要求元の端末装置2を指定して通信処理部18に渡す。そして、通信処理部18が、このコンテンツをインターネット3を介して要求元の端末装置2に送信する(ステップS202)。端末装置2では、通信処理部23がこのコンテンツを受信して、表示部21に表示させる(ステップS102)。
【0035】次に、チラシ配布希望者は、表示部21に表示されたコンテンツに従って、入力部22から配布希望のチラシ広告に関する必要な情報を入力する。そして、入力した情報から必要な情報を抽出して通信処理部23に渡し、チラシ広告情報としてインターネット3を介してサーバ装置1に送信する(ステップS103)。なお、端末装置2側における処理は、これで終了する。
【0036】サーバ装置1では、通信処理部23が、チラシ広告情報を受信し、チラシ情報収集部13に渡す(ステップS203)。チラシ情報収集部13は、配布希望地域が複数あるかどうかを調べ、1つだけであればそのまま1レコードとして、チラシ情報データベース14に記憶する。また、配布希望地域が複数あれば、配布希望地域毎にレコードを分け、各レコードのデータをチラシ情報データベース14に記憶する(ステップS204)。
【0037】配布希望のチラシ広告に関する情報がチラシ情報データベース14に記憶されると、次に、地域別チラシ分類データ作成部15は、チラシ情報データベース14を参照し、配布希望日毎(募集締め切り日毎)及び地域毎のチラシ配布希望数を集計する(ステップS205)。そして、地域別チラシ分類データ作成部15が集計した地域毎のチラシ配布希望数に基づいて、料金決定部16は、募集締め切り日毎に各地域におけるチラシ配布に対して課する料金を新たに決定し直す(ステップS206)。
【0038】次に、期限管理部11は、チラシ広告の募集締め切り期限となったかどうかを判定する(ステップS207)。募集締め切りの期限となっていなければ、ステップS201の処理に戻り、他の端末装置2からの新たな要求に備える。一方、募集締め切りの期限となった場合には、地域別チラシ分類データ作成部15は、チラシ情報データベース14を参照し、その募集締め切り期限に対応する配布希望日の地域別チラシ分類データ(図4参照)を作成する(ステップS208)。
【0039】続いて、料金決定部16は、地域別チラシ分類データ作成部15が作成した地域別チラシ分類データに基づいて、各地域におけるチラシの配布に対して課する料金を、地域毎に最終的に決定する(ステップS209)。さらに、出力部17は、地域別チラシ分類データ作成部15が作成した地域別チラシ分類データを出力する(ステップS210)。そして、ステップS201の処理に戻る。
【0040】次に、上記の処理で作成された地域別チラシ分類データに基づいて、配布希望のあったチラシ広告を仕分けし、地域毎のチラシファイルを作成するまでの過程について、図6の説明図を参照して説明する。
【0041】まず、募集期間内において、地域に関わらず配布希望のあったチラシ広告を全て用意する。これらのチラシ広告は、チラシ情報データベース14に記憶されたチラシ広告のデジタルデータに従って印刷したものであっても、別途印刷されてチラシ配布業者のところに送られてきたものであってもよい。そして、各チラシ広告に対して、広告コードが明確に分かるようにしておく。
【0042】次に、地域毎に作成され、出力された地域別チラシ分類データを1地域毎に用意する。そして、それぞれの地域別チラシ分類データにおいてリストされた広告コードの順番に、用意されたチラシ広告から1枚ずつ手作業で取り出していく。次に、順に取り出したチラシ広告を、その順番でクリアファイルなどに納めていく。この作業を、当該地域において配布すべき数と同じだけ行う。1つの地域についての作業が終わると、次の地域の地域別チラシ分類データを用意し、同じ作業を続ける。そして、全ての作業が終了した後、地域毎に作成されたファイルを、各地域に属する家庭のポストなどに配布していく。
【0043】以上説明したように、この実施の形態にかかるシステムでは、チラシ広告の配布を希望する者は、サーバ装置1からコンテンツを得て、そのコンテンツに基づいてチラシ広告の配布を希望する地域を選択し、チラシ広告の種別を指定して、サーバ装置1に返送すればよい。すると、サーバ装置1では、チラシ情報収集部13がチラシ広告情報を収集してチラシ情報データベース14に記憶し、募集期限が到来する度に、地域別チラシ分類データ作成部15が地域別チラシ分類データを作成する。
【0044】地域別チラシ分類データは、地域毎に配布すべきチラシ広告の広告コードのリストとなっているため、チラシ配布業者は、これに基づいて、地域毎に配布すべきチラシ広告を容易に仕分けすることが可能となる。このため、各地域において配布希望のあった複数のチラシをまとめ、例えば上記したようにファイルに納めて配布することができるようになるので、チラシ広告の配布にかかるコストを低く抑えることができる。しかも、各地域においてチラシ広告の配布希望数が多くなればなるほど、チラシ配布希望者が支払うべき料金を低く抑えることができる。
【0045】また、チラシ広告を受け取る側にしても、その者の地域を対象としたチラシ広告がまとめて配布されることとなる。このため、チラシ広告の整理に手間がかかることがなく、まとめて配布されたチラシ広告から有用な情報を得ることができる。さらに、地域別チラシ分類データは、チラシ広告の種別で広告コードをソートしているため、配布されるファイル中で保存用のものが先に入っているので、保存用のものと期間限定のものとを区別できるようになる。こうしてチラシ広告を受け取る側の利用度も高くなることから、配布したチラシ広告によって高い広告効果を得ることが可能となる。
【0046】さらに、チラシ広告の配布希望がある度に、地域毎の希望数が集計され、チラシ広告の配布に対する料金が地域毎に暫定的に決定される。そして、この暫定的に決定された料金を、チラシ広告の配布を希望する者は、チラシ広告募集部12から提供されるコンテンツにおいて知ることができる。このため、各地域においてチラシ広告の配布を行うかどうかのコスト面からの判断を、容易に行うことができるようになる。
【0047】本発明は、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0048】上記の実施の形態では、配布を希望するチラシ広告に関する情報は、チラシ情報収集部13がインターネット3を介して、チラシ配布希望者の利用に供する端末装置2から収集するものとしていた。そして、収集した情報をそのまま、チラシ情報データベース14に記録させるものとしていた。これに対して、郵便、FAX、電話などによって配布を希望するチラシ広告に関する情報を募り、オペレータが入力装置から入力して、チラシ情報データベース14に記録させるものとしてもよい。上記の実施の形態で示したインターネットからの情報収集と、郵便などで得た情報の入力装置からの入力とを併用してもよい。
【0049】上記の実施の形態では、地域別チラシ分類データ作成部15が作成した地域別チラシ分類データに基づいて、手作業でチラシ広告を仕分けして、チラシファイルを作成するものとしていた。しかしながら、このチラシ広告の仕分け作業を自動化することもできる。図7R>7は、このようなチラシ広告の仕分けの自動化を可能としたシステムの構成を示す図である。
【0050】図示するように、このシステムでは、サーバ装置1に仕分け装置が接続されている。仕分け装置は、チラシ広告ストック部41と、チラシ広告仕分け部42とから構成されている。各チラシ広告には、それぞれ所定の位置に広告コードが付されており、チラシ広告仕分け部42が各チラシ広告の配布地域及び類別を識別できるようになっている。なお、図7においてサーバ装置1には、地域別チラシ分類データ作成部15のみを示しているが、図1と同じように、他の構成要素も含んでいるものとする。
【0051】チラシ広告仕分け部42は、地域別チラシ分類データ作成部15から1つの地域の地域別チラシ分類データを得て、これに基づいて、チラシ広告ストック部41にストックされたチラシ広告を、1枚ずつ順次抜き出していき、抜き出した順に重ねていく。チラシ広告仕分け部42は、この作業を当該地域の配布対象個数だけ続けて行う。それが終了すると、チラシ広告仕分け部42は、地域別チラシ分類データ作成部15から次の地域の地域別チラシ分類データを得て、同じ作業を続けていく。
【0052】なお、図7の構成のシステムでは、チラシ広告仕分け部42によるチラシ広告の仕分けが容易になるように、広告コードの中に地域コード(複数地域を示すコードでもよい)を含めるようにしてもよい。この地域コードは、チラシ情報収集部13が、端末装置2から送られてきたチラシ広告情報に従って自動的に付与し、チラシ情報データベース14に記憶させるものとしてもよい。地域別チラシ分類データ作成部15が、地域別チラシ分類データを作成する際に、地域コードを自動的に付与するようにしてもよい。
【0053】また、地域毎に仕分けしたチラシ広告を配布するための形態は、上記したようなチラシファイルに限らない。各チラシ広告のサイズを統一すれば、仕分けしたチラシ広告を製本して配布することもできる。この場合、上記した保存版チラシと時期限定版チラシとで分冊とすることもできる。新聞販売店がきめの細かい地域割りをしてチラシ広告を募ることにより、同一の販売店内の配達地域に対して、異なる折り込み広告を新聞に含ませることも容易にできるようになる。
【0054】さらには、本発明は、チラシ広告への適用にのみ限るものではなく、例えば、同一の都市を対象として配布される地域情報紙などに掲載される広告に対しても、適用することができる。同一の都市に配布する同一の情報誌であっても、上記のシステムを提供することにより、配布する地区毎に掲載する広告を異なるものとすることも容易に行うことができるようになる【0055】上記の実施の形態では、サーバ装置1内には、期限管理部11、チラシ広告募集部12、チラシ情報収集部13、チラシ情報データベース14、地域別チラシ分類データ作成部15、料金決定部16、出力部17、及び通信処理部18の機能が、予め構築されているものとして説明した。これに対して、これらの機能の全部または一部を汎用コンピュータ装置上で実現するためのプログラムを、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して、配布するものとしてもよい。或いはこのようなプログラムは、インターネット3上のサーバ装置(上記したサーバ装置1とは異なる)から、インターネット3を介して汎用コンピュータ装置にダウンロードすることによって、提供するものとしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、頒布希望のあった複数の広告を対象地域毎にまとめて頒布することが可能となるので、消費者にとって頒布された広告の整理が容易になることにより、広告効果の向上を図ることが可能となる。
【0057】また、複数の広告をまとめて頒布することにより、広告頒布にかかるコストを低減させることが可能となる。