2010年04月20日

先義後利

 「国を治めるうえで何よりも大切なことは、目先の利益ではなく、仁義、すなわち社会の原理原則である道義、道徳である」と孟子はいう。

 人は、「自分にとって、これは損か得か」で物事を判断し、「利」を先に求めがちである。企業経営にあてはめるなら、「顧客のことをまず第一に考え、自分の利益はその次でいい」と私は解釈しています。

「先義後利」の考えを持って仕事にの取り組めば、信頼を得ることができるし、この教えを守っていけば、信頼を失うこともない。先に「義」を果たせば、後から「利」はついてくるのである。

 競争の時代では、とりわけ収益第一主義に陥りがちである。これは大きな誤りであると同時に、実は「利」に走れば、かえって「利」も得られない。

「人と人とのつながり」、「人と人が支えあう関係」が信頼と信用を築く。

「こちらが儲かることなら、何でもいい」と、自分の利益ばかりを第一に考えていたのでは、クライアント企業の真のニーズなど探せないし、大きな利益は得られない。まずは、相手の利益を考える。人から信頼を得るには、人のためにやることが基本である。


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