2011年08月
2011年08月06日
本日は、面白い物語をお話します。
自宅の近くに神田川が流れているのですが、
そこには、たまに「野生の鴨」が飛んできます。
でも、絶対にエサはあげない様にしているんです。
なぜなら、こんな怖い話があるからなんです。
『昔々、デンマークのジーランドにある湖に、
毎年秋になると大集団を組んで南へ飛んで行く、
野鴨を観察している老人がいました。
この人は、慈悲深い人だったので、野鴨にエサをやる
ようになったのです。
当然、鴨たちは最初は警戒するが、一羽が味をしめると
楽してエサにありつけることに慣れてしまい、エサを
求めて他の湖に飛ばなくなったのです。
やがて、この湖に居ついた鴨たちは、南へ飛ばずに、
ここで越冬するようになりました。
すると、完全に野生を無くした鴨たちは、
どんどん肥え、「アヒル」のように家畜の様になって
しまったのです。
そればかりか、野鴨たちはもはや、飛ぶ必要がなくなった
ので、いつのまにか短い距離しか飛ぶことができなくなり、
数年経つとすっかり太って、まったく飛ぶことができなく
なってしまいました。
やがて老人は亡くなり、餌がもらえなくなった鴨たちは、
自分でエサを獲らなければならないが、時は既に遅しで、
他の湖に飛べないのです。
そして、春の雪解けで、濁流が湖に流れ込んできて、
なすすべもなく、水で押し流されてしまいました。』
その後、鴨たちがどうなってしまったかは、想像できる
と思いますが、この話は
「楽な生活や仕事に慣れてしまうと、イザという時に、
何も出来なくなってしまう」
という、本当に怖い教訓なんです。
エサを他人から与えれれ、太った飛べない野鴨になるな!
現状に満足することなく、何処にでも飛んでいけるために、
自らを鍛え、強靭な野鴨とならなければ生き延びられない。
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