2007年08月22日

情報仲介システム、方法及び装置、並びにプログラム

「情報仲介システム、方法及び装置、並びにプログラム」のプロジェクトパートナーを募集します!

【発明の名称】情報仲介システム、方法及び装置、並びにプログラム分かりやすい図面.gif


【出願日】2001年4月20日
 
【出願番号】特願2001-122840

 

【公開番号】特許公開2002−318864

【出願人】フォーカスワン株式会社

【発明者】本田 季伸


【要約】
【課題】 多数の情報提供者から1または多数の情報受領者に対して情報を提供する場合において、情報受領者の希望条件に沿って情報が提供されるように当該情報の提供を仲介する。
【解決手段】 事業者端末2からは各事業者が提供しているクーポン券に関する情報が送られ、事業者別クーポンデータベース14aに登録される。消費者端末3からは消費者が提供されることを望むクーポン券の条件が送られ、希望条件データベース14bに登録される。クーポン編集部12は、希望条件データベース14bに登録された各消費者毎に希望条件に従って、消費者毎に提供するクーポン券を編集し、消費者別クーポンデータベース14cに登録する。クーポン提供部13は、消費者端末3からの要求に従って、当該消費者について編集されたクーポン券を消費者別クーポンデータベース14cから読み出し、インターネット4を介して要求元の消費者端末3に送信する。


【特許請求の範囲】
【請求項1】サーバ装置と、該サーバ装置に通信回線を介して接続された情報の提供者の利用に供する複数の第1の端末装置と、前記サーバ装置に通信回線を介して接続された情報の受領者の利用に供する第2の端末装置とを備え、前記第1の端末装置はそれぞれ、提供すべき情報を入力する情報入力手段と、前記情報入力手段から入力された情報を前記通信回線を介して前記サーバ装置に送信する情報送信手段とを備え、前記第2の端末装置は、受領すべき情報に対する希望条件を入力する条件入力手段と、前記条件入力手段から入力された希望条件を前記通信回線を介して前記サーバ装置に送信する希望条件送信手段と、前記希望条件送信手段から送信した希望条件に従って前記サーバ装置において編集された情報を、前記通信回線を介して前記サーバ装置から受信する編集情報受信手段と、前記編集情報受信手段が受信した編集された情報を出力する編集情報出力手段とを備え、前記サーバ装置は、前記複数の第1の端末装置それぞれの情報送信手段から送信された情報を受信する情報受信手段と、前記希望条件送信手段から送信された希望条件を受信する希望条件受信手段と、前記情報受信手段が各第1の端末装置から受信した情報を、前記希望条件受信手段が受信した希望条件に従って編集する情報編集手段と、前記情報編集手段によって編集された情報を前記通信回線を介して前記第2の端末装置に送信する編集情報送信手段とを備えることを特徴とする情報仲介システム。
【請求項2】情報の提供者の利用に供する複数の第1の端末装置と、情報の受領者の利用に供する第2の端末装置とにそれぞれ通信回線を介して接続されたコンピュータ装置が実行する方法であって、前記複数の第1の端末装置のそれぞれから、提供対象となる情報を通信回線を介して受信するステップと、前記第2の端末装置から、受領すべき情報の希望条件を通信回線を介して受信するステップと、各第1の端末装置から受信した情報を、前記第2の端末装置から受信した希望条件に従って編集するステップと、編集された情報を、前記第2の端末装置に前記通信回線を介して送信するステップとを含むことを特徴とする情報仲介方法。
【請求項3】情報の提供者の利用に供する複数の第1の端末装置と、情報の受領者の利用に供する第2の端末装置とにそれぞれ通信回線を介して接続され、前記複数の第1の端末装置のそれぞれから前記通信回線を介して送信された、前記第2の端末装置に提供すべき情報を受信する情報受信手段と、前記第2の端末装置から前記通信回線を介して送信された、受領すべき情報の希望条件を受信する希望条件受信手段と、前記情報受信手段が各第1の端末装置から受信した情報を、前記希望条件受信手段が受信した希望条件に従って編集する情報編集手段と、前記情報編集手段によって編集された情報を前記通信回線を介して前記第2の端末装置に送信する編集情報送信手段とを備えることを特徴とする情報仲介装置。
【請求項4】前記第2の端末装置は、複数あり、前記情報受信手段が前記複数の第1の端末装置から受信した情報をそれぞれ記憶する情報記憶手段と、前記希望条件受信手段が前記複数の第2の端末装置から受信した希望条件をそれぞれ記憶する希望条件記憶手段とを備え、前記情報編集手段は、前記希望条件記憶手段に記憶された各希望条件に従った情報を前記情報記憶手段から抽出することにより、前記情報送信手段から前記第2の端末装置のそれぞれに送信すべき情報を編集することを特徴とする請求項3に記載の情報仲介装置。
【請求項5】前記希望条件は、情報の受領を希望する時間を含み、前記情報編集手段は、前記希望条件記憶手段に記憶された希望条件としての時間となったときに、前記情報記憶手段から希望条件に従った情報を抽出することを特徴とする請求項4に記載の情報仲介装置。
【請求項6】前記情報編集手段が編集した情報を、情報の受領者別に記憶する編集情報記憶手段と、前記編集情報記憶手段に記憶された情報の送信要求を、前記通信回線を介して前記第2の端末装置のそれぞれから受信する要求受信手段とをさらに備え、前記編集情報送信手段は、前記要求受信手段による送信要求の受信に応じて、該送信要求に対応した受領者について記憶された情報を前記編集情報記憶手段から読み出し、対応する前記第2の端末装置に送信することを特徴とする請求項4または5に記載の情報仲介装置。
【請求項7】前記希望条件受信手段が受信した希望条件を、前記通信回線を介して前記複数の第1の端末装置のそれぞれに転送する希望条件転送手段をさらに備え、前記情報受信手段は、前記希望条件転送手段から転送された希望条件に従って前記複数の第1の端末装置のそれぞれにおいて入力された情報を受信するものであることを特徴とする請求項3に記載の情報仲介装置。
【請求項8】前記希望条件転送手段は、前記希望条件受信手段が受信した希望条件に対する回答入力欄を有するフォームであって、個別の識別情報が付されたフォームに従って前記希望条件を転送し、前記情報受信手段は、前記回答入力欄に希望条件に対する情報が書き込まれたフォームを前記複数の第1の端末装置のそれぞれから受信し、前記情報編集手段は、前記情報受信手段が受信したフォームに付された識別情報に従って、回答入力欄に書き込まれた情報を編集することを特徴とする請求項7に記載の情報仲介装置。
【請求項9】前記情報受信手段が前記複数の第1の端末装置からフォームを受信することによって、前記第1の端末装置の利用者に対する課金処理を行う課金手段をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の情報仲介装置。
【請求項10】前記複数の第1の端末装置のそれぞれが情報の提供対象としている地域に関する情報を記憶する地域情報記憶手段をさらに備え、前記希望条件は、受領を希望する情報の地域に関する情報を含み、前記希望条件転送手段は、前記希望条件に含まれる地域に対応した第1の端末装置に、前記希望条件受信手段が受信した希望条件を転送することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の情報仲介装置。
【請求項11】情報の提供者の利用に供する複数の第1の端末装置と、情報の受領者の利用に供する第2の端末装置とにそれぞれ通信回線を介して接続されたコンピュータ装置を、前記複数の第1の端末装置のそれぞれから前記通信回線を介して送信された、前記第2の端末装置に提供すべき情報を受信する情報受信手段、前記第2の端末装置から前記通信回線を介して送信された、受領すべき情報の希望条件を受信する希望条件受信手段、前記情報受信手段が各第1の端末装置から受信した情報を、前記希望条件受信手段が受信した希望条件に従って編集する情報編集手段、及び、前記情報編集手段によって編集された情報を前記通信回線を介して前記第2の端末装置に送信する編集情報送信手段として機能させるためのプログラム。


【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の情報提供者から1または多数の情報受領者に対して行う情報の提供を電子的に仲介する情報仲介システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及により、事業者にとっては電子商取引による取引機会の拡大がもたらされ、消費者にとっては情報へのアクセス機会の拡大がもたらされている。つまり、事業者は、自己の事業に関心のある消費者に対して事業に関する情報を効果的に提供することができるようになっており、消費者は、自分にとって関心があり、かつ利用し易い事業者が提供する情報を容易に探すことができるようになっている。
【0003】消費者が事業者から提供されている情報を探す場合には、サーチエンジンなどを利用して事業者が提供しているホームページを探すのが一般的であった。また、予め登録を行うことにより、自己が関心のある情報を提供しているメールマガジンの送付を受けるという場合もあった。さらに、消費者のプロファイルを予め登録しておき、事業者が提供する情報に関心があると思われる消費者を選び出して、電子メールで情報を提供することも行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のいずれの方法によっても、消費者に対して提供される情報は、一律のものであった。事業者が消費者毎に異なる情報をきめ細かく提供しようとすれば、その事業者自身が多くの種類の情報を作らなければならず、実質上消費者毎にきめ細かく情報の内容を編集して提供するということは困難であった。また、小規模な事業者が独自にこのような情報の提供サービスを行うことは、コスト面から非常に難しいという問題があった。
【0005】また、消費者の側も事業者別に情報の提供を受けていたため、受け取った情報を整理したり、情報の内容を比較検討したりということが困難であった。さらに、事業者から消費者に対して提供される情報は、いずれにしても事業者が予め用意したものであった。このため、消費者が希望する情報が見つからない場合には、その情報を提供可能な事業者がいたとしても、消費者は、何らの情報の提供も受けられないという問題があった。
【0006】本発明は、多数の情報提供者から1または多数の情報受領者に対して情報を提供する場合において、情報受領者の希望条件に沿って情報が提供されるように当該情報の提供を仲介する情報仲介システム等を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる情報仲介システムは、サーバ装置と、該サーバ装置に通信回線を介して接続された情報の提供者の利用に供する複数の第1の端末装置と、前記サーバ装置に通信回線を介して接続された情報の受領者の利用に供する第2の端末装置とを備え、前記第1の端末装置はそれぞれ、提供すべき情報を入力する情報入力手段と、前記情報入力手段から入力された情報を前記通信回線を介して前記サーバ装置に送信する情報送信手段とを備え、前記第2の端末装置は、受領すべき情報に対する希望条件を入力する条件入力手段と、前記条件入力手段から入力された希望条件を前記通信回線を介して前記サーバ装置に送信する希望条件送信手段と、前記希望条件送信手段から送信した希望条件に従って前記サーバ装置において編集された情報を、前記通信回線を介して前記サーバ装置から受信する編集情報受信手段と、前記編集情報受信手段が受信した編集された情報を出力する編集情報出力手段とを備え、前記サーバ装置は、前記複数の第1の端末装置それぞれの情報送信手段から送信された情報を受信する情報受信手段と、前記希望条件送信手段から送信された希望条件を受信する希望条件受信手段と、前記情報受信手段が各第1の端末装置から受信した情報を、前記希望条件受信手段が受信した希望条件に従って編集する情報編集手段と、前記情報編集手段によって編集された情報を前記通信回線を介して前記第2の端末装置に送信する編集情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0008】上記情報仲介システムでは、情報受領者は、第2の端末装置から希望条件を入力して、サーバ装置に送信すれば、複数の情報提供者が提供する情報のうちから自己の希望条件に沿って編集された情報を受け取ることができる。これにより、情報受領者にとっては、複数の情報提供者から提供されている情報を比較検討することが容易になる。また、情報提供者の側も、自分で情報の分類を行う必要がなく、低コストで有効な情報提供が可能となる。
【0009】上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかる情報仲介方法は、情報の提供者の利用に供する複数の第1の端末装置と、情報の受領者の利用に供する第2の端末装置とにそれぞれ通信回線を介して接続されたコンピュータ装置が実行する方法であって、前記複数の第1の端末装置のそれぞれから、提供対象となる情報を通信回線を介して受信するステップと、前記第2の端末装置から、受領すべき情報の希望条件を通信回線を介して受信するステップと、各第1の端末装置から受信した情報を、前記第2の端末装置から受信した希望条件に従って編集するステップと、編集された情報を、前記第2の端末装置に前記通信回線を介して送信するステップとを含むことを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため、本発明の第3の観点にかかる情報仲介装置は、情報の提供者の利用に供する複数の第1の端末装置と、情報の受領者の利用に供する第2の端末装置とにそれぞれ通信回線を介して接続され、前記複数の第1の端末装置のそれぞれから前記通信回線を介して送信された、前記第2の端末装置に提供すべき情報を受信する情報受信手段と、前記第2の端末装置から前記通信回線を介して送信された、受領すべき情報の希望条件を受信する希望条件受信手段と、前記情報受信手段が各第1の端末装置から受信した情報を、前記希望条件受信手段が受信した希望条件に従って編集する情報編集手段と、前記情報編集手段によって編集された情報を前記通信回線を介して前記第2の端末装置に送信する編集情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0011】上記情報仲介装置は、前記第2の端末装置は、複数ある場合において、前記情報受信手段が前記複数の第1の端末装置から受信した情報をそれぞれ記憶する情報記憶手段と、前記希望条件受信手段が前記複数の第2の端末装置から受信した希望条件をそれぞれ記憶する希望条件記憶手段とを備えるものとしてもよい。この場合、前記情報編集手段は、前記希望条件記憶手段に記憶された各希望条件に従った情報を前記情報記憶手段から抽出することにより、前記情報送信手段から前記第2の端末装置のそれぞれに送信すべき情報を編集するものとすることができる。
【0012】ここで、前記希望条件は、情報の受領を希望する時間を含むものとでき、前記情報編集手段は、前記希望条件記憶手段に記憶された希望条件としての時間となったときに、前記情報記憶手段から希望条件に従った情報を抽出するものとすることができる。
【0013】上記情報仲介装置は、前記情報編集手段が編集した情報を、情報の受領者別に記憶する編集情報記憶手段と、前記編集情報記憶手段に記憶された情報の送信要求を、前記通信回線を介して前記第2の端末装置のそれぞれから受信する要求受信手段とをさらに備えていてもよい。この場合、前記編集情報送信手段は、前記要求受信手段による送信要求の受信に応じて、該送信要求に対応した受領者について記憶された情報を前記編集情報記憶手段から読み出し、対応する前記第2の端末装置に送信するものとすることができる。
【0014】上記情報仲介装置は、また、前記希望条件受信手段が受信した希望条件を、前記通信回線を介して前記複数の第1の端末装置のそれぞれに転送する希望条件転送手段をさらに備えるものとしてもよい。この場合、前記情報受信手段は、前記希望条件転送手段から転送された希望条件に従って前記複数の第1の端末装置のそれぞれにおいて入力された情報を受信するものであってもよい。
【0015】ここで、前記希望条件転送手段は、前記希望条件受信手段が受信した希望条件に対する回答入力欄を有するフォームであって、個別の識別情報が付されたフォームに従って前記希望条件を転送するものであってもよく、前記情報受信手段は、前記回答入力欄に希望条件に対する情報が書き込まれたフォームを前記複数の第1の端末装置のそれぞれから受信し、前記情報編集手段は、前記情報受信手段が受信したフォームに付された識別情報に従って、回答入力欄に書き込まれた情報を編集するものとすることができる。
【0016】この場合において、前記情報受信手段が前記複数の第1の端末装置からフォームを受信することによって、前記第1の端末装置の利用者に対する課金処理を行う課金手段をさらに備えるものとしてもよい。
【0017】また、前記複数の第1の端末装置のそれぞれが情報の提供対象としている地域に関する情報を記憶する地域情報記憶手段をさらに備えるものとしてもよい。この場合、前記希望条件は、受領を希望する情報の地域に関する情報を含むものとでき、前記希望条件転送手段は、前記希望条件に含まれる地域に対応した第1の端末装置に、前記希望条件受信手段が受信した希望条件を転送するものとすることができる。
【0018】上記目的を達成するため、本発明の第4の観点にかかるプログラムは、情報の提供者の利用に供する複数の第1の端末装置と、情報の受領者の利用に供する第2の端末装置とにそれぞれ通信回線を介して接続されたコンピュータ装置を、前記複数の第1の端末装置のそれぞれから前記通信回線を介して送信された、前記第2の端末装置に提供すべき情報を受信する情報受信手段、前記第2の端末装置から前記通信回線を介して送信された、受領すべき情報の希望条件を受信する希望条件受信手段、前記情報受信手段が各第1の端末装置から受信した情報を、前記希望条件受信手段が受信した希望条件に従って編集する情報編集手段、及び、前記情報編集手段によって編集された情報を前記通信回線を介して前記第2の端末装置に送信する編集情報送信手段として機能させることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0020】[第1の実施の形態]図1は、この実施の形態にかかる情報仲介システムの構成を示すブロック図である。この情報仲介システムは、多数の事業者から多数の消費者へ商品やサービスのクーポン券を情報として消費者が指定した時期毎に提供するものであり、図1に示すように、サーバ装置1と、複数の事業者端末2と、複数の消費者端末3とから構成されている。事業者端末2と消費者端末3のそれぞれは、インターネット4を介してサーバ装置1に接続される。
【0021】サーバ装置1は、事業者端末2から送られてきたクーポン券に関する情報に基づいて消費者それぞれの希望条件に合ったクーポン券を編集し、消費者端末3からの要求に応じて送信するもので、通信処理部11と、クーポン編集部12と、クーポン提供部13と、データ記憶部14とを備えている。データ記憶部14には、消費者毎にクーポン券を編集するために必要なデータを記憶するもので、事業者別クーポンデータベース14aと、希望条件データベース14bと、消費者別クーポンデータベース14cとが含まれている。
【0022】通信処理部11は、事業者端末2からクーポン券に関する情報を、消費者端末3から各消費者の希望条件に関する情報をインターネット4を介して受信し、それぞれ事業者別クーポンデータベース14a、希望条件データベース14bに記憶させる。通信処理部11は、また、クーポン提供部13から渡された消費者別に編集されたクーポン券をインターネット4を介して消費者端末3に送信する。
【0023】クーポン編集部12は、希望条件データベース14b及び事業者別クーポンデータベース14aに記憶されたデータに基づいて、消費者毎のクーポン券を編集し、対応する消費者の消費者別クーポンデータベース14cに登録する。クーポン提供部13は、消費者端末3から送られてきた要求に基づいて、消費者別クーポンデータベース13cから当該消費者について編集されたクーポン券を読み出し、通信処理部11に渡して返送させる。
【0024】希望条件データベース14bは、消費者毎にクーポン券の提供を受けるための希望条件を記憶したデータベースであり、図2に示すようなリレーショナルデータベースの表を有している。この表に含まれる各レコードは、消費者名、編集したクーポン券を記憶すべき消費者別データベース14cのアドレス、クーポン券の提供を受けることを希望する日時(提供日時)、提供を受けることを希望するクーポン券のカテゴリ、及び提供を受けることを希望するクーポン券の地域からなる。
【0025】なお、消費者は、複数のカテゴリ及び地域についてクーポン券の提供を受けることが可能であるが、カテゴリおよび/または地域が異なれば、それぞれが1レコードとして希望条件データベース14bに登録される。また、提供日時としては、毎日、所定の曜日、毎月の特定の日というような指定をすることもできる。これらの希望条件データベース14bに登録される情報は、所定のフォームに従って消費者端末3で入力され、サーバ装置1に送られてくる。
【0026】事業者別クーポンデータベース14aは、地域及びカテゴリ別に各事業者が提供するクーポン券を登録したデータベースであり、図3に示すようなリレーショナルデータベースの表を有している。表は、情報の提供者である事業者毎に分かれて用意されており、それぞれの表に含まれる各レコードは、情報の提供対象となる地域と、スポーツ、家電、レジャー、生活といったカテゴリ毎に分類されたクーポン券のデータからなる。各事業者は、事業者端末2において自己の表のみを編集し、事業者別クーポンデータベース14aに登録する。
【0027】消費者別クーポンデータベース14cは、消費者毎(すなわち、消費者端末3毎)に用意されており、それぞれクーポン編集部12が編集したクーポン券を記憶する。消費者別クーポンデータベース14cに記憶されたクーポン券は、それぞれ対応する消費者端末3からアクセスされ、消費者の認証があった場合に当該消費者端末3に提供することができる。
【0028】図1に戻って説明を続けると、事業者端末2は、ブラウザソフトの動作環境を有するパーソナルコンピュータによって構成され、事業者が消費者に送りたいクーポン券に関する情報を入力して、サーバ装置1に送信するもので、通信処理部21と、入力処理部22と、表示処理部23とを備えている。各処理部21〜23の機能は、ブラウザソフトとの協働によって構築されている。
【0029】通信処理部21は、事業者が入力処理部22から入力したクーポン券に関する情報をインターネット4を介してサーバ装置1に送信する。入力処理部22は、事業者がそれぞれのクーポン券に関する情報を入力するための処理、すなわち事業者別クーポンデータベース14aに登録する表を編集するための処理を行う。表示処理部23は、クーポン券に関する情報を入力する際に必要な表示などを行う。なお、事業者別クーポンデータベース14aに登録される表を編集するために、インターネット4を介してサーバ装置1にアクセスし、事業者端末2で自己の表を閲覧、編集できるようになっている。
【0030】消費者端末3は、ブラウザソフトの動作環境を有するパーソナルコンピュータによって構成され、消費者が希望した条件に合ったクーポン券をサーバ装置1から受信して出力するもので、通信処理部31と、入力処理部32と、表示処理部33と、印刷処理部33とを備えている。各処理部31〜34の機能は、ブラウザソフトとの協働によって構築されている。
【0031】通信処理部31は、消費者が入力処理部32から入力したクーポン券の希望条件及びクーポン券の送信要求をインターネット4を介してサーバ装置1に送信する。通信処理部31は、また、クーポン券の送信要求に応答してサーバ装置1からインターネット4を介して送られてきた、当該消費者についてのクーポン券をデータとして受信する。
【0032】入力処理部32は、消費者が提供されることを希望するクーポン券に関する条件を入力するための処理を行う。入力処理部32は、また、サーバ装置1からのクーポン券の送信要求の入力や、クーポン券の表示や印刷のために必要な指示を入力するための処理も行う。表示処理部33は、入力部32からの指示に基づいて、サーバ装置1から受信したクーポン券を表示する。印刷処理部34は、入力部32からの指示に基づいて、表示処理部33によって表示されているクーポン券を用紙上に印刷する。
【0033】以下、この実施の形態にかかる情報仲介システムにおける処理について説明する。図4は、この情報仲介システムにおいてサーバ装置1が実行する処理を示すフローチャートであり、(a)はクーポン券の編集処理を、(b)はクーポン券の提供処理を示し、両者がそれぞれ並行して実行されている。
【0034】クーポン券の編集処理では、クーポン編集部12は、希望条件データベース14bを参照し、いずれかの消費者がクーポン券の提供を受けることを希望する日時として登録した提供日時になっているかどうかを判定する(ステップS101)。提供日時となっていなければ、ステップS101の処理を繰り返し、クーポン券の提供日時となるのを待機する。
【0035】クーポン券の提供日時となっていると、クーポン編集部12は、希望条件データベース14bからクーポン券の提供日時となった1レコードを抽出する(ステップS102)。次に、抽出したレコードに含まれるクーポン券の地域とカテゴリとを取り出し、取り出した地域とカテゴリとをキーとして事業者別クーポンデータベース14aを検索し、該当する事業者別クーポンデータベース14a中のレコードを全て抽出する(ステップS103)。
【0036】次に、クーポン編集部12は、ステップS103で取り出した各レコードに基づいて、消費者端末2に送信すべきクーポン券を編集する。例えば、予め用意されたクーポンのフォームを取り出したレコードに対応する数だけ用意し、各フォームに各レコードのデータを書き込み、対象となるクーポン券がそれぞれ並べられたHTML形式のデータを作成する(ステップS104)。そして、ステップS102で抽出したレコードに含まれるアドレスの消費者別クーポンデータベース14cに登録する(ステップS105)。
【0037】編集したクーポン券の登録が終了すると、クーポン編集部12は、クーポン券の提供日時が同じである他のレコードが希望条件データベース14bに登録されているかどうかを判定する(ステップS106)。提供日時が同じレコードがあればステップS102の処理に戻り、当該提供日時の次のレコードを希望条件データベース14bから取り出して、同様の処理を行う。一方、提供日時が同じレコードがなければ、ステップS101の処理に戻り、いずれかのレコードにおいてクーポン券の提供日時として指定している日時になるのを再び待機する。
【0038】クーポン券の提供処理では、クーポン提供部13は、消費者端末3からのクーポン券の送信要求を通信処理部11が受信しているかどうかを判定する(ステップS151)。クーポン券の送信要求を受信していなければ、ステップS151の処理を繰り返し、クーポン券の送信要求を受信するのを待機する。
【0039】クーポン券の送信要求を受信した場合には、クーポン提供部13は、さらに消費者端末3から続いて送られてくる消費者ID及びパスワードに従って、正当な消費者がクーポン券の送信要求をしているかどうかを判定する(ステップS152)。正当な消費者がクーポン券の送信要求をしていない場合には、その送信要求を受け付けることなく、ステップS151の処理に戻る。
【0040】正当な消費者であることが認証された場合は、クーポン提供部13は、当該消費者についての消費者別クーポンデータベース14cに記憶されているクーポン券を読み出す(ステップS153)。そして、読み出したクーポン券を通信処理部11からインターネット4を介して要求元の消費者端末3に送信させる(ステップS154)。そして、ステップS151の処理に戻り、次にクーポン券の送信要求を受信するのを待機する。
【0041】次に、事業者端末2における処理を説明する。各事業者は、各消費者に提供しようとするクーポン券の内容を更新しようとするとき、入力処理部22から所定の指示を入力してサーバ装置1にアクセスし、事業者別クーポンデータベース14aに登録されている自己の表を取得する。取得した表は、表示処理部23に表示される。そして、事業者は、更新後のクーポン券の内容を入力処理部22から入力し、通信処理部21からインターネット4を介してサーバ装置1に送信させる。これにより、事業者別クーポンデータベース14aに登録されている当該事業者の表が更新される。
【0042】次に、消費者端末3における処理を説明する。各消費者が提供されることを希望するクーポン券の条件を登録しようとするときは、入力処理部32から所定の指示を入力してサーバ装置1にアクセスし、所定の入力フォームを取得する。そして、この入力フォームに従って希望条件をそれぞれ入力し、通信処理部31からインターネット4を介してサーバ装置1に送信することで、希望条件データベース14bにクーポン券の希望条件が登録される。
【0043】また、各消費者について編集されたクーポン券を受け取ろうとする場合には、入力処理部32から所定の指示を入力してサーバ装置1にアクセスし、消費者IDとパスワードとを入力し、通信処理部31からサーバ装置1に送信させる。入力した消費者ID及びパスワードにより消費者認証がされると、サーバ装置1から送られてきた当該消費者についてのクーポン券を通信処理部31が受信する。通信処理部31が受信したクーポン券は、表示処理部33に表示される。この中に消費者が使用したいものがある場合には、入力処理部32を操作して、いずれかのクーポン券を指定して印刷を指示する。すると、印刷処理部34によって指定したクーポン券が用紙上に印刷されて出力される。用紙上に印刷されたクーポン券を事業者の店舗で買い物する際に提出することで、消費者は割引などのサービスを受けることができる。
【0044】以上説明したように、この実施の形態にかかる情報仲介システムでは、各事業者が自己の事業に関連した情報を事業者別クーポンデータベース14aに登録し、各消費者が提供されるクーポン券の希望条件を希望条件データベース14bに登録しておけば、各消費者は、提供する事業者に関わらず、クーポン券のみを自己の消費者別データベース14cに登録させてまとめて受け取ることができる。
【0045】このため、各事業者にとっては、自分で消費者毎に細かくクーポン券を分類しなくても、自己の事業に関するクーポン券を、求めている消費者に提供することができる。また、事業者別クーポンデータベース14aに自己のクーポン券に関する情報を表として登録すればいいだけなので、低コストで運用することが可能で、小規模の事業者であってもインターネット4を通じてクーポン券の配布を行えるようになる。一方、各消費者にとっても、希望した日時に、希望した地域及びカテゴリに分類されてクーポン券が更新されることとなるため、クーポン券を整理したり、内容を比較検討したりということが容易に行えるようになる。
【0046】[第2の実施の形態]図5は、この実施の形態にかかる情報仲介システムの構成を示すブロック図である。この情報仲介システムは、消費者からの質問内容に基づいて、多数の事業者が広告などの情報を提供できるようにするものであり、図5に示すように、サーバ装置5と、複数の事業者端末6と、1または複数の消費者端末7(図では、1つだけ示す)とから構成されている。事業者端末6と消費者端末7のそれぞれは、インターネット4を介してサーバ装置5に接続される。
【0047】サーバ装置5は、消費者端末7から送られてきた質問内容を事業者端末6に転送し、それに対する事業者端末6からの回答を編集して、消費者端末7に返送するもので、通信処理部51と、フォーム提供部52と、フォーム転送部53と、事業者情報データベース54と、回答編集部55と、課金処理部56とを備えている。
【0048】通信処理部51は、消費者端末7から送られてくるフォーム要求と、質問が書き込まれた質問フォームと、事業者端末6から送られてくる回答が書き込まれた質問フォームとを、インターネット4を介して受信し、それぞれフォーム提供部52、フォーム転送部53、回答編集部55に渡す。通信処理部51は、また、フォーム提供部52から提供された質問フォームをインターネット4を介して要求元の消費者端末7に送信し、フォーム転送部53から渡された質問フォームをインターネット4を介して宛先となる事業者端末6に送信し、回答編集部55から渡された編集された回答を消費者端末7に送信する。
【0049】フォーム提供部52は、消費者端末7からのフォーム要求に従って、固有の識別番号を有するフォームを発行し、通信処理部51に渡す。フォーム転送部53は、消費者端末7から受信した質問フォームを事業者情報データベース54に記憶された地域及びカテゴリに従って宛先となる事業者端末6を指定し、質問元の消費者端末7及びその利用者である消費者を特定不可能なようにして、通信処理部51に渡す。事業者情報データベース54は、事業者端末6のそれぞれが情報提供の対象としている地域、提供する情報のカテゴリを記憶する。
【0050】回答編集部55は、事業者端末6からそれぞれ送られた回答の記入された質問フォームにそれぞれ付されている識別番号に従って、質問毎に回答を編集し、質問元の消費者端末7を宛先として通信処理部51に渡す。課金処理部56は、回答編集部55が回答の記入された質問フォームを受け取る毎に、その回答者である事業者端末6毎に費用を請求するための課金処理を行う。
【0051】図6は、フォーム提供部52から提供される質問フォームの例を示す図である。図示するように、質問フォームには、それぞれに固有の識別番号が付されている。次に、質問を行う消費者自身に関する情報として、性別を選択するエリアと、年齢を入力するエリアと、趣味・スポーツ等の嗜好など消費者のプロファイルを入力するエリアとが設けられている。これら3つのエリアの記入内容は、フォーム転送部53が事業者端末6に転送するときには除かれる。
【0052】その次に、消費者が希望する情報の提供対象となっている地域を指定するエリアと、消費者が提供を希望する情報のカテゴリを指定するエリアと、消費者が質問に対する回答の受け取りを希望する期限を指定するエリアとが設けられている。さらに、消費者が情報として事業者からの回答を受け取るための質問を入力するエリアが設けられている。最後に、事業者が質問に対する回答するエリアが設けられている。
【0053】図5に戻って説明を続けると、事業者端末6は、ブラウザソフトの動作環境を有するパーソナルコンピュータによって構成され、サーバ装置5から転送された質問フォームに回答を入力して返送するもので、通信処理部61と、入力処理部62と、表示処理部63とを備えている。各処理部61〜63の機能は、ブラウザソフトとの協働によって構築されている。
【0054】通信処理部61は、サーバ装置5から転送された質問が書き込まれた質問フォームを受信し、表示処理部63に渡すと共に、入力処理部62から回答が入力された質問フォームをインターネット4を介してサーバ装置5に送信する。入力処理部62は、表示処理部63に表示された質問が書き込まれた質問フォームに従って、該質問に対する回答を入力するための処理を行う。表示処理部63は、通信処理部61から渡された質問が書き込まれた質問フォームを表示する。
【0055】消費者端末7は、ブラウザソフトの動作環境を有するパーソナルコンピュータによって構成され、消費者が得たい情報についての条件を質問としてサーバ装置5に送り、それに対してサーバ装置5から送られてくる情報を受信して出力するもので、通信処理部71と、フォーム要求部72と、入力処理部73と、表示処理部74とを備えている。各処理部71〜74の機能は、ブラウザソフトとの協働によって構築されている。
【0056】通信処理部71は、フォーム要求部72から渡されたフォーム要求及び入力処理部72から渡された質問が書き込まれた質問フォームをインターネット4を介してサーバ装置5に送信すると共に、サーバ装置5から送られた回答を受信し、表示処理部74に渡す。
【0057】フォーム要求部72は、消費者が質問を行う前に質問フォームをサーバ装置5から取得するための要求を入力し、そのフォーム要求を通信処理部71に渡す。入力処理部73は、表示処理部74に表示された質問フォームに従って、質問を入力するための処理を行う。表示処理部74は、通信処理部71から渡された質問フォーム、質問に対する編集された回答などを表示する。
【0058】以下、この実施の形態にかかる情報仲介システムにおける処理について説明する。図7は、この情報仲介システムにおける処理を示すフローチャートである。
【0059】まず、消費者が消費者端末7のフォーム要求部72からフォーム要求を入力し、通信処理部71からインターネット4を介してサーバ装置5に送信させる(ステップS241)。このフォーム要求をサーバ装置5の通信処理部51が受信し、フォーム提供部52に渡す(ステップS201)。フォーム提供部52は、フォーム要求が渡されると新たな識別番号を付した質問フォームを発行し、通信処理部51からインターネット4を介して要求元の消費者端末7に送信させる(ステップS202)。
【0060】消費者端末7の通信処理部71は、フォーム要求に従って送られてきた質問フォームを受信し、表示処理部74が受信した質問フォームを表示する(ステップS242)。消費者は、表示された質問フォームに従って入力処理部73を操作し、消費者自身に関する情報をそれぞれのエリアに入力すると共に、質問の地域、カテゴリ及び回答期限を各エリアに入力し、さらに質問内容を該当エリアに入力する(ステップS243)。そして、入力処理部73から指示入力することで、質問が書き込まれた質問フォームが通信処理部71からインターネット4を介してサーバ装置5に送信される(ステップS244)。
【0061】サーバ装置5の通信処理部51は、質問の書き込まれた質問フォームを受信し、これをフォーム転送部53に渡す(ステップS203)。フォーム転送部53は、受け取った質問フォームから消費者に関する情報を記入した部分を除き、事業者データベース54に質問フォーム内に入力されている地域及びカテゴリを登録している事業者の事業者端末6を宛先として、質問が書き込まれた質問フォームを通信処理部51からインターネット4を介して送信させる。また、この質問フォーム中の識別番号と回答期限とを回答編集部55に通知する(ステップS204)。
【0062】宛先となった事業者端末6の通信処理部61は、サーバ装置5から転送された質問の書き込まれた質問フォームを受信し、表示処理部64が受信した質問フォームを表示する(ステップS221)。事業者は、表示された質問フォームに従って入力処理部62を操作し、質問に対する回答を該当するエリアに入力する(ステップS222)。そして、入力処理部62から指示入力することで、さらに回答が書き込まれた質問フォームが通信処理部61からインターネット4を介してサーバ装置5に送信される(ステップS223)。事業者端末6における処理は、これで終了である。
【0063】一方、サーバ装置5では、質問が書き込まれた質問フォームを転送した後、その質問フォームに記入された回答期限となったかどうかを判定する(ステップS205)。回答期限となるまで、ステップS223で事業者端末6から送られてきた回答が記入された質問フォームを通信処理部51が受信すると、これを回答編集部55に渡す(ステップS206)。この回答が記入された質問フォームの受信により、課金処理部56は、当該回答が記入された質問フォームを送った事業者に対して請求する費用の課金処理を行う(ステップS207)。そして、ステップS205の処理に戻る。
【0064】ステップS205で回答期限となっていると、回答編集部55は、当該回答期限となった質問に対して、いずれかの事業者端末6から回答が記入された質問フォームを受信していたかどうかを判定する(ステップS208)。いずれの事業者端末6からも回答が記入された質問フォームを受信していない場合には、このまま処理を終了する。
【0065】いずれか1以上の事業者端末6から回答が記入された質問フォームを受信していた場合には、回答編集部55は、受信した各質問フォームの識別番号を参照することにより、当該回答期限となった質問フォームに記入された質問に対して送られてきた回答を編集する(ステップS209)。そして、回答編集部55は、編集した回答を通信処理部51からインターネット4を介して質問元の消費者端末7に送信する(ステップS210)。これでサーバ装置5における処理が終了となる。
【0066】一方、消費者端末7の通信処理部71は、サーバ装置5から送られてきた編集された回答を受信し、表示処理部74に表示させる(ステップS245)。これにより、消費者は、自分が入力した質問に対する回答をまとめて見ることができるようになる。以上で、この情報仲介システムにおける全ての処理を終了する。
【0067】以上説明したように、この実施の形態にかかる情報仲介システムでは、得たい情報がある消費者は、その情報に対して質問を作成してサーバ装置1に送れば、事業者端末6の利用者である事業者からその質問に対する回答が送られてくる。このため、消費者には情報を探す手間がかからないばかりでなく、必要な情報を予め提供している事業者がいなかったとしても、その情報を事業者からの回答として得ることができる。しかも質問があって初めて提供される情報であるため、常に最新の情報を得ることができる。また、事業者端末6に転送される質問フォームからは消費者に関する情報が除かれるので、情報セキュリティも図られている。
【0068】一方、事業者にとっても、消費者にとって現に必要とされている情報を回答として与えることとなるため、自己の事業に顧客を有効に呼び込むことができる。しかも、消費者に対する情報の提供は、質問に対して回答を入力し、事業者端末6からサーバ装置5に返送するだけでよいので、自らシステムを運用管理する必要がなく、質問に対する回答として情報を提供することによって初めて課金がされるので、小さな事業者でも低コストで効果的な情報提供が可能となる。
【0069】[実施の形態の変形]本発明は、上記の第1、第2の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0070】上記の第1の実施の形態では、システムを運用するための費用に関する課金処理について特に述べていなかったが、例えば、次のような課金処理を適用することができる。事業者端末2から新たな表が送られてきて、事業者別データベース14aに登録するときに当該事業者に対して課金することができる。また、クーポン編集部12が消費者別のクーポン券を編集し、消費者別クーポンデータベース14cに登録するときに、その中に含まれている各クーポン券を提供する事業者に対して課金することができる。或いは、クーポン提供部13が消費者別クーポンデータベース14cから編集されたクーポン券を消費者に提供するときに、その中に含まれている各クーポン券を提供する事業者に対して課金することもできる。
【0071】上記の第1の実施の形態では、クーポン編集部12は、希望条件データベース14bに記憶された各消費者の希望条件に従って、クーポン券を編集するだけであった。これに対して、さらに履歴に応じてクーポン券を編集することもできる。つまり、消費者端末3に送信する各クーポン券に消費者別の識別情報を付しておき、クーポン券が使用された場合に該クーポン券に関する情報を事業者端末2からサーバ装置1に送信して、サーバ装置1内の履歴データベースに蓄積する。そして、クーポン編集部12は、履歴データベースに蓄積された消費者毎のクーポン券の使用の履歴に従って、クーポン券が示す商品の割引率を変えるなどの編集処理を行ってもよい。
【0072】上記の第1の実施の形態では、サーバ装置1で編集されたクーポン券は、消費者別クーポンデータベース14cに一旦記憶され、消費者端末3からの送信要求に応答してインターネット4を介して消費者端末3に送られるものとなっていた。これに対して、クーポン編集部12が編集を行う都度、消費者端末3に電子メールで送るものとしてもよい。また、消費者が編集されたクーポン券を受け取る形態(メール送信、FAX送信、郵送などの別)を希望条件の1つとして希望条件データベース14bに記憶しておき、クーポン編集部12が編集したクーポン券を当該消費者が選択した形態に従って送るようにしてもよい。
【0073】上記の第1の実施の形態では、各消費者に送付するクーポン券は、消費者が実際に利用する(した)かどうかとは全く関わらずに編集されていた。これに対して、消費者に提供するクーポン券に消費者毎の識別情報を付し、事業者は、消費者によってクーポン券が実際に利用された場合に、これを事業者端末2からサーバ装置1に送り、履歴としてサーバ装置1内に蓄積するものとしてもよい。そして、クーポン編集部12は、蓄積された消費者のクーポン利用の履歴に基づいて、例えば使用頻度が多い消費者ほど割引率を高くするなど、クーポンの内容を変えて編集するものとしてもよい。
【0074】上記の第1の実施の形態では、クーポン編集部12が編集したクーポン券は、消費者別クーポンデータベース14cに保存され、消費者端末3からのアクセスによって提供されるだけであった。ここで、消費者端末3からのアクセスによって実際に消費者が取得したクーポン券を、事業者別クーポンデータベース14aに登録されたクーポン券の種類毎に、或いは事業者毎にカウントしてランキングを作成するものとしてもよい。このランキングは、事業者端末2と消費者端末3とのいずれにも提供することができる。
【0075】上記の第1の実施の形態では、消費者別クーポンデータベース14cに保存されたクーポン券は、事業者別クーポンデータベース14aの内容と変わっても変更されることがなかった。これに対して、事業者別クーポンデータベース14aの内容が更新されたとき、クーポン編集部12は、更新された内容に対応したクーポン券が消費者別クーポンデータベース14cに保存されているかどうかを調べ、保存されている場合には、これを事業者別クーポンデータベース14aの内容と一致するように更新してもよい。
【0076】上記の第1の実施の形態では、消費者端末3に提供されるクーポン券のデザインについて特に述べていなかった。しかしながら、提供されるクーポン券について、事業者が指定して事業者別クーポンデータベース14aにデザインを登録したり、消費者が指定して消費者別クーポンデータベース14cにデザインを登録しておき、登録されたデザインのクーポン券が提供されるものとしてもよい。また、消費者端末3にクーポン券が提供された後に、消費者端末3における消費者の操作で、デザインを変更できるものとしてもよい。
【0077】上記の第2の実施の形態では、質問フォームにおいて消費者が質問を入力し、事業者が回答を入力する場合に、当該質問または回答をテキストデータの文書で入力しなければならないようになっていた。これに対して、メニューから所望の項目を選択することによって、質問または回答を入力できるようにしてもよい。フォーム転送部53及び回答編集部55は、質問フォームで選択された質問または回答の項目をテキストデータに変換できるようにしてもよい。この質問フォームのデザインも、クーポン券のデザインと同じように消費者が指定できるものとしてもよい。また、事業者または消費者が回答のデザインを指定して、指定したデザインに従って回答が消費者端末7に提供されるものとしてもよい。
【0078】上記の第1、第2の実施の形態では、クーポン券や回答は、消費者が指定したタイミングで編集されたり、送られてくるものとしていた。これをさらに進めて、スケジュール管理機能を実現することも可能である。例えば、第1の実施の形態のシステムでは、希望条件データベース14bに消費者各自のスケジュールを登録するものとし、クーポン編集部12は、クーポン券をスケジュール別に分類して消費者別クーポンデータベース14cに格納するものとしてもよい。また、第2の実施の形態のシステムでは、消費者が1日のスケジュールに基づいて質問フォームへ質問を入力できるものとし、事業者がスケジュール中のどのタイミングに回答したのかを質問フォームに入力できるものとしてもよい。そして、回答編集部55は、スケジュールに従って回答を分類して編集するものとしてもよい。
【0079】上記の第1、第2の実施の形態では、クーポン券や回答は、クーポン券の希望を行ったり、質問を入力したりした消費者の消費者端末3、7に送られてくるだけであった。これに対して、クーポン券や回答の転送を転送先のアドレスと共に消費者が指定することにより、サーバ装置1、5から当該消費者以外の者に送られるようにしてもよい。
【0080】上記の第1、第2の実施の形態では、消費者端末3、7は、パーソナルコンピュータによって構成されるものとしていたが、インターネット接続機能を有する携帯電話機によって構成されるものであってもよい。特に第2の実施の形態のシステムにおいて消費者端末7として携帯電話機を適用した場合には、消費者は、旅行先などどこにいても、このシステムにおいて提供されるサービスを利用することができる。
【0081】上記の第1、第2の実施の形態では、サーバ装置1には、クーポン編集部12とクーポン提供部13の機能が、サーバ装置5には、フォーム提供部52、フォーム転送部53及び回答編集部55の機能が予め構築されているものとして、これら各部の機能により図4R>4、図7のフローチャートに示すプログラムが実行されるものとしていた。これに対して、図4、図7のフローチャートに示すプログラムをCD−ROM、DVD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して配布し、汎用コンピュータにインストールするものとしてもよい。また、インターネット4上のWebサーバが有する固定ディスク装置にこれらのプログラムを格納しておき、インターネット4を介してこれらのプログラムをサーバ装置1、5にダウンロードするものとしてもよい。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、情報受領者は、多くの情報提供者から提供される情報のうち自分の希望条件に沿った情報を適切に受け取ることができるようになる。